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【ワンフェス2014夏】これこそが真のワンフェス! 個人ディーラー作品をピックアップ

こだわりのモチーフ、改造、オリジナルキャラクターに、武器やグッズ……盛りだくさんの楽しさ

7月27日開催



会場:幕張メッセ



入場料:2,000円

 ワンダーフェスティバルは昨今では企業メーカーの新作発表会場という色合いも濃いが、本来は“個人・団体のオリジナルキット、フィギュアの展示即売、フリーマーケット”であり、プロ・アマチュアを問わない模型好きの人々のイベントである。本稿では一般ディーラーの作品や、販売風景を紹介していきたい。

 個人の制作者が作るフィギュアの魅力はそのモチーフのディープさにある。最近はメーカーもかなりコアな展開をしているが、メーカーが取り上げないようなキャラクターや、原型士の個性が強く出たアレンジなど独特の魅力がある。

 また、オリジナルのキャラクターのぬいぐるみや、大型の武器の模型、フィギュア用のアクセサリーなどもある。どの作品もディーラーの“想い”が結晶化しているようで、ピンと来た作品に出会うと「よくぞ作ってくれた、あなたはスゴイ!」と思わず言いたくなってしまう。

 また、“中古品”も魅力だ。ホビー関連商品は生産数が少なく、再販されるのも1部の人気商品だけ、ということが多い。ホビーを趣味にしている人には、「あの時手に入らなかった」という思いを抱えている人も多いだろう。また、単純に懐かしいと想って買いたくなるものも多い。ワンフェスは、そういった商品が眠っている場所かもしれないのだ。ワンフェスの一般ディーラーは、企業ブースの倍以上の面積がある。そこに小さな個人ディーラーが様々な商品を出展しているのだ。ワンフェスの楽しみは、より濃くホビーを楽しんでいる人達との出会いにあるといえるだろう。

【個人ディーラーの作品】

(勝田哲也)