ガマニア、「ルーセントハート」全国縦断オフ第1弾を大阪で開催
11月、12月の連続大規模アップデート「Thesaurus」を発表
株式会社ガマニアデジタルエンターテインメント(以下、ガマニア)は、Windows用MMORPG「ルーセントハート」のオフラインイベントを大阪で開催した。全国縦断オフラインイベントの第1弾で、今後札幌、名古屋、福岡、仙台、東京でも順次開催される予定だ。
大阪ではキタの中心地、梅田駅近くの会場に事前応募の中から抽選で選ばれた32人が集まり、チーム対抗のミニゲームで盛り上がった。さらにこの会場での発表が初めてになるという11月、12月の連続アップデート情報が、ディレクターの廣田一億氏から発表された。
また、このイベント同時に、ルーセントハートの女性プレーヤーだけが参加できるコミュニティ「ルーセントハート女子部」の女子会も開催された。こちらは10名ほどが料理を囲んで和やかに女性ならではの意見を交換し合った。どちらも小規模開催ならではの和気あいあいとした雰囲気だったのが印象的だった。
このレポートでは、発表された最新情報の詳細と、大阪オフの雰囲気をお伝えしたい。
■ 10,000GASHを賭けたチーム対抗イベントで盛り上がる
司会はガマニアの稲川義章氏が務めた |
大阪会場の様子。チームに分かれたテーブルの上には応援グッズが置かれている |
「ルーセントハート」は、2010年の2周年に東京で初めてのオフラインイベントを開催した。その後、関東以外でも開催して欲しいという声が多く寄せられ、それに応えて3周年記念に全国縦断オフラインイベントを開催することになった。筆者が訪れた時、会場はちょうど最後のリハーサル中で、スタッフが総掛かりで準備に追われていた。会場時間が多少遅れたが、それでもイベントはほぼ定刻にスタートした。
来場者は男女が半々程度。女性の方が多く見えるほど多いという珍しい状況。来場者はAからJまで10のテーブルに別れて座り、それがそのままチーム分けになった。そのチームで、間違い探し、画像当てクイズ、ダンスバトル、ペットレースで1位を競った。最も獲得ポイントの多かったチームのメンバー全員は10,000GASHのプリペイドカードをもらえるというものだ。
間違い探しは全3問。2つの画像を見比べて間違いを探していく。画像当てクイズは、「ルーセントハート」に登場するキャラクターのイラストの一部分から、そのキャラクターの名前を当てるというもの。さすがにヘビーなユーザーが多く、帽子の一部やしっぽだけでほとんどが正解していた。キャラクターの開発秘話を交えた解答の後、今度は6台用意されたPCを使ってゲーム内のコンテンツで勝負が行なわれた。
ダンスバトルは、リアルサーバー内のイベント会場で行なわれた。スタート前にアナウンスがあり、会場には50人ほどのユーザーが見学に来ていた。ダンスバトルのヒットナンバー「恋ゴコロ」を歌うぷりますてらの今井瀬奈さんもゲストとしてログイン。バトルを見守りながら、全員が一緒に踊って楽しんだ。
ペットレースは、普段は自分の騎乗ペットを使って戦うものだが、今回は公平を期するために全員が同じペットを使用。奮戦するメンバーを、残りのメンバーが机に用意されていたタンバリンやポンポンを使って声援を送っていた。
結局男性3人のチームがプリペイドカードを獲得。そのうち1人は7月に「ルーセントハート」を始めたばかりだという。ひたすらダンスで遊んでいるという方で、リズムをとりながらの見事な操作にスタッフも感嘆していた。
イベントの後には急遽登場が決まったという、ディレクターの廣田一億氏が登場し、アップデートの情報を発表した。会場に集まった時には見知らぬ者同士だったのに、イベントが終わるころにはサーバーやキャラクター名を交換する和気あいあいとした空気が流れていた。ガマニアのスタッフも「小規模イベントならではの楽しいイベントにしていきたい」、今回の反省点を今後の縦断イベントに生かしたいと語っていた。
■ 宝を隠して、宝を探す。「トレジャールームシステム」が登場
「ルーセントハート」ディレクターの廣田一億氏 |
発表された大型アップデート「Thesaurus」。11月、12月の連続アップデートとなる |
会場で発表された最新の大規模アップデート「Thesaurus(シソーラス)」は、11月、12月の連続アップデート。「Thesaurus」は“財宝”を意味するラテン語で、11月に実装される「トレジャールームシステム」にちなんだ名前だ。
