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「ぷよぷよ!!クエスト」とスイーツパラダイスがコラボ
「『ぷよクエカフェ』に食べに来るんだぜ!」とスイーツ真壁が叫ぶ
(2016/3/17 20:08)
「ぷよぷよ」シリーズの誕生25周年を記念して、スイーツパラダイスとコラボした「ぷよクエカフェ」が3月17日~5月15日の間、東京・池袋にあるスイーツパラダイス池袋店にオープンする。そのオープンに先立ち、プロレスラーの真壁刀義選手を迎えてのプレス向けイベントが開催された。
真壁選手は強面な風貌とは異なり、スイーツ好きで有名。大好物はモンブランだとか。そこで今回はぷよクエカフェで提供されるスイーツとフード、ドリンクを食べたり飲んだりして、「ぷよぷよ」シリーズ総合プロデューサーの細山田水紀氏と対決し、どちらがいいコメントを言えたのか3本勝負で「チャンぷよんベルト」を賭けた争いが繰り広げられた。
「スイーツで負けることないでしょ。すごいところ見せてやる」と真壁選手。対する細山田氏も「甘いもの食べてるのは負けてないと思うので」と対抗意識を見押せる。まず第1戦目はドリンク対決で、お題は「フラウのもこもこソーダ」。これはぷよぷよに出てくるフラウというキャラクターをイメージして、上が綿飴になっており、それにカルピスをかけて飲むというものだ。
真壁選手は「スイーツ業界でも綿菓子は流行ってるんだよね。食事でも、綿菓子を崩すおかげで甘い砂糖として使われてるんだよね」とまずコメント。カルピスをかけると綿菓子が溶ける様子に「すごいねー」。そして一口飲んで「うまい!」。「皆さんおなじみのカルピスがアクセントとして入っているのね。この中に入っているベリーの酸味が聞いてくるんだけれども、カルピスの原液が溶けたところでちょうどいい具合になってるのね。カルピスは昔から子どもの中では王様じゃんか。その王様を飲んで、カシスの酸味が効いている。これは“ベリーグッド”だね。ベリーなだけに」と最後はなぜかダジャレ。
細山田氏は「難易度高いですね」と話しながらも、「これは商品開発しているんですが、真壁さんのコメントはばっちりで、ソーダにしてあるんですが、あまり甘くないんです。先ほど言ったように綿飴を上に乗っけていて、綿飴を食べてもいいし、カルピスをかけて飲んでもいいしという。たまに原液だけ飲む人もいるのかなと思いますが、綿飴を入れるとちょっと甘めに作ってあるので。ベリーは最初はいっていなかったんですが、酸味もあった方がいいんじゃないかということで」。
勝敗は結局、商品開発もしていて知識もあった細山田氏が勝利となったが、「でもこれほんとにいいよね。綿菓子が中に溶けることによって、甘みが優しく溶け合ってるのがおいしさに繋がってるよね。すごいよく考えられてる」と語る真壁選手に、「コメントに愛がありますね。さすがです」と細山田氏。
さて気を取り直して第2戦目はフード対決。お題は「あやしいクルークの魔道書プレート」。カツサンドにオニオンスープ、サラダが付いているプレートだ。
まずはカツサンドを一口。「うまい、うまい!」と話す真壁選手。「ハンバーグにするのかカツにするのか、俺はカツでよかったと思うんだよね。俺らも巡業に行くときに、新幹線の中とかで、弁当を食うわけ。弁当食って小腹が減ったときに食べるのはサンドイッチ。その中でも何を食べるかというとカツサンドなの。何でかというと、贅沢感があるんだよね。そして食べた満足感がすごく体に訴えてくる。最後に縁起がいいだろ?“カツ”なだけにね」……。「おい拍手しろよ!」とまたもや最後はダジャレが。
細山田氏も「前は魔道書(カツサンド)だけだったんですけど、今回はサラダにちっちゃくカーバンクルの最中が乗ってたりとか、スープの上に貼ってある大豆シートにもキャラクターが印刷されていて。いい感じです」とコメントする。「ソースも、ピリ辛と辛くないのを選べます。以前カレーで辛いというコメントをいただいたので、今回はそこは工夫して、注文するときに辛いのと甘いのを選べるようにしました」(細山田氏)とのこと。
