CJインターネットジャパン株式会社は、Windows用オンラインアクション「SDガンダム カプセルファイター オンライン」にて、11月9日にアップデートを実施する。このアップデートにより、Webガシャポンに「V2バスターガンダム」、「フルアーマーZZガンダム」、「ガンダムエクシア（セブンソード）」、「アストレイ ゴールドフレーム 天ミナ」の4つの新ユニットを追加する。

　「V2バスターガンダム」、「フルアーマーZZガンダム」は両方とも番組後半の追加武装をつけた主役メカを再現したS機体だ。圧倒的な火力とパワーを持つ機体がS機体増加により激しくなっている戦場でどう戦っていくかは注目したいところだ。

　「ガンダムエクシア（セブンソード）」は既に実装されているものとは異なる“セブンソード”バージョン。ARランクのグー機体で敵に肉迫し切り刻む。「アストレイ ゴールドフレーム 天ミナ」は姿を消し敵に格闘コンボを食らわせるBRランクのグー機体である。今回も機体を体験してきたので、ムービーとともに紹介したい。

■　V2バスターガンダム

・遠距離型（パー機体）
・Sランク

　「V2バスターガンダム」は革新的な推進機関「ミノフスキードライブ」を搭載したことにより同時代のMSとは別次元の能力を獲得した「V2ガンダム」に、長距離砲撃に特化したバスターパーツを装備した機体だ。

　バックパック右側に装備した長砲身のビームキャノン「メガビーム・キャノン」が最大の特徴。ロングレンジからの砲撃は戦艦のビームシールドすら貫いたという。この巨大な砲身があるため格闘には向かず、敵に近付かれた場合にはバックパック左側に装備した「スプレービーム・ポッド」の拡散ビームで迎え撃つ。さらに体の各所に「マイクロミサイルポッド」を搭載している。

　「SDGO」での「V2バスターガンダム」はパー機体でありながら中～近距離が得意という非常にユニークな機体となっている。武器3の「メガビーム・キャノン」は強力だが連射力は低く、メインの攻撃は武器1の「マイクロミサイルポッド」でそこから一気に距離をつめ武器2の「スプレービーム・ポッド」でダメージを与える形となる。味方のパー機体と共に戦い、敵が近付いてきたら自らも接敵して味方を守るような戦い方が有効だと感じた。

　Rキーを押すと「メガビーム・キャノン」や「マイクロミサイルポッド」を分離し、格闘も行なえるようになる。装備を外してしまうため撃破されるまで元の形態には戻れない。武器2の「メガ・ビーム・ライフル」はビームが太く当てやすい。武器1のビームサーベルは振りが早く高い機動性を合わせてヒットアンドアウェイも可能だ。クセの強い機体だが他の機体とはひと味違った戦い方ができそうだ。

「スプレービーム・ポッド」の拡散ビームのインパクトが強い「V2バスターガンダム」。パー機体でありながら接近戦もこなせる
主武装を分離すると中距離戦中心の機体に。どちらの武器も使いやすい

【V2バスターガンダム】
中距離が強いパー機体と言うことで癖が強いが、使いこなせば強力だ

■　フルアーマーZZガンダム

・万能型（チョキ機体）
・Sランク

　大出力、大火力を目指して作られた「ZZガンダム」にさらなる火力と装甲を持たせた機体。追加装備による重量の増加があっても機動力を損なわないことを目指し、バックパックは大型化しメインスラスターは2基から4基となった。装甲を装備している状態では変形機能は使えなくなるが、装甲は操縦者の意志でいつでも分離が可能となっている。

　「SDGO」での「フルアーマーZZガンダム」は遠～中距離戦を得意とする支援攻撃に向いた機体だ。武器2の「ダブル・ビーム・ライフル」は中距離での撃ち合いで優位に立てる攻撃力があり、武器1の「スプレーミサイル」はいくつものミサイルが追尾して敵を襲う。武器3の「ハイ・メガ・キャノン」は太いビームを放ち、敵に大ダメージを与える。使いやすく強力な中距離機体だ。

