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「ドラゴンズドグマオンライン」アルファテストレポート〜初めての冒険編〜

パーティープレイで得た「DDO」の魅力、オンラインならではのゲーム性とは!

2015年 サービス開始予定

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

 カプコンは、2015年サービス開始予定のプレイステーション 4/3/Windows用オンラインオープンワールドアクション「ドラゴンズドグマオンライン」において、初のユーザー参加型テストとなるアルファテストを4月20日〜4月28日にかけて実施中だ。

 「ドラゴンズドグマオンライン(以下、『DDO』)」は、オープンワールドで広がる純中世タイプのファンタジー世界を、カプコンならではのアクションで楽しめるシリーズの最新作。そして、ついにオンラインゲームへと変貌を遂げた意欲作だ。それだけにゲームファンの皆様からの注目が高いタイトルとなっている。

 今回はこのアルファテストに参加し「DDO」をプレイしてみたので、どのような手触りのゲームになっているのかをお伝えしていこう。なお、今回のアルファテストはPS3版のみとなっている。

 本稿は「初めての冒険編」として基本的なゲームシステムやプレイ模様をまとめているが、次週には「8人マルチプレイ編」としてグランドミッション「グリッテン砦攻防戦」のプレイインプレッションをお届けする予定なので、そちらもお楽しみに。

キャラクターメイキングは細かく凝った作り込みまで可能

 まずは覚者こと自分のキャラクターを作るキャラクターエディットから。もともと「ドラゴンズドグマ」シリーズでもキャラクターメイクは非常に細かく、凝った作成が可能で、イケメンや美人キャラの作成レシピなどをまとめるファンサイトも登場するほどだったのだが、その魅力は今作でも健在。オンラインゲームとなっただけに、長く付き合うマイキャラクターにさらにこだわりたいところだろう。

 名前はファーストネームとファミリーネームという2項目があり、半角英字と「'(アポストロフィー)」が使用可能。

 顔のパーツは髪、顔の輪郭、目、眉、鼻、口、耳とそれぞれ位置や形、大きさを調整可能。顔の輪郭ひとつとっても、側頭部、額、頬、エラ、顎と、長さや幅をかなり細かくいじれる。それに加え、化粧や顔の傷などもあり、体格の調整や各部の色の調整ももちろん可能だ。

 声も性別ごとに12種類ずつセレクト可能で、日本語音声となっている。声のトーンを変えるピッチ調整もあった。

 なお、デザイナープリセットという開発陣作成による見本的なまとまったキャラクタも呼び出せるので、それを元にいじっていくというのも良さそうだ。作成したエディットデータはセーブとロードができるので、じっくりと作っていける。ただし、エディットデータが後のベータテストや正式サービスでも使えるのかはわからない。

 職業はファイター、ハンター、プリースト、シールドセージの4種類。ファイターとハンターが物理アタッカー、プリーストがヒーラー、シールドセージがタンクと、戦術の基本になるジョブだ。既に魔法アタッカーのソーサラーと、ロープワークで空中を飛び回れるアタッカーのシーカーの存在が明かされているが、それらは今回はお預け。

 ちなみに転職はロビーにて何も消費することなくいつでも可能なので、ジョブ選びは気軽に行なっても大丈夫だ。

イベントシーンなどメインクエストも充実
NPCの魅力や濃さはパッケージゲームさながら

残念ながら冒頭シーンの画像はお見せできないが、このイメージのようなシーンから始まっていく

 冒険の始まりは予想外なシーンから始まっていく。オークの大軍勢に蹂躙される「グリッテン砦」の前、傍らには白翼覚者隊という覚者の部隊をとりまとめる「レオ」と、その右腕の女性ハンター「イリス」の姿が。覚者ことプレーヤーは彼らにうながされて混戦へと身を投じていくことになるのだが……。

 ストーリーを詳細に書いてしまうと、冒頭シーンのネタバレになってしまうので避けるが、いきなりの急展開から始まっていく冒頭やそこから連なっていくメインストーリー、随所のイベントシーンなどがしっかりと入っているのが印象的だ。

 アルファテストに実装されているメインクエストはあくまでチュートリアルを兼ねたものにはなっているのだが、同時に主要なキャラクター達、さらには自分のポーンとの出会いもあり、ストーリーや世界観をしっかり伝えてくるものになっている。テスト範囲内までの話にはなるが、初お披露目にほぼ近いアルファテストでありながら完成度はかなり高い。

 同時に感じたのは「良い意味でオンラインゲームっぽくない」というものだ。「ドラゴンズドグマ」はそもそも最初からオープンワールドのゲームだったし、随所に“1人で遊べるオンラインゲーム”的な感触があったのだが、今作でもそのテイストはそのまま。イベントシーンの充実度合いやNPCとの会話の濃さに、パッケージゲーム的なテンポ感があって、それが“ドラゴンズドグマ”らしいものとも思える。

 難しい言い回しにはなるが、“「ドラゴンズドグマ」の姿を借りたオンラインゲーム”なのではなく、“オンラインゲームの要素を入れた「ドラゴンズドグマ」”という印象を受けた。

石化しつつある龍、白翼覚者隊を率いるレオと、その右腕のイリス、さらに案内人ファビオなど、冒頭から様々な人物が登場し、会話があり、イベントが展開されていく。その充実度はパッケージゲームさながらだ

インターフェイスはトレンドを掴んだ設計に

開発中のスクリーンショット。これだけだと確認できないのだが、L2/R2ボタンと他のボタンの組み合わせにより多数の機能が使えるように工夫されている

 操作やインターフェイス周りを見ていくと、多数の操作をコントローラーのみで呼び出せるようになっているのが印象的だ。

 基本操作は前作を踏襲しており、□ボタンや△ボタンで攻撃、×ボタンでジャンプ、○ボタンで敵につかまる/調べる、などなど。L1ボタンとR1ボタンにもスキルが割り当てられるが、L1/R1ボタンを押しながら□/△/○/×ボタンを組み合わせると別のカスタムスキルが使えるので、12種類のスキルを駆使できる。

 また、L2/R2ボタンとの組み合わせでも多数の機能を使えるようにしている。L2ボタンとボタンや方向キーの組み合わせでプリセットのチャット発言などの8種類が使えるほか、L2ボタンを押しながらL1/R1ボタンでプリセットの切り替えも行なえる。

 R2ボタンの方はというと、アイテムの使用やメニュー項目のショートカットなど、やはりL1/R1ボタンで切り替えつつの○/△/□/×ボタンで、12種類が使用可能だ。

 さらに、R2ボタンを押しながらL2ボタンを押すとミニマップの表示サイズを変えられるし、R2ボタンを押しつつ右アナログスティック操作をすればミニマップで表示する範囲を動かす事もできる。慣れてくれば、歩きながら地図を切り替え、表示範囲を動かすといった操作も可能だ。

 より詳細な操作については公式サイトのオンラインマニュアルをご参照頂きたいが、オンラインゲームのトレンドをしっかりと研究して、階層を掘らずとも各種の機能にアクセスできるインターフェイスへとまとめている。

(山村智美)