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カヤック、スマホ向けゲーム大会サービス「RANKERS」のSDK配信開始

第一弾タイトルはケイブ「怒首領蜂一面番長」に決定!

1月25日SDK配信開始

 カヤックは1月25日、現在開発しているスマートフォン向けゲーム大会サービス「RANKERS」において、デベロッパー向けSDKの配布を開始し、同SDKを最初に採用するタイトルがケイブのシューティングゲーム「怒首領蜂一面番長」に決定したことを明らかにした。また、“大会の賞金”をカヤックが提供するキャンペーンも開始した。

「RANKERS」初採用タイトル「怒首領蜂一面番長」(ケイブ)

 「RANKERS」は、スマートフォンを対象に、ゲームコミュニティサービス「Lobi」や、ゲーム実況録画サービス「Lobi REC SDK」などを提供するカヤックの新サービス。UnityやCocos2d-xといった対応環境で開発されたゲームに、「RANKERS」SDKを組み込むことで、手軽に賞金付きのゲーム大会が開催できるというもの。

 「RANKERS」側では、大会画面、アカウント管理、スコア集計といった大会に必要な諸機能を提供し、大会そのものは自動で行なわれる。上位入賞者への賞金支払いや口座の管理も、RANKERSが代行するため、メーカー側は参加者の本名や振込先口座などの個人情報を取り扱う必要はない。

 一方、ユーザー側は、RANKERSユーザー登録さえ完了すれば、大会には無料で参加でき、大会に関わる課金も一切発生しない。上位に入賞することで、大会が定めた賞金を受け取ることができる。

 「RANKERS」初採用タイトルとなった「怒首領蜂一面番長」は、シューティングゲームの老舗ケイブが2015年12月14日にiOS版をリリースしたばかりの最新作。完全無料タイトルで、コンテンツ課金やガチャなども存在せず、広告モデルのみという珍しいタイトルとなっている。大会の詳細については後日公開予定。大会に備えて腕を磨いてみてはいかがだろうか。

(中村聖司)