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「FFXIV: 新生エオルゼア」ワールド移転サービスを10月15日に実施

キャラクター作成制限に対する補填措置の一環。5日間無料で移転を受け付け

8月27日発売(PS3/Windows版)

2014年2月22日βテスト開始予定(PS4版)

価格:
3,300円(PS3通常版)
10,290円(PS3コレクターズエディション)
オープンプライス(Windows PC版)
利用料金:1,344円(エントリー、30日)

1,554円(スタンダード、30日)
4,347円(スタンダード、90日)

 スクウェア・エニックスは、現在正式サービス中のMMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」において、キャラクターの移転サービスを10月15日より開始することを公式フォーラムにて明らかにした。本来は有料サービスとなるが、正式サービス開始前後に発生したログイン制限および新規キャラクター作成制限の補填措置として、5日間無料で移転を受け付ける。

 「FFXIV: 新生エオルゼア」では正式サービス開始直後から、アクセス集中により断続的なログイン制限および新規キャラクター作成制限が課せられていた。このため、希望するワールドにキャラクターが作成できず、友人と離ればなれでプレイせざるを得なくなったユーザーも多い。今回のワールド移転サービスは、それらに対する包括的な補填措置となる。

 当初の予定では9月中旬が予定されていたが、10月上旬、そして中旬と相次いで実装の延期を発表。待っていたユーザーにとってはまさに待望の実装日の告知となる。ワールド移転を利用することで、事前に一緒に遊ぶことを約束していたフレンドと合流できるだけでなく、コンテンツファインダーを通じて仲良くなったユーザーと合流するといったことも可能となる。ワールド移転サービスにより、「FFXIV」コミュニティが一層活発化しそうだ。

 プロデューサー/ディレクターの吉田直樹氏が10月1日に公式フォーラムに投稿した情報によれば、ワールド移転サービスは、LEGACYワールド(「旧FFXIV」から存在するワールド)同士、あるいは新生ワールド(新規ワールド)同士で行なうとしている。将来敵にはLEGACYワールドと新生ワールド間での移転サービスも行なうが、時期は未定としている。

 ワールド移転の注意点については、改名のリスク、混雑のリスク、所持ギルのリスク、ログイン不能期間のリスクという4つのリスクを挙げている。移転先に同姓同名のキャラクターがいる場合は改名する必要がある。

 また、下記のデータセンター(ワールド)は人口過密ワールドになっており、これらのワールドへ移転を希望するユーザーが多い場合は、再びログイン制限が行なわれる可能性があるとしている。3カ所以上のワールドからフレンドが集まるケースにおいても、下記のワールドは避けることを推奨している。

・日本データセンター
Alexander、Anima、Atomos、Carbuncle、Fenrir、Garuda、Ifrit、Ramuh、Tiamat、Titan

・北米欧州データセンター
Behemoth、Cactuar、Excalibur(LEGACY)、Hyperion(LEGACY)、Moogle(EU)、Ultros

 所持ギルについては、RMT業者のギル運搬を抑制し、各ワールドの経済状況を守るために、移転可能な所持ギルに制限を課すとしている。上限を超えたギルは移転の際に破棄される。

 最後にログイン不能期間については、移転を希望するキャラクターは、ログアウトした状態にしておく必要があるが、移転の申し込みが殺到した場合は、数日間のログイン不能期間が生まれる可能性があるとしている。

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(中村聖司)