ニュース

「Nintendo Direct 2013.8.7」配信!

3DS「大合奏!バンドブラザーズP」は「VOCALOID」で歌う「シンガー」を作成可能に

8月7日 配信

 任天堂は、岩田聡代表取締役社長が「直接」ユーザーへ情報を届ける「Nintendo Direct 2013.8.7」を同社ホームページ等で配信した。

 コーエーテクモゲームスのシブサワコウ氏より借りたという陣羽織と采配といういでたちで登場した岩田氏は、まず、サードパーティのタイトルの紹介からNintendo Directをスタートした。

【3DS「信長の野望」】
登場する武将は総勢800名以上。史実武将やSP武将の能力値を変更できる「史実武将編集」機能や、3DSのすれちがい通信で新武将の受け渡し、いつのまに通信では新しい顔グラフィックの配信などの新要素も搭載されている。9月19日発売予定。パッケージ版が5,040円、ダウンロード版が4,500円
【3DS「メタルマックス4 月光のディーヴァ」】
3Dで描かれた「メタルマックス」シリーズ最新作は、コールドスリープによって50年後の未来に逃れた少年「ヒナタ」の物語。自分を守るようプログラムされた、バイクにも変形できるエージェントアンドロイド「サーシャ」、武装集団「月光」の賞金稼ぎで美しい歌声を持つ「ズキーヤ」とともに旅に出る。スタジオ4℃のアニメーションムービー、70名におよぶ声優によるボイスが採用されている。戦闘で得られる「ブースターポイント」でキャラクターを育成する「スキルブーストシステム」、手に入れた車を自由に売買できる「戦車市場」などが登場。11月7日発売、パッケージ版、ダウンロード版ともに6,090円
【3DS「パズドラZ」】
モンスターはダンジョンで手に入る「エッグ」をZシティにある研究所に持っていくことで誕生し、経験値を稼いで成長させられるうえ、アイテム「チップ」をモンスターに合成することで進化が可能。光り輝いているドロップをコンボに組み込むことで敵に強力な攻撃ができる「Zドロップ」などの本作ならではのシステムが特徴。ローカル通信でのモンスターのトレード、テイマーカードの交換したり、すれちがったユーザーを助っ人にすることもできる。2013年冬発売予定。価格未定。
【3DS「初音ミク Project mirai 2」】
「ねんどろいど」デザインを活かし、「服だけチェンジ」で他のコスチュームに着替えさせたり、他のキャラクターの衣装も着せられるなど、自由度の高い着せ替えが可能。「ボーカルチェンジシステム」でいくつかの楽曲はメインボーカルをオリジナルとは異なるキャラクターに変更可能。11月28日発売予定。パッケージ版が6,279円、ダウンロード版が5,600円。
【Wii U/3DS「ソニック ロストワールド」】
曲面で構成された回転する地面や、球体で構成されたステージをソニックが駆け抜ける。段差を飛び越え壁を登るパルクールアクション、初心者にも優しい3段階のスピード調節や、「ソニック カラーズ」でおなじみのカラーパワーなどが特徴。10月24日発売予定。パッケージ版が7,329円、ダウンロード版が5,500円(Wii U)。3DS版は同日発売、価格はパッケージ版が5,229円、ダウンロード版が4,700円。Wii U版と3DS版はデータ連動ができ、3DS版でソニックをサポートするラジコンを作成し、Wii U版に送ってプレイも可能
【3DS「ワンピース アンリミテッドワールド R】
シリーズ初の4人マルチプレイに対応し、友達と一緒に冒険やバトル、釣りなどを楽しめる。11月21日発売予定。パッケージ版が5,980円。「ルフィレッドver」「チョッパーピンクver」のオリジナルデザインの3DS LL本体に、限定コスチュームなどが入手可能なダウンロードコードとソフトがセットされた「アドベンチャーパック」が同日発売。価格は25,980円で、8月8日より予約受付開始
【Wii U「ディズニー エピックミッキー2:二つの力】
9月26日発売。価格はパッケージ版/ダウンロード版ともに6,090円。なんでも描いたり消したりできる魔法の筆を使い、ミッキーマウスとオズワルド・ザ・ラッキーラビットが大活躍。2人プレイにも対応し、コスチューム集めなどのやりこみ要素も
【3DS「ディズニー エピックミッキー:ミッキーのふしぎな冒険】
Wii U版と同じく、魔法の筆を使って冒険する横スクロールアクション。ミッキーは、悪い魔女にとらわれたディズニーのキャラクターを助け出す。9月26日発売。価格はパッケージ版/ダウンロード版ともに5,040円
【Wii U「モンスターハンター フロンティアG】
12月11日発売のハンターライフコース60日間利用券+特別な武器が封入される「16大特典付ビギナーズパッケージ」も登場するWii U版「MHF-G」。ダウンロード版は「ハンターランク2」まで無料プレイ可能。Wii U GamePadのみでのプレイもできる

