株式会社バンダイナムコゲームスは、11月29日に発売を予定しているプレイステーション 3用シミュレーションRPG「第2次スーパーロボット大戦OG」の新情報を公開した。

　「第2次スーパーロボット大戦OG」は、オリジナルロボット＆キャラクターのみが登場することで人気を博したPS2用ソフト「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」、「スーパーロボット大戦OG外伝」の続編となるタイトルであり、「スーパーロボット大戦」シリーズ初のPS3用ソフトである。今回は、新たに加わった「アビリティスロットシステム」と「機体換装システム」を紹介する。

■ 新要素「アビリティスロットシステム」

　「アビリティスロットシステム」とは、様々な効果を持つ「アビリティ」を機体とパイロットに用意された「スロット」に装備させることで、その効果を得ることができるというもの。「アビリティ」は、機体とパイロットが味方に加わる際に装備しており、シナリオが進行することで増えていくほか、敵を撃墜した際に入手することができる。

　「アビリティ」の効果は、機体とパイロットに同じ「アビリティ」を3個装備することで得ることができる。同じ「アビリティ」を3個以上装備しても効果を得ることはできないので、組み合わせが重要になるようだ。ツインユニットの場合、2機のスロットが共通化され、12個のスロットが使用可能となり、最大で4種類のアビリティ効果を得ることができるという。

　また、マップ画面でもツインユニットの組み替えができることを利用し、戦況に合わせて発動させる「アビリティ」を変化させることもできる。この特性を活かすことで戦闘を有利に進めることも可能になるようだ。

インターミッション画面にあるアビリティコマンドを選択すると装備対象選択リスト画面に移行することができる	リスト画面でユニットを選択するとスロット選択画面に移行し、「アビリティ」を自由に付け替えることができる
装備する「アビリティ」によって発動する効果は異なる。戦闘を有利にするものも多数存在するようだ	発動している「アビリティ」は、マップ画面のユニット能力画面でも確認することが可能となっている

■ 機体換装システム（量産型ゲシュペンストMk-II改）

　量産型ゲシュペンストMk-II改は、インターミッションや出撃準備画面で「換装パーツ」を装備させることによって、汎用性に優れた「タイプN」、接近戦を重視した「タイプG」、遠距離からの攻撃に特化した「タイプC」に換装することができる。カイ機、カチーナ機、ラッセル機でそれぞれ換装が可能となっているため、3機全てを「タイプG」にすることもできる。

【量産型ゲシュペンストMk-II改・タイプN】
機体：量産型ゲシュペンストMk-II改・タイプN 武器：ジェット・マグナム パイロット：カイ・キタムラ

【量産型ゲシュペンストMk-II改・タイプG】
機体：量産型ゲシュペンストMk-II改・タイプG 武器：メガ・ブラスターキャノン パイロット：カイ・キタムラ

【量産型ゲシュペンストMk-II改・タイプC】
機体：量産型ゲシュペンストMk-II改・タイプC 武器：ツイン・ビームカノン（集束） パイロット：カイ・キタムラ

■ 難易度が変化する「SRポイント」

　各マップには「SRポイント獲得条件」と呼ばれるものが設定されており、条件をクリアすることで「SRポイント」を獲得できる。獲得時には、ボーナスとしてマップ上にいる味方パイロットにPP（パイロットを育成する際に必要となるポイント）が加算される。獲得した「SRポイント」が一定以上になると、ゲームの難易度が「NORMAL」から「HARD」に変化し、敵が強化されるなどマップのクリアが難しくなる。

難易度が「NORMAL」の場合は、ゲームの難易度が下がり、獲得できる資金が増える	難易度が「HARD」の場合は、敵ユニットの一部がツインユニットになるなど、ゲームの難易度が上がる

■ アーカイブモード

　アーカイブモードでは、「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」に収録されていた「OG1」と「OG2」、「スーパーロボット大戦OG外伝」のストーリーダイジェスト（ムービーデモ）を見ることができる。

【OG1】
【OG2】
【OG外伝】
シリーズ未プレイの人でも安心して本作を遊ぶことができるだろう

※画面は開発中のものです。
(C)SRWOG PROJECT