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【JAEPO 2013】スクウェア・エニックスブースレポート
「ロード オブ ヴァーミリオンIII」の詳細をプレゼン
(2013/2/16 02:57)
スクウェア・エニックスブースでは、オンライン対戦カードゲーム「ロード オブ ヴァーミリオン」(LoV)シリーズの最新作で、今夏稼働開始予定の「ロード オブ ヴァーミリオンIII」をプレイアブル出展した。
ステージイベントでは参加した来場者には、会場限定のキラスターターデッキをプレゼントしていた。イベントにはスクウェア・エニックスの柴 貴正プロデューサー、浅尾祥正ディレクターとゲームデザイナーの横山賢介氏の3名が登場し、プロモーションを映像の公開と並行して、前作にはなかった新システムなどについての詳しい説明が行なわれ、1月31日に公開されたティザーサイトで触れられていなかった部分も含めた、さまざな新要素が明らかになった。
なお、イベントで判明した主な内容は以下のとおり。「LoV」プレーヤーはもちろん、本作に初めて興味を持った人も事前予習のつもりでぜひチェックしていただきたい。
- シリーズ初となる筐体のリニューアルを実施。前作までのレバーはなくなり、操作はボタンとタッチモニターで基本的な動作を行ない、プレイスクリーンで使い魔カードに関する特殊操作を行なう仕様になった。さらにプレイスクリーンの上半分がオフェンシブゾーン、下半分がディフェンシブゾーンに区分される。
- 最大8人までが同時参加可能となる、4対4によるオンラインマルチバトルシステムを導入。最終的にはプレーヤー自身が1位になることを目指すのが目標となるため、“ソウル”と呼ばれる評価ポイントは、個人の「試合への貢献度」の評価によって加算され、その総量が全国ランキングを決定付ける。
- 相手側のアルカナストーンを3個破壊すれば勝ちとなる基本ルールは同じ。
- 新システムとして、各カードごとに設定されたアタッカー、ディフェンダー、マジシャンの3すくみシステムによるジョブを導入する。
- デッキ構築時にいわゆるトータルコストの上限がなくなり、登録できるカードはプレーヤーカード1枚と使い魔カード7枚までとなる。
- バトル中は、時間が経過するごとにマナというポイントがたまり、マナが個々のカードのコスト分の数値に達すると新要素であるアビリティを発動させることができる。また、マナはマナタワーと呼ばれる施設を占領することでも増やせる。
- さらに各カードのコスト分のマナを消費することで使い魔が覚醒し、再度マナを使うと超覚醒状態へと変化するようになる新システムも導入。
また、後半には「LoV Re:2」のカリスマプレーヤー、fan114氏が登壇。柴氏とのスペシャルトークセッションも行なわれ、「LoVIII」の稼働にあたり以下のような運営および展開を予定していることが明らかにされた。
- RPG的な成長要素であるレベルの概念は廃止する。その代わりに、新たなやり込み要素を多数導入する。
- 今作からシステムをNESiCAxLiveへと移行するため、前作までのプレーヤーデータは引き継ぎの際に新規のもとなる。ただし、今までに獲得した称号やBGMはそのまま移行できる予定で、ゲスト称号の引き継ぎは現在関係各社と交渉中とのこと。
- システム一新により、前作までに登場したカードは「LoVIII」では使えなくなる。その代わりに、以後毎回バージョンアップするごとに100枚以上の新カードを追加していく予定。
- プレイ動画の収録が可能となり、さらにデータをセンターモニタに転送してUSB経由で取り出せるようになる。
- 本作のロケテストが、3月8~10日までは池袋GIGOで、3月14~17日まではタイトーステーション秋葉原で、さらに大阪(※店舗は未定)でも3月21~24日にかけて実施される予定。
なお、本作は会場直後からプレイするための整理券を求める来場者が多数集まっていたこともあり、一般公開日となる16日もたいへんな混雑が予想される。当日会場に行く予定の人は、早めに整理券の列に並んでおくことをおすすめしておきたい。
また、「スクウェア・エニックス」ブース×「タイトー」ブース横断スタンプラリーを実施中。「ロード オブ ヴァーミリオンIII」、タイトーブースの「グルーヴコースター (アーケード版)」、「NESiCAxLive (ネシカ クロス ライブ)」をプレイしてスタンプを3つ全て集めると、各タイトルで使用可能なNESiCAが2枚入る「オリジナルNESiCAパスケース」がプレゼントされる。
【2月16日修正】記事初出時、登壇者のお名前が誤っておりましたので、修正いたしました。
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