「トレジャールーム」システムは、プレーヤーが作った部屋の中に宝を隠し、それを別のプレーヤーが探すというもの。「ルーセントハート」にはこれまでにもプレーヤーが自分でカスタマイズできる「マイルーム」があったが、部屋に招待できるのは「ほしとも」とフレンドだけで、せっかく作った部屋をもっと大勢の人に見てもらいたいという要望があった。その声に応えて、新しい「トレジャールーム」はすべてのプレーヤーが入場可能となる。
プレーヤーには、宝を隠す、宝を探すという2つの遊び方がある。まずは「トレジャールーム」を手に入れて、中に家具を8つ以上設置する。すると宝が隠せるようになる。
隠せるのは宝物と、ミニゲーム2つ、偽の宝物、メッセージボードの計5つ。メッセージボードには宝探しのヒントや、ハズレの宣言など好きなテキストを書くことができる。ミニゲームは神経衰弱と「幻影迷宮」という迷路の2種類。つまり、部屋の家具が8つの場合、正解が1つ、トラップが4つ、反応がないハズレが3つということになる。
入る部屋は、宝物が設置されている中からランダムに選ばれる。宝物を探しに来たプレーヤーが入ると、ドリームゲートという扉から別のマップに移動する。その部屋には宝物のある部屋に入るためのカギと、カギを守る守護隊NPCがいるので、守護隊を倒してカギを手に入れて部屋に戻る。1度見つけ損なうと再び別のマップに移動する。調べられる回数は1度の入場で5回まで。
宝を守る守護隊はあらかじめ設定されたNPC以外に、宝物を隠すプレーヤーが自分のミニペットと戦闘ペットを設置することができる。設置できる数は5つのトラップに対して各1体ずつの計10体。レベルは侵入したプレーヤーに合わせて調整されるので、隠した側のレベルに関係なく誰でも遊ぶことができる。守備隊を倒すと経験値ももらえるので、戦闘コンテンツとして遊ぶことも可能だ。戦闘ペットは強化されているので、もちろん負けることもある。廣田氏によれば、基本的にはパーティー向けのコンテンツと考えているそうだ。
「トレジャールームシステム」の報酬は新しいスキルだ。スキルは「ルーセントハート」の2人の女神テイアとカデナにちなんだ光と闇の2系統に別れている。テイア側のスキルツリーにはプレーヤーを強化するお助けスキルが、カデナ側に戦闘スキルが多い。習得すると、世界儒をモチーフにしたスキルリストに表示される。
宝を守りきれば光のポイントが、発見すると探したプレーヤーに闇のポイントが入る。このポイントを使ってスキルを利用する。例えばポイントが40たまった状態なら、消費ポイント20のスキルを2度使うことができる。さらに両方のポイントをMAXまで貯めると中央にある太陽のマークの部分にある特別なスキルを使うことができるようになる。このスキルは詳細不明だが、かなり強力なもののようだ。
12月のアップデートでは、新しいモンスターや強力なボスが出くる新マップが実装される。数枚のスクリーンショットとモンスターのデザインが紹介されたが、まだ日本の運営も詳細を知らされていないということで、12月のアップデートについては今後の発表を待ちたい。
また、このアップデートとは別に、「ほしとも」関連の企画が進んでいるらしい。こちらも後日詳細が発表される予定だ。
■ 女の子ユーザーが和気あいあいとおしゃべりする「女子会」も開催
オフラインイベント終了後には、同じ会場で「ルーセントハート女子部」の「女子会」が行なわれた。「女子部」はルーセントハート公式サイトで活動している女性プレーヤーだけが参加できるコミュニティで、ゲーム内でイベントを行なったり、部長のシトラス氏が自分のマイルームにユーザーを招いてインタビューを行なったりと様々な活動でゲームを盛り上げている。
紺のカバーがかかったテープルに料理が並ぶと、ちょっとしたホームパーティーの雰囲気でいかにも女の子が集まる催しらしい手作り感だ。最初は少し緊張気味だった参加者も、次第に打ち解けてゲーム内外の話で盛り上がった。
セッティングの終わった女子会会場。レオのぬいぐるみもパーティーハットをかぶってお出迎え |
(C) 2011 PlayCoo Corporation
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□ガマニアデジタルエンターテインメントのホームページ
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□「ルーセントハート」のページ
http://lh.gamania.co.jp/
□「ルーセントハート」全国縦断オフラインイベントのページ
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(2011年 11月 4日)