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TGS2013 「戦国BASARA4」プレイレポート

戦友指令を出し続けて戦友のバサラゲージを溜め「戯画バサラ技」を決めろ!

発売日:
2014年1月23日
価格:
6,990円
CEROレーティング:
B(12才以上対象)
プレイ人数:
1~2人
ビジネスデイにも関わらず多くの人が遊びにきていた

 カプコンより2014年1月23日に発売されるプレイステーション 3用スタイリッシュ英雄(HERO)アクション「戦国BASARA4」は、カプコンブース内に試遊台が40台設置されている。

 今回初のプレイアブルでの出展となる。TGS2013バージョンの体験版では、伊達政宗、柴田勝家、真田幸村、石田三成、島左近、井伊直虎の6人の武将が使え、「戦国創世」モードをプレイすることができる。プレイできるステージの数は武将によって異なり、井伊直虎と真田幸村が1つ、そのほかの4人が2つとなっている。

伊達政宗。戦友は柴田勝家
柴田勝家、戦友は伊達政宗
真田幸村。戦友は井伊直虎
石田三成。戦友は島左近
島左近。戦友は石田三成
井伊直虎。戦友は真田幸村

 早速プレイレポートに移るが、「戦国BASARA4」ではR2以外のボタンを使用するので、まずは基本操作から抑えて欲しい。

基本操作

  • Lスティックまたは十字キー:移動(項目の選択)
  • Rスティック:視点移動
  • □ボタン:通常技
  • △ボタン:固有技1
  • ×ボタン:ジャンプ/受け身(項目のキャンセル)
  • ○ボタン:バサラ技(項目の決定)
  • L1ボタン:ガード(はじき返し/受け身/カメラをプレーヤーの背後に移動)
  • L1ボタン+Lスティックまたは十字キー:回避
  • R1ボタン:固有技2(レベルアップで取得)
  • L2ボタン:戦友指令(長押しで前方へ移動)
  • R2ボタン:未使用

 また、Lスティックまたは十字キーを進行方向に押し続けるか、進行方向に2回素早く入力することでダッシュすることができる。

 なお、□ボタンの長押しやダッシュ中に△ボタンを押すことで繰り出せる固有技がある。固有技の発動直後にほかの固有技のコマンドを入力すると派生技が発動する。

 プレイの感触としては、□ボタンや△ボタンを適当に連打しているだけでも爽快感のあるコンボを楽しめる。敵兵を倒しまくり、ゲージが溜まったら迷わずバサラ技を繰り出していけばまずやられることはない。「戦国BASARA」シリーズの経験者ならあっという間にステージをクリアしてしまうだろう。

 ただ、「戦国BASARA4」からの新アクション「戯画バサラ技」を繰り出すには一工夫する必要がある。「戯画バサラ技」を出すには、今作からの新要素「戦友」とプレーヤー武将の「バサラゲージ」をMAXにしなければならない。「戦友」はプレーヤーと一緒に戦場へ出陣する存在。プレーヤー武将が戦友指令を出すと積極的に行動するようになっている。

 つまり戦友指令を出さずにいると、(個人的な感覚では)近くに寄ってきた敵兵にしか興味を示さずあまり攻撃しないため、バサラゲージが溜まらない。筆者も初プレイでは、自分のプレイに夢中になりすぎて1度も戦友指令を出さずにいたら、戦友のバサラゲージが少ししか溜まっていなかった。

 せっかく幕張メッセまでプレイしに来たのに、「戯画バサラ技」を出せずに帰るのはもったいない。常に「戦友指令を出す(L2ボタンを押す)」ということを念頭に置いてプレイしていただきたい。あと、自分のバサラゲージがMAXになったからといってバサラ技を出すと、制限時間内に「戯画バサラ技」を出す機会を失う可能性もあるので注意してほしい。

 もう1つ今回のプレイアブルで体験して欲しいアクションがある。それは、敵を撃破することなどで溜まる「粋ゲージ」が、MAXになると使える「粋の至り」だ。「粋の至り」は、発動すると周囲の敵の動きが遅くなる上、攻撃力の上昇、ヒット数の増加、連続ヒット数のカウント継続などプレーヤー武将が大幅に強化される。さらに、小判や経験値の入手量が増えるという至れり尽くせりのアクションだ。

 一般日は幕張メッセ自体が想像を絶する混雑ぶりを見せる。限られた時間を有効に使うための参考になれば幸いだ。

ステージセレクト画面
陣形合体により敵兵たちはパワーアップする。軍師を倒せば陣形は崩れるが、軍師が近くにいないときはいち早く倒したいところ
猿飛佐助の登場シーン
プレイ中にこんな演出が入ることもある
敵を倒すと経験値が溜まり一定量に達するとプレーヤー武将のレベルや技のレベルが上昇する

(中野信二)