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PS3「機動戦士ガンダム ガンダム バトル バトルオペレーション」に中文版登場!
香港と台湾でMSの名前が違う? 台湾でも熱いガンダム愛
(2013/2/3 13:32)
SCETブースのメインステージで実施されたPS3「機動戦士ガンダム ガンダム バトル バトルオペレーション」のイベントでは、バンダイナムコゲームスの桑原顕氏と、B.B.STUDIOの大野聡氏が登壇した。
「機動戦士ガンダム」は台湾でも人気が高く、「機動戦士ガンダム ガンダム バトル バトルオペレーション」のサービスも予定されている。サービス開始時期は未定ながら、イベントでは中文版でのプレイ映像が公開された。
巨大なMSに生身で挑むこともできる基本プレイ無料のPS3用オンラインアクション
「機動戦士ガンダム ガンダム バトル バトルオペレーション」はプレーヤーは連邦軍とジオン軍に分かれて最大6対6の戦いを繰り広げるオンラインアクション。基本プレイ無料のアイテム課金制となっており、日本では2012年6月よりサービスを開始している。
本作の最大の特徴はMSに乗って戦うだけでなく、降りてパイロットとしても戦うことができる点だ。パイロット時はすぐ倒されてしまうが、見つけられにくい“小ささ”を活かした戦い方ができたり、戦車などに乗り込んだり、MSを修理するなどといった事ができる。
また、拠点を奪いあうルールでは、拠点を占領をするために機体から降りねばならない。MSとパイロットのバランスが戦いにアクセントを加えた作品となっている。パイロット時に感じられるMSの大きさもセールスポイントの1つ、MSは細かく自分なりのカスタマイズができる。70体以上のMSが登場する。
「中文版はどこまで完成しているのか、そもそも我々は中文版を本気でやる気があるのか、気になっている人もいると思います。今回の映像が初公開になります」と桑原氏は語り、中文版の実機によるプレイ映像を公開した。
デモプレイでは中文版のメニュー画面やカスタマイズ画面を細かく紹介し、中文版の翻訳具合をアピールした。実際の戦闘もMS同士の戦いから、パイロットでの戦い、61式戦車に乗ってMSを撃つなど様々な要素を紹介した。「このようにかなり順調に開発は進んでいます」と大野氏は語った。
「ドロー部屋」への見解も。夢は国家をまたいだ戦いへ
ステージイベント後に行なわれた台湾メディアのインタビューで最初に質問されたのが「中文版でのMSの表記について」だ。実は台湾と香港では、MSの読み方は同じだが当てている漢字が異なり、どちらも同じ繁体字バージョンでもあるのにかかわらず、台湾ユーザーと香港ユーザーではMSの漢字表記にはズレがあるという。台湾メディアに言わせると、「香港の表記は“ダサい”」とのことだ。
このため、「機動戦士ガンダム ガンダム バトル バトルオペレーション」では台湾版と香港版を併記する方法をとっていたが、メディアからは「オプションで表記を切り替えられればいいのではないか」という提案があった。開発側は真剣に検討していきたいという。
「サーバーはどの国に設置するか、他国との戦いは可能か」という質問に大野氏は「サーバーの設置場所は非公開です。国対戦はやってみたいことの1つです」と答えた。ちなみに中文版サービス開始時はβテストなどは行なわないとのこと。早くプレイしてもらえる環境作りに注力しているという。
クライアントのバージョンは、日本の最新バージョンではなく、初期のバージョンが実装される予定で、アップデートの頻度は早いものにする。最終的に日本と台湾版が同じタイミングでアップデートされる予定だ。
日本ではわざと引き分けることで両方が同じ報酬をもらう「ドロー部屋」という遊び方をするユーザーがいて、ユーザー間での議論になっている。台湾メディアもここに関する質問をしたが、大野氏は「ドロー部屋を強制的に禁止にすることはしません。しかし普通にプレイした方が得をするというシステムは、現在徐々に入れています。普通に戦った方がお得になるというのが、今後より顕著になります」と答えた。
今後の予定として一年戦争以降のMSも導入するかという質問には、桑原氏は「MSの“重さ”にこだわりを持っているので、今のところは予定していません。新しい機体でバランスが崩れると言ったことはないようにしたいと考えています」と答えた。また他のハードへの展開などは今は検討中であり、しかるべき時期に発表されるということだ。
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