　Rキーで装甲を排除すると「V2バスターガンダム」と同じように戻れないが、リーチの長い「ハイパー・ビーム・サーベル」が使える。武器2は「ダブル・ビーム・ライフル」で使い勝手は分離前と変わらない。この他HP50%以下で味方全体のユニットの動きを速くする「ニュータイプの意志」というスキルを持っているのも大きな特徴だ。

「フルアーマーZZガンダム」は遠距離が強い。ダブル・ビーム・ライフルをメインに、ミサイルとハイ・メガ・キャノンを当てていく
アーマーを分離すれば強力なハイパー・ビーム・サーベルが使えるように。必殺技はどちらの形態も使いやすい

【フルアーマーZZガンダム】
遠距離での攻防に強い「フルアーマーZZガンダム」。アーマーを分離し近接も可能に

■ ガンダムエクシア（セブンソード）

・近接格闘型（グー機体）
・ARランク

　「機動戦士ガンダム00」の主人公刹那・F・セイエイが搭乗する機体で、近接格闘用に特化した設計となっている。今回登場する「ガンダムエクシア（セブンソード）」は5種7本の剣「セブンソード」を装備した、設計構想が実現した機体だ。劇中では「GNロングブレイド/GNショートブレイド」の開発に難航し、7本の剣を装備した形になるのには時間がかかった。

　「SDGO」では既に「GNソード」をメインウェポンとした「ガンダムエクシア」が実装されているが、今回改めて“セブンソード版”が登場することとなった。軽快な運動性、高い近接攻撃能力はそのまま、より接近戦に特化した機体となっている。武器1の「GNビームサーベル」は「GNソード」と比べると攻撃範囲は狭いが、スピードに優れている。

　武器2の「GNバルカン」は敵に連続でダメージを与えられる「ガンダムエクシア（セブンソード）」唯一の飛び道具だ。武器3の「GNロングブレイド/GNショートブレイド」は攻撃範囲が広く連打することで連続攻撃となる近接攻撃で当たると敵のブーストがダウンする。素速く敵に接近し武器3と武器1でダメージを与えるという戦い方をする機体だ。

素速く敵に接近し刀で切り刻む。「ガンダムエクシア（セブンソード）」ならではの戦いができる機体だ
「GNロングブレイド/GNショートブレイド」でブーストダウンさせることで、さらに敵にダメージを与えられる。必殺技は7本の剣を敵に突き立てる

【ガンダムエクシア（セブンソード）】
ハイスピードで戦場をかけめぐり、敵を切り裂く。「GNバルカン」を活用することで敵に大ダメージが与えられる

■ アストレイ ゴールドフレーム 天ミナ

・近接格闘型（グー機体）
・BRランク

　「アストレイ ゴールドフレーム 天ミナ」は、「機動戦士ガンダムSEED」の外伝作品、「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」シリーズに登場する機体だ。搭乗者であるロンド・ミナ・サハクの名から「アストレイ ゴールドフレーム 天ミナ」と呼ばれる。翼のようにも見える武器「マガノイクタチ」が大きな特徴である。

　「SDGO」の「アストレイ ゴールドフレーム 天ミナ」は左手に装備した攻盾システム「トリケロス改」から発射する武器2の「ランサーダート」によって姿を消すことができる。そうして相手に肉迫し、強力な格闘攻撃をたたき込むのだ。HP50%以下で味方全体のユニットの攻撃力とブースターの使用時間をアップする「突撃指揮」のスキルを持っているところも頼もしい。

　武器1の「トツカノツルギ」は攻撃範囲も広い近接攻撃で、タイミングを計れば武器3の「格闘コンボ」に繋げられる。姿を消した敵に近寄られ格闘で大ダメージをおわされるのは、とても怖い。その恐怖を与えられる機体なのである。

近距離戦に特化した「アストレイ ゴールドフレーム 天ミナ」。いかに接近するかがテーマだ
射出することで自分の姿が消えるランサーダート。姿なき暗殺者として活躍できる