任天堂タイトル

 続いて、岩田氏は任天堂タイトルを順に紹介。

 ● Wii Uタイトル

 UBIソフトが手がけるWii U「レイマン レジェンド」(日本では任天堂が販売)では、アクションだけでなくシューティングやリズムアクション的なものなど、5つの夢の中の世界で、妖精を救いゴールするというゲームの目的、そしてWii U GamePadを使った最大5人までの協力プレイ、3DSでリリースされた「レイマン オリジン」も遊べることなどを紹介。

10月17日発売。価格は5,985円

 また、「WiiFit U」の発売日が10月31日に決定。内容など詳しくは別途発表される。また、開発中のWii U版「絵心教室」から、Wii U GamePadを使って描いた絵のスクリーンショットをMiiverseに投稿できる機能を切り出したWii Uダウンロードソフト「絵心教室 スケッチ」が放送後配信開始となった。

発売日が10月31日に決定した。詳細は別途発表される
価格は400円。Miiverseコミュニティも開設された

 「ゼルダの伝説」関連タイトルとしては、まず3DS「ゼルダの伝説 神々のトライフォース2」から紹介された。リンクの住む世界と、もうひとつの世界を、「絵の姿」になって行き来しながら冒険する設定は前作と変わらず、フィールドは、前作を踏襲しつつ、謎解きやダンジョンが一新されている。時代設定も前作からはるか未来となっており、新しいリンクが登場することとなる。

2014年初頭発売予定

 9月26日発売予定の「ゼルダの伝説 風のタクト HD」では、ゲームキューブ版「風のタクト」から、物語後半の収集イベントの調整や、船の速度アップ、タクトを振る演出の短縮など、より快適に、よりスムーズに楽しむためのいくつかの改良が行なわれているということが改めてアピールされた。

パッケージ版、ダウンロード版とも5,985円

 ルイージイヤーの今年をさらに盛り上げるべく、稲川淳二さんが登場するCMが8月8日より放映される。また、ルイージの「乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U」への参戦も報告された。それに加え、「スーパーマリオブラザーズ2」のWii Uバーチャルコンソール版(500円)の配信もプレゼンテーション放映後からスタートした。

 ● 3DSタイトル

 まず、「2013年夏の発売を予定していた「マリオゴルフ ワールドツアー」は開発期間を延長し、2014年内の発売となったことが報告された。

 続いて、ダウンロードソフト「だるめしスポーツ店」が紹介された。元プロ野球選手の樽飯イヌジが経営する「だるめしスポーツ」を舞台に、野球に関する様々な快感をテーマにしたゲームを購入して楽しむというもの。体験版となる「打つ快感 ~トス~」をクリアすることで追加される、それぞれのゲームをプレイするのは有料だが、リアルな購入金額の値引き交渉が可能となっている点がユニーク。店主のご機嫌を伺いながら、値引きのかけひきを楽しむこともできる。

 また、「大合奏バンドブラザーズ」の3DS版となる最新作についても、タイトルが「プロデューサー」と「プロフェッショナル仕様」の頭文字をとって、「大合奏!バンドブラザーズP」となったこと、発売が今冬を予定していることが明らかにされた。

 自分の音声と顔写真から、ヤマハ株式会社の歌声合成技術「VOCALOID」で歌う「シンガー」を作成し、「プロデュース」できる。また、音質が向上し、72種の楽器数や最大10パートの同時演奏が可能な「プロフェッショナル仕様」となっている。本作の準備のため、「大合奏バンドブラザーズ」の楽曲投稿は9月26日に終了となる。

 最後に、Miiverseに「どうぶつの森シリーズコミュニティ」が開設されたことと、同時にWii Uダウンロードソフト「どうぶつの森 こもれび広場」の配信も開始されたことが発表された(無料)。

 これは2014年末までの期間限定サービスを予定しており、「どうぶつの森シリーズコミュニティ」と連動した「どうぶつの森」版「わらわら広場」となっている。メッセージの投稿・閲覧のほか、「とびだせ どうぶつの森」で撮影した写真やマイデザインをSDカード経由で取り込んで投稿したり、アルバムに整理することができる。

 また、8月9日の23時から、「The Wonderful 101 Direct 2013.8.9」が放送される。

(佐伯憲司)