コーエー、WIN「信長の野望・天道」
軍事施設や陣形、戦法連携を紹介
株式会社コーエーは、9月4日発売予定のWindows用歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・天道」の新情報を公開した。
今回公開されたのは、「軍事施設」と「陣形」、「戦法連携」について。いずれも本作で一新された合戦において、重要な要素となっている。
■ 軍事施設
軍事施設には、「砦」、「櫓」、「狼煙台」、「兵糧庫」、「陣屋」の5種類がある。軍事施設は工作隊を派遣し、建築することになる。これらの施設を敵部隊の移動経路や自勢力の進軍ルートに建築することで、領地を巡る攻防戦を有利に進められる。
- 【軍事施設】
・砦:敵部隊を弓矢で攻撃する施設。大型で耐久力が高い。
・櫓:敵部隊を弓矢で攻撃する施設。小型で耐久力が低い。
・狼煙台:敵部隊に対し、奇襲を仕掛けられる施設。
・兵糧庫:自軍部隊の士気低下を防ぐ施設。
・陣屋:部隊を留めることで士気を回復させる施設。
軍事施設の使い方は、集落を守るために砦を建て、部隊の士気を維持するために兵糧庫を建てるなど、攻守に応じて使い分けることが重要になる。また、「支城」を建てることで前線が強化できる。さらに「支城」を「集落」と繋ぐことで、城とほぼ同等の機能が得られる。
集落の入口を塞ぐように砦を建て、集落の守備を固める | 国境の街道沿いに兵糧庫を建て、工作隊の士気を維持する | 各方角に支城を建て、隣国からの攻撃に備える |
■ 陣形
陣形は最大5部隊で組むことで、さまざまな能力・効果が得られる。陣を組んだ部隊同士は常に行動をともにするため、状況に応じて部隊編成も考える必要がある。
部隊の組み合わせによって陣形全体の強さが変化する | 拠点を攻撃するには大筒隊などの兵器が必須。遠距離攻撃を使えば無傷で攻撃も可能 |
陣形は全部で9種類。それぞれ効果が異なるため、編成した部隊の能力はもちろん、地形や敵軍なども考慮して選択する。
- 【陣形】
・鶴翼:戦法連携が発動する確率を高める。
・魚鱗:足軽隊や騎馬隊の攻撃力を高める。
・雁行:弓隊や鉄砲隊の攻撃力を高める。
・偃月:全兵科の攻撃力を高める。
・鋒矢:全兵科の破壊力を高める。
・方円:全兵科の防御力を高める。
・衡軛:戦法に対する防御力を高める。
・錐行:機動力を高める。
・包囲:城を包囲攻撃するための陣形。
■ 戦法連携
部隊が戦闘状態に入ると、徐々に闘志が溜まっていき、一定以上溜まると強力な攻撃「戦法」が発動できる。1人の武将が1つの戦法を持つため、誰を出陣させるかが重要になる。
さらに戦法を発動した部隊と同じ兵科がいれば、連携攻撃を繰り出すことがある。連携を狙って陣形を組むこともポイントになりそうだ。
戦法の中には、同じ陣にいるすべての部隊の能力をアップさせる戦法もある。使える武将はほんの一握りしかいないが、タイミング良く発動させると、非常に高い効果が得られる。
戦い続けて闘志を溜めることで戦法を発動できる | 島津家の鉄砲戦法「捨奸(すてがまり)」が発動 | 攻撃力、破壊力、さらに戦法の威力を高める効果がある「金剛之備」 |
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(2009年 7月 24日)