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【特別企画その1】PS Vita「チェインクロニクルV」この夏サービスイン

登場人物の魅力を中心に振り返りながら、ゲームの魅力を再発見!

7月3日 事前登録開始

7月15日 無料ダウンロード版配信開始

9月11日 パッケージ版発売予定

価格:
基本プレイ無料アイテム課金制
パッケージ版 3,980円(税別)
CEROレーティング:B(12歳以上対象)

セガネットワークス、「チェインクロニクルV」今夏サービスイン! 仲間との「共闘」が新たな絆を生む

スマホ版のサービス開始からは少し時間が経ってしまったが、PlayStation Vita版ならではの新要素に期待したい

 「チェインクロニクルV」は、基本無料で遊べる人気スマートフォンアプリ「チェインクロニクル」を元に、PlayStation Vita版ならではの共闘要素などを追加したタイトル・基本プレイ無料という魅力はそのままに、200人を超えるキャラクターたちによるキズナの物語が展開する。今回の記事では、スマホ版を遊んだことがない人にも本作の世界観や、中心人物の魅力の一端が伝わるようにお届けする。

多くの魅力的な人物が織り成す、壮大なストーリー

 「チェインクロニクルV」の舞台となるのは、人間や妖精、鬼族など多彩な種族が共存する「ユグド大陸」。6つの国や地域に分かれて暮らしていたが、突如現われた「黒の軍勢」の脅威によって、滅亡の危機にさらされている。ついに黒の軍勢はユグド大陸の最大都市「王都」を占拠。その目的は不明なまま、大陸に住む人々は不安な日々を過ごしている。

 そんなユグド大陸の危機に立ち上がったのが、主人公を中心に立ち上がった「義勇軍」。プレーヤーは義勇軍を指揮し、さまざまな土地で仲間たちと出会い、キズナを深めながら黒の軍勢と戦っていくことになる。

【主人公】
【ピリカ】
【フィーナ】
名もなき青年(名前はプレーヤーが変更可能)。正義感が強く、自らの力で黒の軍勢に襲われる人々を助けるべく、義勇軍を立ち上げた
主人公とともに旅を続けている妖精。よくしゃべり、よく食べ、喜怒哀楽に満ちた性格で義勇軍のムードメーカー的存在だ
物語のはじめに、義勇軍に助けられた少女。記憶を失っており、謎の書物「クロニクル」を持つ。優しい性格だが、やや天然

 この他、義勇軍には6つの土地にある「酒場」の「酒場ガチャ」で新たな仲間と出会うことができる。6つの酒場ガチャでは、そこでしか出会えない仲間なども多数登場。また、出会った仲間は、各地で「絆の物語」と呼ばれるシナリオをクリアすることで、新たな能力に覚醒することもある。

 また、メインストーリーに深く関わるキャラクターも多数存在。イベント限定など、なかなか仲間にする機会には恵まれないが、彼らのことも紹介しておこう。なお、本作にはワダアルコさんやHACCANさんら総勢70名を超える著名なイラストレーターの皆さんが参加。さらに、石田彰さん、内田真礼さん、佐倉綾音さん、小岩井ことりさんを始めとした人気声優陣も参加しており、物語に彩りを添えている。

【ギルバート】
【セリーヌ】
【ディルマ】
様々な職業の「ギルド」がまとまり作られた防衛前線都市「副都」。そのギルド同盟議会議長
「黒化病」という病に苦しみながらもギルドを束ねるギルバートを、さまざまな面で補佐する副議長
賢者の塔の管理責任者・三賢者のうちの1人。フィーナの持つクロニクルの謎と彼女らの運命について助言する

【オルガ】
【アシュリナ】
「迷宮山脈」北部にある大規模な空洞の氏族長。人間嫌いで有名な、妖精たちのまとめ役
砂漠に囲まれた「湖都」を収める若き女王。副官のカリファとともに都を治めているが、その身には……

【オルオレータ】
【ヨシツグ】
「精霊島」の四氏族、海風の氏族の長。黒の軍勢との戦いにおいては一歩引いた立場をとっている
鬼族が集う「炎の九領」のうち、第二領の領主。その身を病に冒されているが、天才的な剣技を持つ

 このように、200を超える仲間キャラとの出会いを楽しみながら、黒の軍勢と戦っていくメインストーリーを読み進めるのが「チェインクロニクルV」の主なプレイの流れ。では、どのように黒の軍勢と戦うのか、システム面の紹介をしていこう。

ストーリー中には選択肢が発生することもある。どちらを選んでも大きく展開は変わらないが、中には驚くような選択肢も!? また、「出会いの物語」、「絆の物語」と呼ばれる、仲間キャラそれぞれにスポットを当てたものには、シリアスなものもあればコメディに寄せたものもある。このストーリーの幅の広さも「チェインクロニクル」の魅力

守るよりも攻めろ!? ライン・オペレーション・バトル

単なる「タワーディフェンス」タイプのゲームではなく、画面狭しとキャラを動かすアクション要素が特徴

 「チェインクロニクルV」は、新感覚の「ライン・オペレーション・バトル」タイプのゲームシステムを採用しつつ、本作ならではのシステムも多数追加されたゲーム性となっている。

 基本的には、画面右側にプレーヤーキャラが5人(うち1人はフレンドのキャラクター)が配置され、画面左側から攻めこんでくる敵を撃破していく。プレーヤーキャラは、戦士・騎士・弓使い・魔法使い・僧侶の5つの職業が割り当てられており、さまざまな特性を持っている。例えば、戦士なら近接戦闘に特化しており、クリティカル率が高い。騎士なら盾を使用することで、敵の遠距離攻撃の威力を軽減して近づくことができる。

自動で発動するアビリティと、マナと呼ばれる力を消費するスキル。個々のキャラの特徴を把握して、パーティを組む楽しさがある

 プレーヤーキャラはタッチ操作で画面を移動することができ、横3ライン×縦6列のどこへ移動させるかが戦闘のカギとなる。戦士ならドンドン前へと進ませるべきだし、魔法使いなら敵が登場するラインの後方に配置させるのが基本。キャラクターごとに異なるアビリティやスキルを考慮することで、パーティ構成や戦術などがより奥深くなっていくのが本作の魅力の1つだ。

「チェインクロニクルV」の新要素「勢力」とは!?

各地域から選択することになる「勢力」。どこが人気となるのか、サービスイン直後から注目したい

 「チェインクロニクルV」からの新規要素として挙げられているのが、共闘システムである「勢力」だ。プレーヤーは各主要都市などで分けられた、勢力のいずれかに所属。同じ勢力に所属する戦友たちと共闘し、勢力ごとのイベントに参加してポイントを稼ぐ。その成績に応じて、特別な勢力限定コインがもらえ、勢力ごとに中身が異なる専用ガチャを回すことができる。

 キャラクターの多さ、シナリオの完成度もさることながら、ゲームシステムも練られた「チェインクロニクルV」。アプリ版を遊んでいた人は共闘要素に期待しながら、アプリ版を遊んでいない人は、この壮大な世界にPlayStation Vitaで足を踏み入れてみてはいかがだろうか。

(今井洸一)