「Halo4」前夜祭レポート
ゲーム好き芸人による「Halo4」デモプレイの様子をお届け
日本マイクロソフト株式会社は11月7日に、11月8日発売のXbox360用FPS「Halo4」が体験できるイベント「Halo4前夜祭」を開催した。
このイベントは発売を控えた「Halo4」を、1日早くユーザーが体験できるようというイベントだ。
イベントに先立って行なわれたメディア関係者向けの「Halo4 前夜祭 プレステージ」と、今回プレイできたマルチプレーヤーモード「スパルタンオプス」、「ウォーゲーム」のプレイインプレッションをお届けする。
【会場の様子】 | ||
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平日の夜にも関わらず、多くのファンが訪れていた | ||
会場には「Halo4」デザインのヘッドセットや「Halo4 リミテッド エディション」に同梱されるグッズ、「Halo4」のフィギュアなどが展示されていた |
■ ゲーム好き芸人によるデモプレイの他、開発メンバーの挨拶も
日本マイクロソフト株式会社 執行役 インタラクティブ・エンターテイメント・ビジネスゼネラルマネジャー 泉水 敬氏 |
343 Industries フランチャイズ デベロップメント ディレクター フランク・オコナー氏 |
イベントに先立って日本マイクロソフトの泉水敬氏が登壇し、「いよいよ明日『Halo』シリーズの新たな3部作の幕開けとして『Halo4』が発売されます。『Halo』シリーズは家庭用ゲーム機にFPSと壮大なストーリーを融合した新しいゲームジャンルをもたらしたシリーズで、Xboxの代表作として様々なタイトルを発売してきました」とこれまでの「Halo」シリーズを振り返った。
泉水氏によると「Halo」シリーズは全世界で4,600万本以上のセールスを記録しており、オンラインマルチプレイでは全プレーヤーのプレイ時間を合計すると50億時間以上になるという。
マルチプレイ対戦モードの「ウォーゲーム」では12月から順次マップパックを配信、エピソード制の「スパルタンオプス」についても、エピソード1が発売と同時に配信され、その後も次々と配信されていくことが明らかになった。
その後開発元の343 Industriesからフランク・オコナー氏が登壇し「『Halo4』はこれまで『Halo』シリーズを開発してきたBungie Studiosから引き継いだ初めてのチャレンジになります。過去のシリーズから伝統を受け継ぎつつ、まったく新たな物を届けるという課題がありました」と話し、そのためストーリー、マルチプレーヤーモード、グラフィックなど全ての面で格段に向上することを目指したという。
また日本で署名活動にまで発展した「マスターチーフ」、「コルタナ」の声優交代問題について質問されたフランク氏は「Bungie Studiosから引き継いだ時点でコンポーザーが変更になり、音響面や構成などを考えなおす必要があり最大限の努力をしてきました。プレーヤーの皆様には慣れていただくという手間をおかけして恐縮ですがよろしくお願いします」とコメントした。
2001年の発売から10年、多くのプレーヤーに愛されているシリーズということがわかる |
続いて行なわれたゲストによるデモプレイでは麒麟の川島明さん、田村裕さん、フルーツポンチの亘健太郎さん、村上健志さん、レイザーラモンHGさん、0.03秒のエリック・ニコラスさん、シソンヌのじろうさんが登場。特にエリックさんは「Halo」シリーズの全国大会で8位に入賞した経験を持つという実力者だ。
デモプレイでは田村さん、村上さん、レイザーラモンHGさん、エリックさんの4人がキャンペーンモードの序盤を4人協力プレイで攻略するという内容。せっかくの協力プレイだったのだが「Halo」シリーズをやりこんでいるエリックさんが淡々と攻略する一方で、迷子になる他3人という構図でゲームが展開。
エリックさんが順調に目標を達成し、マスターチーフ達が「惑星レクイエム」に吸い込まれていく……というところでデモプレイは終了した。わずかな時間のデモプレイだったが映画の様な演出でグイグイと引きこまれていった。
■ エピソード制の協力プレイモード「スパルタンオプス」、対戦モード「ウォーゲーム」プレイレポート
戦略性が増したマルチプレイモードを楽しもう |
「スパルタンオプス」モードは本作初登場のマルチプレーヤー用のモードだ。ストーリーと密接に関係するミッションを他のプレーヤーと協力して攻略していく。
今回プレイできたのは「チャレンジ」というチャプター。プロメシアンが守る基地の様なエリアで、マップ上に設置されているジャミング装置を停止させ、脱出ポイントから脱出するというミッションだ。
本作から登場する新勢力の「プロメシアン」はこれまで戦ってきた「コヴナント」とは少し戦い方が違うようだ。上空を浮遊し攻撃をしかけてくる「プロメシアンウォッチャー」や、死角から攻撃し大ダメージを与える「プロメシアンクローラー」など手強い敵を確認できた。
ゲームのボリュームはそれ程長くなく、短い時間でも遊べるという印象だ。腰を据えてプレイしたい時はキャンペーンモード、短い時間でさっくりと遊びたい場合は「スパルタンオプス」というモードの使い分けが良いように感じた。
「ウォーゲーム」では「インフィニティスレイヤー」というモードがプレイできた。マッチ中にポイントを獲得することで、上空から降ってくる補給物資を要求できる。
これまでの対戦モードも状況にあわせた武器をいかに獲得するかが重要なポイントになっていたが、補給物資システムが導入されることで、更に戦略に幅が出るように感じた。
今回はカスタマイズすることができなかったが、マルチプレーヤーのランクが上昇する時に獲得できるポイントを使うことで、様々なステータスを伸ばすこともできるという。これまで以上にやりこみがいがありそうだ。
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(2012年 11月 8日)