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PS3/Vita「ドラゴンズクラウン」ファーストインプレッション

ベルトスクロールアクションの究極形がここに! ヴァニラウェア、渾身の1作!

7月25日
発売
価格:
8,190円(パッケージ版)
6,980円(ダウンロード版)
CEROレーティング:
C(15歳以上対象)

 アトラスは、プレイステーション 3/PS Vita用2DアクションRPG「ドラゴンズクラウン」を7月25日に発売する。価格はパッケージ版が8,190円、ダウンロード版が6,980円。

 開発は「ダンジョンズ&ドラゴンズ タワーオブドゥーム」や「プリンセスクラウン」を手がけたことで知られる神谷盛治氏が代表取締役を務めるヴァニラウェア。2002年に設立されたゲームソフト開発会社で、「オーディンスフィア」などをリリースしている。

 このたび、オフラインのみではあるが本作のPS3版開発ROMをプレイさせていただく機会が得られたので、ファーストインプレッションをお届けしたい。

 なお、本作はE3 2013にも出展されており、その際のレポートも合わせてご覧いただければと思う。

冒険に欠かせない数多くの施設があるハイドランド。
タウンマップを利用すれば施設間を瞬時に移動可能!

 本作は、拠点となるハイドランドで準備し、ダンジョンへと挑むことを繰り返すのがゲームの基本的な流れとなる。ハイドランド内の施設は、ダンジョンと同様にベルトスクロールアクション風に左右に移動し、施設に入ることで利用できるが、セレクトボタンでタウンマップを呼び出せば、指定した施設に瞬時に入ることも可能となっている。

 これら拠点について紹介していきたい。

・竜の天国亭

 使用キャラクターの作成/選択、連れていく仲間の選択、冒険の記録、オプション(ゲーム設定)ができる施設。

 キャラクター作成では、クラスを選んだ後、名前・カラー(5パターン)・ボイス(日本語/英語)、あいさつメッセージ、キャラ選択メッセージ、復活メッセージ、ダイイングメッセージを設定する。全ての項目は後で変更可能。

 セーブデータは3枠あり、1つのセーブデータに作成できるキャラクターは16体。クラスは全6種なので充分すぎる枠が用意されている。

 ちなみにセーブデータが同じであっても、ストーリー進行に関してはキャラクター毎に保存される。お金やアイテムは共通であり、1人高いレベルまで育てていれば、高いレベルの仲間を連れていけるため、2キャラ目以降は楽に進められる。

 連れていく仲間とは、NPCを連れていく要素。1人で遊ぶ場合でも4人パーティでダンジョンに挑むことができる。選べる仲間の枠は最大で30人。ダンジョン内で拾った骨を後述の寺院で復活させることで追加できることに加え、オンラインでマッチングした相手もオフライン時に骨としてダンジョンで巡り合うことができる。復活させることで仲間にできるようだ。なお、本作はオフラインマルチプレイにも対応しており、その際にはプレーヤーが作成したキャラクターから使用キャラクターを選択することになる。

 ユニークなのが連れていく仲間を設定しておかなくても、合流設定をしておけば、ダンジョン中で自動で合流してくれる点。いちいち設定しなくても仲間が参加してくれるようになっている。また、合流禁止の設定も可能。

 オプションでは、ゲームマスター(CV:谷口 節/English)、ヒットポイントゲージ/ダメージ数値/字幕の表示/非表示、コントローラー選択、操作切り替え、カーソル移動速度(1〜10)が設定できる。

 物語をプレーヤーに語りかけてくれるゲームマスターのボイス変更だが、物語の序盤で選べるのはゲームマスター(CV:谷口 節)と英語の2種類のみだが、条件を満たすことで各クラスのボイスを演じるキャストに変更が可能。ただし、ゲーム中の条件を満たさずともPS Storeで購入すればすぐに利用できるようになるそうだ。

 このゲームマスターはゲームの雰囲気を盛り上げてくれるだけに止まらず、ゲーム進行でも重要な位置付けになっている。次に何をするかを声と字幕で教えてくれるのだ。これにより、ゲーム進行で迷うことは今回のプレイ中、1度もなかった。

