フューチャースコープ、Android「ソーシャルクイズゲームS.N.C.T.」配信

士郎正宗氏が原画提供のオンラインクイズバトルゲーム


9月14日 配信

利用料金:無料
ビジネスモデル:アイテム課金制



スマートフォンで本格的なクイズが楽しめる

 株式会社フューチャースコープは9月14日、Android用オンラインクイズバトル「ソーシャルクイズゲームS.N.C.T.(サンクト)」の配信を開始した。利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。対応機種はAndroid OS 2.2以上。iPhone版については近日配信予定。

 「ソーシャルクイズゲームS.N.C.T.」は、スマートフォンでオンラインのクイズ対戦を楽しめるオンラインクイズバトル。クイズは5問1セットが基本となっており、3問間違えるとゲームオーバーの3ライフ制となる。ライフは、一定時間経過ごとに与えられるアイテムを使用することで回復できる。

 近未来のハードSF的な世界がモチーフとなっており、キャラクターの原画は「攻殻機動隊」シリーズ、「APPLESEED」などで知られる士郎正宗氏が提供したもの。世界観にも特徴があるが、クイズは「高等学校クイズ選手権」などでもクイズ制作をしている「STUDIO BEANS」の結城靖高氏が手がけているという本格的なものとなる。


【登場キャラクター】
士郎正宗氏が原画と監修を手掛けたキャラクターたち。ゲームの世界観作りに大いに影響を与えている

問題形式はお馴染みのものからスマートフォンならではのもの、また運頼みのものまで様々

 問題形式は4択、○×、文字入れ替えといった基本的なものから、ジャンケンやハイアンドローといった、クイズよりは運が試されるものまで多岐に渡っている。中には問題部分をこすって表示させる「スクラッチ」や端末を振って解答させる「シェイキン・レター」といったスマートフォンならではの形式もある。

 クイズは、オフラインの「トレーニング」、「S.N.C.T.」のモードと、オンライン対戦の「バトル」と「サバイバル」の合計4種類モードが楽しめる。「トレーニング」ではライフを消費しても終了時には以前の状態に戻るので、実際の手持ちのライフと関係なくクイズを楽しめ、問題の形式に慣れることができる。

 「S.N.C.T.」はその実践編で、順番に登場するキャラクターのクリア条件をライフがなくなる前に達成するというもの。クリアすればそのキャラクターは「攻略」となり、それぞれの持っている「スキル」がプレーヤーに与えられる。

 スキルには4択が2択に絞られる「50/50」、問題文を一気に表示させる「フォーカス」などがあり、クイズ挑戦前に3つまでセットできるので、これらを上手く使えばクイズを有利に進めていける。なおスキルを使うたびに、相応の「スタミナ」ポイントを消費する。

 ゲームはここからが本番で、これらのスキルを使ってオンライン対戦で相手をいかに倒すかが醍醐味となる。「バトルモード」では自動マッチングによるフリー対戦となり、「サバイバルモード」では決められた日時で予選、決勝を行なって優勝者を決める勝ち抜き戦が楽しめる。

 また勝者は正解数ではなく、最終的に獲得したポイントで争われるという。連続して正解することでコンボボーナスが得点に加算されるため、タイミングよくスキルを使うことが勝利への近道だという。このほか、キャラクターの攻略やアイテムの使用など、特定の条件を満たすと通り名「A.K.A」がもらえ、自由に組み合わせてオリジナルの称号にできるという要素もある。
 
 知識が物を言うクイズだが、運要素やスキルの設定による戦略などもあり、知識だけでは勝てないようにできている。これまでのソーシャルゲーム、そしてクイズゲームとも一味違ったゲーム体験ができるタイトルだ。


フューチャースコープ事業開発プランナーの畦浦匡央氏

 なお本作を企画したフューチャースコープ事業開発プランナーの畦浦匡央氏からメッセージをいただけたので、ご紹介したい。畦浦氏は本作について、「スマートフォンユーザーなら、男女問わず誰でも遊べるゲームになっています。ジャンルも多いですし、中には難しい問題や、ひっかけ問題もありますが、スキルを上手く使ってクイズを戦略的に攻略していただければと思います。面白い問題が多いので、ハマってくれるといいなと思います」と述べてくれた。


【スクリーンショット】
「S.N.C.T.」モードでは、クリアしたキャラクターのスキルをもらえる
得たスキルとプレーヤーの知識を発揮して、バトルに挑む。予選から決勝までを勝ち進む「サバイバル」モードでは特に実力が試されるだろう。特定の条件を満たせば、称号も獲得できる

(c)Aurea Shirow Masamune / CROSSROAD・FutureScope

(2012年 9月 14日)

[Reported by 安田俊亮]