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刻め、外惑星開拓史!「Civilization: Beyond Earth」ハンズオンレポート

“未知の惑星”は本当に未知だらけ! シリーズ歴戦のベテランも初心者に還って挑め!

未知の惑星に文明を打ち立てよ

 テイクツー・インタラクティブ・ジャパンが10月24日に発売を予定するWindows用ストラテジーゲーム「Civlization: Beyond Earth」の姿が見えてきた。歴史ゲームの金字塔「Civilization」シリーズの最新作となる本作は、往年の傑作「Sid Meier's Alpha Centauri」の遺伝子も受け継いで、その舞台を遠い未来の外惑星開拓史としている。

 これまで小出しに公開されてきたゲーム画像からも分かる通り、本作が技術的にベースとしているのは2010年リリースの「Civilization V」である。しかし、果たしてプレイ内容はそこからどれだけ変わったのか?未知の惑星を舞台とするゲームならではの戦略性は?……今回、テイクツー・インタラクティブ・ジャパンの協力で数時間、本作をプレイすることができたので、そのインプレッションをお届けしよう。「Civlization: Beyond Earth」は、SteamもしくはAmazonでダウンロード販売される。価格は6,000円。

【Sid Meier's Civilization: Beyond Earth - Official Gameplay Video】

ヤバすぎるぞ脅威のエイリアン!非力な人類に未来はあるのか!?

スポンサーは本作における陣営、文明の指導者に相当
入植者の種類によって様々なボーナスがある
宇宙船の装備でスタート時点の状況が変化

 現在公開されている動画は英語版のものばかりだが、今回プレイできたのは日本語化された国内バージョンだ。長文がいっぱいのシヴィロペディア(ゲーム内百科事典)もしっかり日本語化されていたのでまずはご安心を。未知の惑星は本当に未知だらけなので、シヴィロペディアに頼るケースは地球時代よりもぐっと増えるだろう。

 というわけで今回、2時間半ほどの時間で本作の序盤をプレイした。ターン数にして100ちょっと(進行スピードはノーマル)。前作“地球版”で言えば古代から中世にさしかかるまで、くらいの感じだ。

 ゲームスタート時、プレーヤーは4つの属性──スポンサー(陣営)、入植者の種類、宇宙船の装備、貨物──を選択して未知の惑星への入植に望む。それぞれの属性は各種の初期ボーナスや永続的な文明特性に繋がるもので、これらの選択で大雑把な攻略方向が決まるのは前作と同じだ。

 ひとまず、シリーズ作を全部やりこんできている筆者としても本作では初心者。まずは王道の人口ブーストでいくのが良いだろうと、都市の食料生産や初期人口をプラスする各種属性を優先して選択した。スポンサーは“スラブ連邦”(軌道ユニットの待機時間20%増加)、入植者は“難民”(都市食料生産に+2)、宇宙船の装備は“海洋調査”(未調査地域の海岸線の形がわかる)、貨物は“水耕栽培”(初期人口に+1)。

 未知の惑星への入植は、ランダムに選ばれる地点へのドロップシップ降下という形で行なわれる。宇宙船の装備で追加ブースターを選ばなかった場合、選択地点から半径1タイルの範囲でしか都市建設の場所を選べない。前作の入植者のように良い場所を見つけるまで数ターン放浪することはできないので、まあ運の要素が強い。

宇宙船の貨物も初期条件に違いを与える
惑星の種類は、前作ではマップタイプの違いに相当
のっけから周囲をエイリアンがウロウロしている
恐怖!シージワームの恐怖!

 ゲームシステムやユーザーインターフェイスは前作「Civilization V」そっくりで、前作経験者ならまず迷わずプレイできる。ただし、どういう戦略をとるかは本作ならではの部分が大きい。都市を作ってからの初手はもちろん未踏地域の探索だ。初期ユニットとして「エクスプローラー」(前作のスカウトに相当)があるので、これを使って周囲の地形を確認。

 すると、なんとまあエイリアン生物の多いこと。本作の惑星にウジャウジャと存在するエイリアン生物は前作でいう蛮族に相当する、所属勢力のない攻撃的ユニットなのだが、その数が半端ない。しかも強い。「エクスプローラー」は2パンチで破壊されてしまう。従って都市での生産はまず前作の戦士に相当する「兵士」だ。兵士なら、1対1ならかろうじて弱いエイリアンには勝てる。

 そうしてじわじわと探索範囲を広げていくと、やがて遭遇する強いエイリアン。遠隔攻撃してくるものもあり、兵士では歯がたたない。その際たるものは巨大ミミズ「シージワーム」。戦闘力75を誇るこいつは、戦闘力12の兵士をワンパンでKOする上、気まぐれに都市を通過すれば人口が減るは施設はぶっ壊れるわで大変だ。

 これらエイリアンの群れの脅威をなんとかしなければ近場への前哨基地(都市)建設はおろか、周囲で見つかる資源ポッド(様々なインスタントボーナスが得られる)やアーティファクト(発掘が必要だが大きなボーナスが得られる可能性がある)の探索もおぼつかない。したがって、序盤はわりと軍事ユニットの生産を優先し、エイリアンの巣をチマチマと潰して行動範囲を広げていく流れとなる。

 入植から数十ターン、人類はまだひ弱である……。

エイリアンを排除しつつ少しずつ文化圏を拡張していこう
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(佐藤カフジ)