「SDガンダム カプセルファイター オンライン」1月5日実装機体レポート
初のSSランク第1弾は「ゴッドガンダム(風雲再起)」! Sランクの「ガンダムF91」も!!


2012年1月5日実装予定




 CJインターネットジャパン株式会社は、Windows用オンラインアクション「SDガンダム カプセルファイター オンライン(以下、「SDGO」)」において、2012年1月5日に「ゴッドガンダム(風雲再起)」、「ガンダムF91」、「ミゲルアイマン専用ジン」、「GNフラッグ」を実装する。今回も実装に先立ち新機体を体験してきたので、ムービーとともに紹介したい。

 「ゴッドガンダム(風雲再起)」は初めての実装となる“SSランク”の機体である。“馬に乗るガンダム”という衝撃的な姿は、大きなインパクトをもたらす。人気の高いガンダムF91も登場、「質量のある残像」を発動させることで劇中の名場面が蘇る。他の2機体も個性的で注目だ。

 なお、先日お伝えしたが、「SDGO」では1月4日まで「フリーダムガンダム」を無料で入手できる「Sランクユニットプレゼントキャンペーン」を実施中である。期間中ログインするだけで、強力な機体を誰でもゲットできるチャンスなだけに、プレーヤーはもちろん、未体験の人も是非本作に触れて欲しい。


■ ゴッドガンダム(風雲再起)

・近接格闘型(グー機体)
・SSランク

 ゴッドガンダム(風雲再起)は、「機動武闘伝Gガンダム」の後半の主役機ゴッドガンダムが、モビルホース「風雲再起」にまたがった姿である。風雲再起は、主人公ドモン・カッシュの師匠である東方不敗の愛馬、“風雲再起”が搭乗している。モビルファイターは操縦者の体の動きをそのまま再現するため、搭乗する際は体に密着するスーツをまとうのだが、風雲再起にも搭乗シーンが用意されていた。“馬”がスーツをまとうシーンは衝撃的だった。

 劇中で風雲再起は、東方不敗の「マスターガンダム」のサポートメカとして登場し、マスターガンダムを乗せ空を走るように飛び、視聴者に強い印象を与えていた。番組終盤、宇宙にいるデビルガンダムをドモンが追跡する際、風雲再起はゴッドガンダムを背に乗せ、宇宙に駆け上がった。宇宙へ向かうドモンを阻もうとした敵に対して、ドモンの「人の恋路を邪魔する奴は! 馬に蹴られて地獄へおちろ!」のセリフと共に、風雲再起が文字通り敵を後ろ足で蹴り飛ばすシーンは名シーンの1つだ。

 SSランクとは、BからA、Sというように新しいランクカテゴリーではなく、BSランク、ASランクといったサブカテゴリーだ。このため、デスマッチでのコストなどはSランクと変わらない。初のSSランクとして登場するゴッドガンダム(風雲再起)の姿はゲーム中でも衝撃だ。走るとちゃんとパカパカと足音がするのが楽しいし、空中の移動も空を走る感じで不思議な感覚だ。この機体はHPが80%以下の時防御力がアップし、近接攻撃に追加ダメージを与える「キングオブハート」と、HP70%以下でハイパーモードに変身し格闘反撃が可能になり、ブースターが増加する「ハイパーモードEX」という2つの強力なスキルを持っている。

 武器1の「格闘」は非常に強力で、この機体のメインの攻撃となる。武器3の「格闘コンボ」は敵の弾丸をゼロにする。武器2の「マシンキャノン」は継続ダメージを与えるのに有効だ。ハイパーモードになるとさらに攻撃が強力に格闘能力がアップする。強力な機体ではあるが、一方で機体が大きいため、敵が機体に隠れて見えにくいという難点もある。慣れが必要な機体とも言えるだろう。SSランクということで、異次元の強さなのかと期待したのだが、Sランクの「ゴッドガンダム」や、「マスターガンダム」よりクセが強く、強さを引き出すには練習しなくてはならないと感じた。


馬で攻撃するゴッドガンダム(風雲再起)。リーチは通常の格闘より長く感じたが、機体が大きいため敵が隠れてしまうところも
ハイパーモードになると技が変化。武器3は突進技に。

【ゴッドガンダム(風雲再起)】
一気に距離を詰めて攻撃。マシンキャノンは追撃にも使える


■ ガンダムF91

・遠距離射撃型(パー機体)
・Sランク

 劇場作品「機動戦士ガンダムF91」に登場した機体で、サナリィという半官半民の企業が作り出した、これまでに無いモビルスーツとして、小型化と高機動、高出力を実現している。ビームシールドや、背中に取り付けられた強力なビーム・ライフル「ヴェスバー」といった装備が、新時代のMSを視聴者に印象づけた。

