スパイク、PS3/Xbox 360「HOMEFRONT」を今春発売
E3で話題を集めた“問題作”がついに日本上陸決定!


2011年春発売予定

価格:未定


被支配体制下のアメリカ。武装兵の装備にはハングルの文字が見える
プレーヤーはレジスタンスの一員

 株式会社スパイクは、米THQ傘下のKaos Studiosが現在開発しているFPS「HOMEFRONT」の日本での取り扱いを正式発表し、今春発売することを明らかにした。発売プラットフォームはプレイステーション 3およびXbox 360。価格は未定で、CEROレーティングはDを予定。

 「HOMEFRONT」は、北朝鮮が主導する“大朝鮮連邦”に支配された近未来のアメリカ合衆国を舞台にしたファーストパーソンシューティング。北朝鮮が韓国や日本を併合し、アメリカまでも支配するという、最悪のIfシナリオを正面から取り扱った作品として、E3 2010で“問題作”と謳われたタイトルだ。その後、東京ゲームショウ2010でもプレスプレビューが実施され、日本展開への意欲を示していたが、今回ようやく日本でのパートナーがスパイクと決まり、日本展開が確定した。

 ゲームの舞台は2027年のアメリカ合衆国。アメリカは北朝鮮に突如として出現したカリスマ指導者がリーダーシップを取る大朝鮮連邦によって支配されており、プレーヤーはレジスタンスの一員として、彼らの支配から脱却するためにレジスタンス活動を繰り広げていくことになる。本作のシナリオは、「地獄の黙示録」の脚本で知られるジョン・ミリアス氏が担当しており、重厚なストーリー展開が期待される。

 本作には実在の兵器が数多く登場するほか、2027年という時代設定に即した近未来兵器も登場。銃器には、スコープなどのアタッチメントが装着可能で、豊富なバリエーションを備えている。ヘリや戦車といったビークルも登場。単なる銃撃戦に留まらない戦略的な戦いが楽しめるという。

 ゲームモードはメインのシングルプレイキャンペーンのほかに、最大32名で楽しめるマルチプレーヤーモードを用意。プレイ中に獲得できる「BP」と呼ばれるポイントを消費して強力なビークルを購入可能なシステムを採用しており、序盤は歩兵同士の銃撃戦が展開され、後半に近づくにつれ、戦車やヘリ、そして「ドローン」と呼ばれる遠隔操作が可能な兵器を駆使した大規模戦闘へと発展していくようになっている。まだ発売日が確定していないのが気がかりだが、この春期待の大作FPSだ。

【スクリーンショット】




(c) 2010 THQ Inc. Developed by Kaos Studios. THQ, Kaos Studios, Homefront and their respective logos are trademarks and/or registered trademarks of THQ Inc. All rights reserved. All other trademarks, copyrights and logos are property of their respective owners.

(2011年 1月 20日)

[Reported by 中村聖司]