「SDガンダム カプセルファイター オンライン」4月実装機体先行体験レポート Part.2
漆黒の強敵MS「ゴールドフレーム 天」がついに所有可能に!


4月20日実装




 CJインターネットジャパン株式会社は、Windows用オンラインアクション「SDガンダム カプセルファイター オンライン(「SDGO」)」において、4月20日に新機体を実装する。今回は実装に先駆けて、4月20日に新たに追加される3機体を体験してきた。

 今回実装される機体は「アストレイ ゴールドフレーム 天」、「ガンダム スローネ ドライ」、「シュツルム・ディアス」だ。「シュツルム・ディアス」はレンタル機体として既に登場していたが、今回よりプレーヤーが所有できるようになる。「アストレイ ゴールドフレーム 天」は共同ミッションの「破壊! アプサラスII」で敵として登場するMSで、苦戦したユーザーも多いだろう。ミッションでの強敵は、プレイアブル機体としてはどんな能力を発揮するのだろうか?



■ アストレイ ゴールドフレーム 天

・万能型(チョキ機体)
・BSランク
※設計図での導入

 「アストレイ ゴールドフレーム 天」は「機動戦士ガンダムSEED」の外伝作品「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」シリーズに登場する機体。翼のような背面の武器「マガノイクタチ」と黒い機体カラーが、対戦相手に威圧感を与えるMSだ。

 注目なのが、右手に装備する攻盾システム「トリケロス改」である。この武器はブリッツガンダムが装備していたものを奪い取ったものだ。この設定を活かし、「SDGO」では本機はブリッツガンダムと同じような戦い方ができる機体となっている。最大の特徴は武器3の「ランサーダート」で、敵に当てるとこちらの機体を見えなくできる。このまま側面や背後に回り無防備な敵を襲うのが快感だ。

 中距離戦に強いチョキ機体ではあるが大ダメージを与えるためにはランサーダートで敵の目をくらませ、武器1の「トツカノツルギ」で相手を切り刻むのが有効だ。接近攻撃を繋げていくと、ワイヤー付きの射出武器「マガノシラホコ」までも繰り出す演出が楽しい。本作では、ワイヤー武器と言うよりも触手のように見え、この機体の禍々しさを増している。

 必殺技も接近用になっていて、アストレイ ゴールドフレーム 天は武器2で敵を牽制しつつ、ランサーダートを当て、接近戦に持ち込むというのが有効な戦い方のようだ。突っ込んでくるグー機体に対しては、至近距離でランサーダートを当てても補足されてしまう場合がある。そのときには逃げながらランサーダートを当て、こちらを見失わせるという戦い方をしたいところだ。


相手に威圧感を与えるデザインのアストレイ ゴールドフレーム 天。触手のように相手に伸びているのは、ワイヤー付の武器マガノシラホコだ
中央が機体を透明にする武器ランサーダート。透明になり相手に必殺技をたたき込め

■ ガンダム スローネ ドライ

・万能型(チョキ機体)
・Aランク

 「ガンダム スローネ ドライ」は「機動戦士ガンダム00」に登場するMSである。ガンダムスローネは、主人公達と同じソレスタルビーイングを名乗るが、独自に武力介入を行なっていくヨハン、ミハエル、ネーナの3兄妹が操るガンダムの1つだ。ガンダム スローネは“アイン”、“ツヴァイ”、“ドライ”の3機が開発され、ドライにはネーナが搭乗する。

 「擬似太陽炉」を搭載しているため、ガンダムエクシアなどの太陽炉と違い、GNドライブから放出される粒子は赤い。劇中においては、ガンダム スローネ ドライは3機体の中で最も戦闘力は低いものの、GN粒子を放出したジャミングなど、支援能力に秀でている。また、3機体中唯一、ファーストシーズンだけでなく、セカンドシーズンでも登場した機体だ。

 「SDGO」では、他の機体を支援する劇中の設定を活かし、味方に敵の位置を知らせ、潜伏している敵も探知できる「通信指揮」のスキルを持っている。姿を消せるMSにとってはやっかいな敵となりそうだ。背中の大きなバックパックが特徴的なMSである。

 武器1は「GNビーム・サーベル」、武器2は「GNハンドガン」、武器3に「GNシールドポット」と使いやすい武器が揃っている。特にGNシールドポットは爆風で周辺ダメージも期待できるため、中~遠距離で戦える機体だ。必殺技は離れた場所から当てられる“全弾発射型”だ。近づこうとする敵に落ち着いて攻撃を当て続けることが勝利の鍵だ。


支援能力を持つガンダム スローネ ドライ。通信指揮のスキルは、潜伏している敵も発見する。背中の疑似太陽炉からは赤いGN粒子を放出している
GNビーム・ライフル、GNシールドポットは使いやすいが、A機体にしてはインパクトが薄い感じも否めない。一方、必殺技ではGN粒子を放出し非常に派手だ

■ シュツルム・ディアス

・遠距離型(パー機体)
・Bランク

 「機動戦士ガンダムZZ」に登場するMSで、リック・ディアスの強化改造機である。背部のバインダーに強力なメガ粒子砲を搭載し、攻撃力を増している。劇中では“シュツルム・ディアス隊”として主人公ジュドー達の前に立ちはだかる。ちなみに、「機動戦士Zガンダム」での味方であるリック・ディアスの強化型が、続編では敵役として登場するのはちょっと奇妙に感じるが、一説では、裏取引によりネオジオンに渡ったとも言われ、また、一方では、旧ジオン公国残党に強奪され、ネオジオンに渡ったという説もあるいわくつきの機体である。

 Bランクのパー機体であるシュツルム・ディアスは遠距離での戦いに強い機体だ。弾数が少なめなのが弱点だが、スキル1の「リロードアップ」が発動できればある程度カバーできる。敵と距離を取り、メガ粒子砲で大ダメージを狙うのが主な戦い方となるだろう。バインダーから出るレーザーは太く、見た目のインパクトも大きい。

 レンタル機体として既に使用しているユーザーも多い機体だが、今回所有可能となり使いやすいBランク機体として人気を集めそうだ。武器2のクレイ・バズーカは足下に撃ち込むことで爆風を拡散させ、近付く敵にダメージを与えられる。武器3は太いビームなため当てやすい。敵に対してうまく距離を取りつつ戦うことを心がけたい。


ビーム・サーベルは振りが早く、クレイ・バズーカは爆風を発生するので使いやすい
最大の特徴であるメガ粒子砲。遠距離から敵をねらい撃てる。弾のスピードも速く、ビームも大きいので、メインウェポンとして活躍する武器だ

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・毎日放送
Produced by BANDAI KOREA
Developed by SOFTMAX / Published by CJ Internet Japan.

(2011年 4月 20日)

[Reported by 勝田哲也]