 機体が得た情報をパイロットの脳に直接伝え、パイロットが思考したことをある程度機体に反映させるという「バイオコンピューター」、さらに「サイコフレーム」や「バイオセンサー」といったニュータイプ用の装備も組み込まれており、主人公シーブックの超人的な活躍を可能にした。バイオセンサーによりシーブックは感覚を拡張させ、宇宙に漂流するヒロイン・セシリーを助け出すことができた。

 「SDGO」のガンダムF91は扱いやすいパー機体で、中距離向けの武装が充実している。HPが70%以下の時、ユニットの動きが速くなり、ブースターと中距離武器への防御力がアップする「バイオコンピューター」というスキルを持っている。機動力を活かし射撃戦を挑むというのが基本的な戦い方になるだろう。武器2の「ビームライフル」は当てやすく、武器3の「ヴェスバー」は高威力だ。武器1の「胸部メガマシンキャンノン」は近付いてきた敵と渡り合うのに有効だ。

 RキーでF91は両手にビーム・サーベルを握り、肩のフィンがせり出したモードに変わる。顔は劇中で印象深い放熱時のフェイスガードを開放したものになる。この時は武器1は「ビーム・サーベル」で、武器2は「ビーム・ランチャー」となる。「ビーム・ランチャー」は威力は高いものの弾速が遅く連射力に欠けるため、補助的な使い方が良いようだ。武装変更時は劇中で「質量のある残像」と呼ばれた分身のようなエフェクトが発動する。近寄られたらRキーを押し「ビーム・サーベル」を中心に挑むという戦い方になるだろう。


高い機動力と、充実した武装のガンダムF91
Rキーで接近戦モードに。質量のある残像も発動する

【ガンダムF91】
ガンダムF91は宇宙での戦いが似合う。中~遠距離での戦いに向いている


■ ミゲル・アイマン専用ジン

・万能型(チョキ機体)
・BSランク

 ジンは「機動戦士ガンダムSEED」の世界において、世界初の汎用量産型MSであり、この世界に登場するMSの基礎となった機体だ。様々なバリエーションや専用機が登場した。ミゲル・アイマンの専用機は一般機と比較して約20パーセントのスペック向上を達成している。一撃必殺の戦闘スタイルから敵からは「黄昏の魔弾」として恐れられていたという。

 ミゲル・アイマン専用ジンはとても使いやすいという印象を受ける。メインとなる武器2の「76mm重突撃機銃」は連射力が高く継続してダメージを与えられる。武器3の「バルデュス」は弾速が早いミサイルで、爆風も広がる。中距離でとても使いやすい。「リロードアップ」のスキルで弾切れからも早く回復できる。

 また、武器1の「重斬刀」は振りが早く攻撃範囲も大きい。派手な武装はないが、手堅く使いやすい武器が揃っており、敵に対してダメージを与え続ける戦い方ができる。ただし実体弾のみなので劇中同様「フェイズシフト装甲」を持った敵は苦手だ。とはいえ人気を得そうな機体である。


接近戦、中距離戦で的確にダメージが与えられる、クセの少ない武装だ
リロードアップによって安定した戦闘が可能に

【ミゲル・アイマン専用ジン】
突出したところはないが、中~近距離でヒットアンドアウェイの戦いを展開できる


■ GNフラッグ

・近接格闘型(グー機体)
・Aランク

 「機動戦士ガンダム00」に登場する組織の1つ、“ユニオン”の次世代型可変MS「フラッグ」のバリエーションで、グラハム・エーカーの専用機であり、「グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII」とも呼ばれる。擬似太陽炉を強引に機体に取り付け、「GNビーム・サーベル」の使用を可能にした。急造の機体のためバランスは悪いが、グラハムは見事に使いこなし、ガンダムエクシアと激しい戦いを繰り広げた。

 GNフラッグはグラハムの想いを受け、武器1~3全てが「GNビーム・サーベル」という、これまでのグラハム専用機同様思い切った構成になっている。「拡張ブースター」のスキルで高速で移動でき、HP50%以下では全て攻撃が最大ダメージになり、SPゲージの上昇速度が上がる「底力」も持っている。

 武器2での攻撃は敵のブースターゲージをダウンさせる。武器3はGNビーム・サーベルを突き出し、突進することでリーチの長い攻撃が可能だ。接近戦のみの非常に癖の強い機体であるが、接近戦にこだわるプレーヤーにはとても魅力的な機体だろう。


こだわりのGNビーム・サーベルで戦う。グラハムファン要チェックの機体だ
ひたすら距離を詰め、斬る。思い通りの活躍をするためには他の機体との連係も重要だろう

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS
Produced by BANDAI KOREA
Developed by SOFTMAX / Published by CJ Internet Japan.
※画面・仕様は開発中のものです

(2011年 12月 27日)

[Reported by 勝田哲也]