「スイーツじゃないんだけど俺プロレスラーだからさ、元々食べることにすごくうるさいわけよ。栄養をまんべんなく取らなきゃいけないからさ。子どもなんてカツサンド好きだから食うわけだけど、これには野菜があるでしょ、オニオンスープもあるし、バランスがいいんだよね。よく考えてるねこの商品ね」と真壁選手の食レポがナイスな感じだ。
という感じで今回の勝敗は……、文句なく真壁選手に軍配が上がった。
これで1対1のイーブンとなったところで最後のデザート対決へ。お題は「ラフィーナのピーチパフェ」だ。ピンク色のカラーで彩られ、ピーチの上にたっぷりと生クリームがかかっている。出された瞬間から真壁選手はパフェに釘付けだ。「目がかわいくなってますね」と細山田氏。
「ちょっとね、戦闘意欲を消失するくらいの柔らかさだね」と語る真壁選手だが、一口食べて「あーっ。これほんとうまい。女性や子どもが好きなやつ。あー、うまい!」。
「パフェのすごいところは盛りだくさんなところだと思うのね。1番いいなと思ったのはピーチ。桃がたくさん入っているわけ。この桃の果実を楽しみながら、アイスであったりクリームであったり、そういうものを感じると、口の中が幸せ気分になるわけ。これはどういうことかというと、桃のピーチがピチピチなんです。最高ですこれ」と最後までダジャレで責める。
「それにこれ、ベリーのソースがある。これもまた酸味が強いわけ。甘いものを口の中でリセットしてくるから、次から次へと挑戦できるわけ。このおいしさが最後までずーっと続くわけ。おいしさのネバーエンディングなんですね。うまいね!」と最高の食レポ。
細山田氏は「もう説明いらないでしょ!」と真壁選手のコメントに感心しながら「実際に目がきらきらしている。テレビでは伝わらないこのきらきらした感じ」とお手上げモード。真壁選手も「スイーツって人を幸せにするんだよね。スイーツってよく考えてみな。おめでたいときにしか出ないでしょ。誕生日とかクリスマス。幸せをわーってくれるんだよね」と止まらない様子だ。
もう勝敗はわかったも同然な雰囲気。当然ながら真壁選手の勝ちで終了。“チャンぷよんベルト”は真壁選手に贈られた。
最後に「このぷよぷよカフェ、さすがに侮れねぇ。とにかくお前らよ、スイーツの山、フードの山を楽しみに食べに来い! それだけじゃ」と真壁選手は決めてくれた。
実食!
イベント終了後、実際に食べる機会を得たのでご紹介しよう。注文したのは真壁選手も食べた「あやしいクルークの魔道書プレート」と、スイーツからは「ぷよクエおえかきパンケーキ」、飲み物は「ウィッチのどんえ~んドリンク」だ。これにくわえて「アルルのオムライスセット(ビーフシチュー)」もいただいた。
「あやしいクルークの魔道書プレート」の味は甘めを選択したが、正解だった。おいしいソースと柔らかいカツが合わさってとても満足な感じ。パンをオニオンスープで流し込むとこれまたおいしい。カーバンクルの最中が乗っているサラダもいい感じだ。
「ウィッチのどんえ~んドリンク」はブルーハワイな感じのテイスト。こちらも上に綿菓子が乗っており、溶かして飲むと甘さが加わってとても美味。
「ぷよクエおえかきパンケーキ」だが、チョコレートソースが付いており、これを使って自由にお絵かきをしていただけるというもの。付いているメープルシロップはかなり甘め。本当に“スイーツ”な感じの一品となっている。
「アルルのオムライスセット(ビーフシチュー)」はふわふわのオムレツに付け合わせのビーフシチューをかけていただくスタイルだ。意外とボリュームがあり、これだけでもおなかがいっぱいになった。
ぷよぷよファンならもちろんのこと、スイーツ好きな方にもオススメなメニュー。是非スイーツパラダイス池袋店に来てみてはいかがだろうか。なおほかのスイーツパラダイスの店舗でも「ぷよクエカフェたいけんばん」という形で、オリジナルメニューの一部が提供されるとのことなので、こちらを利用してもよいだろう。
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