エクストラダンジョン「残魂の迷宮」では厳しい戦いが冒険者を待ち受けている

　株式会社アクワイアは、プレイステーション 3用3DダンジョンRPG「ウィザードリィ パーフェクトパック」を12月8日に発売した。価格は6,090円で、CEROレーティングはC（15歳以上対象）。

　「ウィザードリィ パーフェクトパック」は「Wizardry 囚われし魂の迷宮」、「Wizardry 囚われし亡霊の街」のゲーム本編に加え追加シナリオを収録。さらに、「Wizardry 囚われし魂の迷宮」においては試練の迷宮が全開放となっている。

　さらに目玉となるのがエクストラダンジョンの「残魂の迷宮」。「Wizardry 囚われし魂の迷宮」と「Wizardry 囚われし亡霊の街」のそれぞれに用意されており、シナリオとは関係なく攻略を進めることができる。しかしその難易度はゲーム制作者が心折れるほどの相当な難易度で、迷宮内に登場するモンスターは、今までよりレベルが倍以上、知能も上がり凶悪に進化している。すでに弊誌でもプレイレポートを掲載しているので、いま1度チェックいただきたい。

　新生「Wizardry」シリーズの開発者がオススメする職業や武器が同社から公開された。特にキャラクターメイクが非常に重要な位置を占め、大きなボーナスポイントが出るまで何度もやり直した人も多いだろう。今回開発者がオススメするのは以下の「君主」、「魔術士」、「司祭」、「侍」、「剣聖」の5つ。

【君主】

　剣や防御力の高い防具を装備でき、回復系呪文も使える君主は、パーティの「壁」として頼りになる職業。手堅く守りつつダンジョン探検を進めたい時には、君主がいると非常に心強い。種族はドワーフがオススメ。

★スキル例：敵の物理攻撃を仲間の代わりに受ける「ヒュージシールド」

【魔術士】

　その名の通り、魔術に特化した職業。主に攻撃呪文を習得する。大勢の敵と遭遇した時はとても重宝する。ボス戦や「残魂の迷宮」などでは、威力を倍増させる倍化呪文（マジックブースト）がないと攻略は難しい。種族はノームやエルフがオススメ。

★スキル例：意識を集中し、呪文に込める魔力を増加させ、その魔力で効果を倍化させる「マジックブースト」

【司祭】

　攻撃系と回復系、どちらの呪文も習得する、呪文のスペシャリスト。アイテムの鑑定もできるので、序盤からパーティに1人はいると便利な職業。また、スキル「マジックウォール」はモンスターのレベルが上がってくるダンジョン深層では心強いスキル。ノーム、エルフを僧侶から転職させるのがオススメ。

★スキル例：敵の攻撃を防ぐ結界を張る。連続使用で結界の耐久力を上げることができる「マジックウォール」

【侍】

　圧倒的な攻撃力、かつ魔術士系の呪文も多く習得する上級職。剣や刀を装備でき、その攻撃力は折り紙つき。ダンジョンの深層に挑む時には必須とも言える職業。1パーティに1人は侍を入れましょう。種族はヒューマン、ドワーフがオススメ。

★スキル例：敵1グループに対して斬撃を放つ「轟激刃紋ノ陣」

【剣聖（「Wizardry 囚われし亡霊の街」のみ）】

　剣や刀を装備でき、魔術士系の呪文も習得する職業。侍よりも多くの武器を装備でき、ボス戦や「残魂の迷宮」では剣聖のスキル「激昂鳳凰ノ舞」が役に立つ。種族はヒューマン、ドワーフがオススメ。

★スキル例：1ターン目に力をため、次のターンに敵1体に大ダメージを与える[激昂鳳凰ノ舞]

【開発者オススメの職業】
「Wizardry 囚われし魂の迷宮」のドワーフ。前衛の攻撃約に適している。PIEが高いので君主を目指して育てるといいだろう	「Wizardry 囚われし亡霊の街」のノーム。呪文を扱う職業には適任だが、最大HPが高くなりにくいのが難点	「Wizardry 囚われし亡霊の街」のヒューマン。全ての能力が平均的で、どんな職業もそつなくこなせる