バンダイナムコゲームスは、2013年春に発売を予定しているPlayStation Vita用新たな心と出会うRPG「テイルズ オブ ハーツ R」の新情報を公開した。

　「テイルズ オブ ハーツ R」は、オリジナル版「テイルズ オブ ハーツ」に多数の新要素を追加し、PS Vita向けにリ・イマジネーション（再構築）したもの。今回は、いのまたむつみ氏デザインによる新キャラクター「ガラド・グリナス」と、新しくなったバトルシステムの情報をお届けする。

■ ガラド・グリナス

「人のスピリアを救うってことは
　　　きれいごとばかりじゃねぇってことさ」

年齢：45歳
身長：187cm
体重：88kg
CV：石川英郎

　一目でコハクのデスピル病が特殊なことを見抜き、コハクの治癒がデスピル病根絶につながるかもしれないと考えてシング達に同行する。20年ほど前に妻と娘をデスピル病で亡くしたことがきっかけでソーマ使いとなり、培ってきた経験に裏打ちされた腕と知恵でシングたちの心強い味方となってくれる。デスピル病であるコハクを自分の娘と重ねてしまい、感情的になってしまうことがある。

■ ガラドのバトルスタイル

　ガラドはマチェットと斧タイプのソーマを使うキャラクター。近距離ではマチェットを使い、中距離では斧を投げて戦う。斧は投げた後、追加入力を行なうことにより、斧の軌道を自在に操る派生技にすることができる。敵を自分の方に引き戻したり、打ち上げたりと自在に斧を操りながら、自身も敵に接近し、マチェットで切り刻むという戦い方を得意とする。

斧と自身を巧みに扱い空間を制することができるだけでなく、支援や回復思念術まで使いこなすという万能型で戦闘のプロフェッショナル。ソーマ使い歴20年は伊達じゃない！

■ 新バトルシステム「ARC-LMBS」

　「ARC-LMBS（エアリアル・チェイス-リニアモーションバトル）」は、「テイルズ オブ ハーツ」の特徴となっていた「エアリアル戦闘」が、新システム「チェイスリンク」によって進化を遂げたもの。「敵を大きく吹き飛ばすブレイク攻撃」と「敵に一瞬で追いつくチェイス」を駆使することで、空中を縦横無尽に動き回る新感覚のエアリアル戦闘を体感できる。

■ 新システム「チェイスリンク」

　攻撃をしていると敵が「チェイスリンク」と呼ばれる状態になる。チェイスリンク状態になった敵は無防備となり、通常攻撃の最後に発動する「ブレイク攻撃」で敵を大きく吹き飛ばすことができ、その敵に一瞬で追いつく「チェイスムーブ」を出せるようになる。

　また、チェイスリンク中に画面下部に味方のアイコンが点滅しているときに、画面をタッチすると味方との協力攻撃「クロスチェイン」が発動する。さらにブレイク攻撃をする場合に攻撃ボタンを長押ししておくと、大ダメージを与えることができる「チェイスフィニッシュ」が発動する。

敵を大きく吹き飛ばす「ブレイク攻撃」	吹き飛んだ敵に一瞬で追いつく「チェイスムーブ」

味方との協力攻撃で敵に強力な一撃を与える「クロスチェイス」。発動時にはカットインイラストが挿入される		大ダメージを与えることができる「チェイスフィニッシュ」

【チェイスリンク発動時のカットインイラスト】
シング	コハク	ヒスイ

ベリル	イネス	クンツァイト

カルセドニー	ガラド

■ 発動の見極めが鍵となる「スピルドライブ」

　画面左部にあるスピルゲージが溜まった状態のときに、Lボタン＋方向キーで「スピルドライブ」を発動させることができる。スピルドライブを発動させると「ステータス上昇」、「TC消費0」、「詠唱時間0」、「攻撃を受けても仰け反らなくなる」という4つの効果を得ることができる。また、スピルドライブはスピルゲージのレベルと入力するキーの方向によって発動レベルが変化し、効果が追加される。

戦況に合わせたスピルドライブで敵を圧倒しよう

(C)いのまたむつみ
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