スパイク、PS3/Xbox 360「HOMEFRONT」の最新情報を公開
ショッキングな風景に目を奪われる“変わり果てたアメリカ”


4月14日発売予定

価格:7,770円

CEROレーティング:D(17歳以上対象)


 株式会社スパイクは、4月14日に発売を予定しているプレイステーション 3/Xbox 360用FPS「HOMEFRONT」の最新情報を公開した。「HOMEFRONT」の価格は7,770円で、CEROレーティングはD(17歳以上対象)。

「HOMEFRONT」のイメージイラスト。サンフランシスコのランドマークであるゴールデンゲートブリッジが戦場と化している。サンフランシスコの街並みは戦火に包まれ、沖合では空母が沈みつつある
主人公ロバート・ジェイコブスは捕虜となり処刑されかけるが、レジスタンスにより救出される。2027年の占領下のアメリカから物語はスタートする
マルチプレイではバトルコマンダーモードが楽しい。連続キルを達成することで「脅威」として認定され、特殊能力が得られる代わりに、敵に居場所が通知されるというユニークなシステムだ

 今回公開された情報は、“変わり果てたアメリカ”。「HOMEFRONT」は、何度も紹介してきたように、北朝鮮を中核とする大朝鮮連邦という架空の連邦国家が、アメリカ合衆国を征服してしまうという刺激的なストーリーとなっている。今回公開されたスクリーンショットでは、朝鮮大連邦の侵攻によって受けた直接的な傷跡のほか、朝鮮大連邦にも、レジスタンスにも与しない無法者たちがもたらした厄災も余すところなく描かれている。

 見慣れた街並みに、武装した兵士がたむろし、戦車や対空戦車が道路をふさいでいる。街以外にも、郊外の住宅地や小学校の校庭、野球場、高校、果てはゴールデンゲートブリッジなども戦場となるようだ。

 一方、無法者たちが占拠するアジトには、侵入しようとして無残に殺害された被害者の生首や、大朝鮮連邦軍(KPA)の兵士を張り付けにして、いたぶり殺した跡などが遺されている。主人公のロバート・ジェイコブスは、レジスタンスの一員として、様々な人物と遭遇しながら、母国奪還のために捨て身の戦いに乗り出していくことになる。

 なお、マルチプレイに関しても、ゲームモードが公開されたので紹介しておきたい。基本的なゲームモードは、グラウンドコントロールとチームデスマッチの2種類。ルールは通常ルールと、バトルコマンダーと呼ばれる同作オリジナルのルールの2種類が用意されている。

 まずグラウンドコントロールは、マップ上に配置された2~3カ所の拠点を制圧・維持することを目標に、両チームのスコアを競うモード。目標を制圧し、維持し続けることでチームにスコアが加算される仕組みで、いずれかのチームのスコアメーターが上限に到達すると1ラウンドが終了となり、2ラウンドを先取したチームが勝利となる。チームデスマッチモードは、FPSではお馴染みのゲームモードで、2チームに分かれ、ひたすら敵チームのメンバーを倒してスコアを競うモードとなる。

 そして「HOMEFRONT」のマルチプレイの柱となるのが「バトルコマンダー」モードだ。バトルコマンダーモードは、連続キルを達成するなど戦場で活躍しているプレーヤーを“脅威”として認定し、味方はもちろん、敵にも居場所を通知し、狙われる身となる代わりに、防御力や攻撃力アップなどの能力を獲得できるというもの。「脅威レベル」はその活躍の度合いによって5段階まで設定されており、味方は対象者を守りきることで、能力ボーナスを長期間維持でき、敵は倒すことで大量のバトルポイント(BP)を獲得できるなど、敵味方双方にメリットがあるシステムとなっている。


【「HOMEFRONT」バックグラウンドストーリー(日本語吹き替え版)】

【スクリーンショット】
敵は大朝鮮連邦だけではなく、国内に武装勢力が潜んでいるというのが、薄気味悪いリアリティを感じさせる。店の看板は「HOOTERS」のように実在の店舗も含まれており、変わり果てたアメリカを感じさせてくれる

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(2011年 3月 29日)

[Reported by 中村聖司]