PS3/Xbox 360「カプコン アーケード キャビネット」

　カプコンは、2月19日より順次配信予定としているプレイステーション 3/Xbox 360用レトロゲーム「カプコン アーケード キャビネット -レトロゲームコレクション-」（カプコン アーケード キャビネット）の新情報を公開した。

　公開された新情報は、オリジナル版よりも簡単な難易度設定で各ゲームを楽しめる「カジュアルモード」や、収録作品のアートなどを見ることができる「ギャラリー」について。さらに、ゲーム画面を好みに合わせて変更できる機能の情報が明らかになった。

カジュアルモード

　オリジナル版よりも簡単な難易度でプレイできるモードだ。例えば「ブラックドラゴン」だと、「カジュアルモード」でプレイすることにより、「主人公の体力の初期値が大幅にアップする」と、「罠が出現しなくなる」という変更が加えられる。

【主人公の初期体力値が大幅アップ】

「アーケードモード」では、主人公の体力の初期値は「1」しかないが、「カジュアルモード」では初期値が「4」に増加する

【罠が出現しなくなる】

アーケードモードでは宝箱や壺に仕掛けられている罠がなくなる。壁際にセットされている罠も出現しないので、より遊びやすくなっている

ギャラリーモード

　「カプコン アーケード キャビネット」に収められている作品のアート、ならびにミュージックを堪能できる。さらに、自分のゲームプレイ動画を録画できる機能が搭載されている。この機能では、全収録作品が対応しており、ポーズメニューから録画できるようになっている。PS3版は、録画したプレイ動画をYouTubeにアップロードできる。

　なおXbox 360版は、YouTubeへのアップロードに対応していないが、Facebookにスクリーンショットを投稿することができる。

各作品で決められた条件を満たすと、ギャラリー内にアートが開放されていく。昔懐かしいポスターなど、今では見ることのできない貴重なアートが満載

ミュージックプレーヤーでは、各作品のBGMを鑑賞できる。作品をまたいだプレイリストも作成できるほか、イコライザー機能が搭載されている

録画したプレイ動画は、「ギャラリー」でいつでも再生できる。早送り、巻き戻しはもちろん、再生開始ポイントの設定や、キー入力表示機能もついている

動画の再生開始ポイントの設定などを上手く利用して、動画の完成度を高めたいところ

ゲーム画面を好みに応じて変更可能

画面を回転させることで表示される範囲が広くなる。あとは、モニターが回転できれば……

　このゲームでは、各作品のプレイ画面を様々なモードの変更できる。「ノーマル」や「フル」など、変更できるモードはいくつか用意されているが、そのうちの「マニュアル」にすると任意の画面サイズでゲームを楽しめる。

　また、スキャンライン機能とスムージング機能が搭載されている。スキャンラインをオンにすることでブラウン管のモニターのようなテイストになり、スムージングをオンにするとドットが滑らかに表示されるようになる。

　さらに、ゲーム画面を回転させることができる。「1942」といった画面が縦にスクロールするゲームでは、画面を回転させることでより快適に遊べるようになる。ちなみに表示だけでなく、方向キーの入力も回転させられるという。

画面モード「ノーマル」

画面モード「フル」

スキャンラインをオンにした画面

スムージングをオンにすると滑らかに表示される

【プロモーションムービー1】

【プロモーションムービー2】