「FFXIV: 新生エオルゼア」ワールド移転サービスの詳細を発表

　スクウェア・エニックスは、10月15日より予定している「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」キャラクターの移転サービスの詳細を明らかにした。受付期間は10月15日より21日までの7日間とし、この期間内に限り、無料で移転を受け付ける。有料サービスとしてのワールド移転サービスは、改めて10月下旬より実施するとしている。

　ワールド移転サービスについては、公式サイトでは図示入りでわかりやすく説明されている。

　今いるAワールドから、任意のBワールドへ移るサービスで、Aワールドにいる複数のキャラクターを複数のワールドに分散移転させたり、現在複数のワールドに分散しているキャラクターを1つのワールドにまとめることはできない。また、既報のように、LEGACYワールドから、新設ワールドへの移転は今回の対象外となる。ただし、新設ワールドからLEGACYワールドは受付対象となっている。

　手続きについては、公式サイトに記載の条件をすべて満たした上で、スクウェア・エニックスの顧客管理システム「ファイナルファンタジーXIV: モグステーション」で申請を行なう。この間、移転が完了するまで、キャラクターはログアウトしたままにしておく必要があり、最大で数日間はプレイできなくなる可能性がある。

　なお、作成から3日以内のキャラクター、利用規約違反を行なったキャラクター、課金登録を行なっていないキャラクターは今回のワールド移転サービスの対象外となる。移転先に同名のキャラクター、リテイナーがいた場合は改名する必要がある。

　引き継げるデータは、装備を含む全アイテム、ミニオン、リテイナー、リテイナーの所持アイテム、モグレター、そしてギル。ギルについては、既報のようにワールドの経済状態を維持するため、制限が課せられる。ギルの上限は、キャラクターは300万ギル、リテイナーは1体100万ギル、リテイナーは2体まで所持できるため、計500万ギルが持ち出せる上限となる。もっとも、持ち出せるアイテムに制限はないため、ギルを換金性の高いクリスタルやシャードに変えることで実質的にほぼ全額持ち出せることになる。

　逆に引き継げないデータとして、フレンドリスト、ブラックリスト、リンクシェル、フリーカンパニーなどコミュニティ周りの繋がりがリセットされてしまう。リンクシェルは自動脱退、フリーカンパニーは自分で脱退処理を行なっておく必要がある。

　注意事項について、ワールド移転サービスの導入により、特定のワールドがキャラクター過多、あるいは過小となった場合は、他ワールドへの移転希望者の募集や、ワールドの分割・統合を検討することがあり、その際に、ワールド移転したユーザーに再度協力頂く可能性があるとしている。