EA、「EA SPORTS アクティブ パーソナルトレーナー Wii」の記者発表会を開催
欧米で好調のエクササイズソフトを、タレントの長谷川理恵さんが紹介

8月5日開催

会場:丸の内オアゾ



ゲストの長谷川理恵さん(左)とエレクトロニック・アーツ株式会社マーケティング部プロダクトマネージャーの籠谷多恵子氏(右)
冒頭の挨拶で、「メリハリのある身体、メリハリのある毎日をサポートする商品として、お役に立てれば幸いです」と語る籠谷氏

 エレクトロニック・アーツ株式会社は、8月6日に発売となるWii用のトータル・フィットネスソフト「EA SPORTS アクティブ パーソナルトレーナー Wii 30日生活改善プログラム(以下、パーソナルトレーナー Wii)」のプレス発表会を、東京駅近くの丸の内オアゾ内で開催した。

 「パーソナルトレーナー Wii」は、アメリカのセレブ専属トレーナーとして有名なボブ・グリーン氏の全面協力のもと開発されたトータル・フィットネスソフト。同梱されている2つの健康器具、足の動きを認識する「レッグストラップ」とダンベルような効果をもたらす「レジスタンスバンド」の他、Wiiリモコンとヌンチャク、バランスWiiボードを使って行なう運動が100種類以上入っている。海外では5月に発売され、2週間で60万本を超えるヒットとなった。

 本作は自分のアバターを設定して、アバターの動きに合わせて運動を行なうが、ゲームというよりは健康器具に近い。鍛えられる箇所や消費カロリーなどを見ながらエクササイズを組み合わせて、自分だけのトレーニングメニューを作る事ができる。トレーニング中にはトレーナーがゲーム内から励ましの言葉をかけたりと、サポートしてくれる。2人で同時プレイすることも可能だ。毎日の運動の結果消費されたカロリーはグラフで見ることができる。運動のメニューやプレイ方法など詳しいレポートは、こちらの体験プレイを参考にして欲しい。

「EA SPORTS アクティブ パーソナルトレーナー Wii」体験レポート

 プレス発表会には、エレクトロニック・アーツ株式会社マーケティング部プロダクトマネージャーの籠谷多恵子氏の他、CMにも出演しているイメージキャラクターの長谷川理恵さんがゲストとして来場し、商品の紹介や健康に関するトークで盛り上がった。また、2名のモデルによるデモプレイでは、同梱された器具などを使ってステージ上で実際にトレーニングを行なった。



■ モデルに、マラソンランナーにとアクティブな生活の秘密は?

健康と美しさの秘密は、何事も楽しんでやることだと長谷川さん
ベジタブル&フルーツマイスターの資格を持っているだけあって、食事の話をする時にはすっかりアドバイザーの顔に
今日の朝食は野菜のサンドイッチだったとか

 CMのメイキングビデオと、CM本編の映像が流れた後、ゲストの長谷川理恵さんが登場した。長谷川理恵さんは、モデルやタレントとして活躍する傍ら、ベジタブル&フルーツマイスターの資格を持ち、各地のフルマラソンにも参加しているというアクティブな女性。CMの撮影では、実際に「パーソナルトレーナー Wii」の様々な運動を行なったが「普段トレーニングをして走っていても、使っていない筋肉は結構たくさんあって、そういった筋肉を刺激してくれたので、かなり筋肉痛になりました」とのことで、撮影中にかなり汗もかいたそうだ。トークショーでは日々の生活や、スタイル作りのポイントを語った。実は野菜嫌いだったという意外なエピソードも飛び出した。

 毎日、午前中にはジョギングを欠かさず、マラソンのレースに出る前にはトレーニングメニューをこなす長谷川さんによると、継続させるコツは「好きかどうか」。嫌いな事を嫌々続けても楽しくないうえに身につきにくい。マラソンは確かに走っている最中には辛い状況もあるけれど、それ以上に走り終えた時の達成感や喜びが大きいから続けられるのだと語った。

 ベジタブル&フルーツマイスターの資格を持ちながら、昔は大の野菜嫌いだったという長谷川さん。何となく野菜を食べたいと思うようになったのは、マラソンを始めたことがきっかけだったという。いざ食べてみたらフルーツのように甘く感じたのだそうだ。今では1日の食事の中になるべくたくさんの野菜を取り入れるようにしている。その季節の旬の野菜は1番おいしくて栄養価が高いのでおすすめ、だそうだ。「今だとナスやキュウリ、それにオクラは“ねばねば”したところが細胞の免疫力を高める効果があって、とても身体にいいんですよ」という事なので、ぜひ参考にして欲しい。

 自分の身体が何を欲しがっているのかわかると楽になるから、意識することが大事、と長谷川さん。「大切なのはバランスで、代謝のいい体作りをすれば、自然と良いものを取り込み、悪いものを出してくれる流れのいい身体にしてあげれば極端に太ったり、やせたりすることはなくなるのではないでしょうか」とアドバイスしていた。



■ 短時間でもけっこう効いてる? デモプレイ終了後は額に汗が

デモプレイを見せてくれた2名のモデルさん

 トークショーに続いて、籠谷氏によるゲームの紹介があった。Wiiリモコンを手に実際に操作しながら、運動の設定方法や、質問に答えて毎日の様子をチェックできる機能などを紹介。アバターは、年齢、性別、身長、体重の他、髪の毛の色を変えたり、サングラスをつけたりと細かい部分まで設定できる。

 トレーニングのメニューは、プリセットされているものもあるが、自由にセットすることもできる。100種類以上あるトレーニングは、有酸素運動、二の腕など上半身を中心にした運動、下半身を中心に引き締める運動、バスケットボールなどゲーム感覚で楽しめるスポーツの4つに分類されている。設定画面では、身体のどこを何%くらい鍛える事ができるのかという図と、どのくらいのカロリーを消費できるのか、だいたいの目安が表示されるので、それを見ながら組み立てていく。


まずは自分のアバターを設定するトレーニングをセットすると消費するカロリーの目安がわかる消費したカロリーはグラフで表示される

 その後2人のモデルが登場して、2人同時プレイの実演が行なわれた。今回のプログラムは下記の7つだった。

    1:「ランニング」……その場でランニングをする全身運動
    2:「スクワット・ホールド」……足に巻く「レッグストラップ」にヌンチャクを入れて行なうスクワット運動
    3:「バイセブカール」……ダンベル替わりの「レジスタンスバンド」を使った腕の運動
    4:「ダンス」……画面の中央に現れる矢印マークに合わせて動く軽快な全身運動
    5:「キャッチャーピッチング」……スポーツのカテゴリにある運動。ボールを受け取って投げ返す
    6:「カーディオボクシング」……画面の的めがけて拳を振るう。当たると的が砕ける
    7:「インラインスケート」……腰を低く落とした姿勢で、スケートを動かしながらスピードを上げてトリックを決める

 運動中は、画面内に消費カロリーが加算されていくのがおもしろい。すべての運動が終わった後は2人とも汗をかいて、軽く息が上がっていた。見ている分にはそれほど強い運動をしているという印象はなかったので意外だった。

 運動不足の解消にはもってこいの「EA SPORTS アクティブ パーソナルトレーナー」。早期購入すると、特典として「レッグストラップ」と「レジスタンスバンド」がもう1セット無料でついてくる。家族や友人と一緒にトレーニングするチャンスだ。


あらかじめ組んであるプログラムに従って、次々にトレーニングをこなしていった

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(2009年 8月 5日)

[Reported by 石井聡]