 ゲージなどの表示/非表示については、デフォルトでヒットポイント(HP)ゲージが非表示になっていた。これは敵のHPゲージを示しているため、ONにしておくと攻略しやすくなる。

 操作切り替えは、左スティックと方向キーを入れ替えるもの。デフォルトでは、左スティックはキャラクターの移動などに、方向キーはアイテムの選択/使用に用いる。

 カーソル速度は10段階。カーソルは特定の場所や敵を調べたり、宝箱や扉を開けるのに使う。慣れたら速くしておくのがオススメだ。

 なお、タイトル画面では、BGMやSEなどの音量、モニターに対する表示領域(3種)の選択、セーブデータのアップロード/ダウンロード(PS3/PS Vita両方で本作をプレイする際などに利用する)、データインストールなどが確認できた。

・モルガンの魔法道具屋

 アイテムの購入/売却/鑑定、装備品の修理ができる施設。

 鑑定では、ダンジョンから持ち帰った装備品を有料で鑑定してもらえる。ダンジョンクリア後のリザルト画面でも鑑定はできるが、鑑定せずに持ち帰った場合に利用する。

 装備品には耐久度が設定されており、冒険の最中に壊れてしまうことがある。壊れてしまうとそれだけ戦力が下がってしまうため、冒険に出る前には必ず修理するようにクセをつけておきたい。プレイした限り、特に序盤は装備の入れ替わりが激しいため、それほど修理に頼ることはなかった。

・冒険者ギルド

 スキル習得でキャラクターを強化したり、依頼を受けられる施設。依頼で獲得したトレジャーアートの閲覧も可能。

 スキル習得は、各クラス専用の「クラススキル」と全クラス共通の「コモンスキル」の2種類がある。習得にはスキルポイント(SP)とスキルに応じたレベルが必要となる。SPはレベルアップや依頼の達成で獲得できる。また、一部のスキルには発動にスキルアイテムが必要になるものがある。スキルアイテムは使用回数に制限があり、ダンジョンへ持っていくアイテムや装備をセットする「カバン」の1枠を必要とする。

 クラス専用スキルは後述するとして、コモンスキルには、コイン取得時にHP回復、コイン取得時にスコア取得、カバンのアイテムスロットを拡張などがある。カバンは複数持っておくと、耐久度や敵に合わせた装備セットを選べるなどの点で有利に働く。カバンは最大9つまで持てるようだ。ちなみに1つのカバンに複数の武器や防具を入れておくこともできる。相手に合わせて持ち替えるといった場面で役立つ。

 依頼の内容はダンジョンで特定の敵を倒したり、隠された部屋を探索するなど様々。中には1人で挑まなければならないようなものもある。依頼は最大で同時に5つまで受けることができ、達成すればお金や経験値、ギャラリーで閲覧できるトレジャーアートなどを報酬として受け取れる。

・カナン寺院

 拾ってきた骨から冒険者を復活させたり、女神に祈ることで特別な効果が得られる施設。

 女神に祈ることで、ラウンドクリア時にラウンドスコアが上昇、宝箱から武器と盾が出やすくなるといった効果が得られる。祈る際にはお布施が必要だが、見返りは大きいので目的に合った効果を選択して祈っておきたい。祈りで得られる効果は、ゲームを進めると増えていく。

 復活は、持ち帰った骨から冒険者を有料で復活させ、仲間として連れていけるようになるシステム。復活前にレベルや装備が確認できる。また、骨は埋葬することもできる。埋葬すると骨はなくなってしまうが、コインは必要なく無料で利用でき、感謝の印として稀にアイテムが入手できる。骨の最大所持数は最大32体までで、まとめて埋葬することもできる。

・ルカインの塔

 アイテムの購入やルーン魔法が確認できる施設。

 ここでは魔法道具屋には販売されていない、回復や攻撃魔法の込められた指輪などが購入できる。回復系の指輪は味方全体を治癒できるため、特にマルチプレイをする際には持っていきたいところだ。

 ルーン魔法とは3つのルーン文字を組み合わせることで、無敵状態、素手攻撃力アップ、ライフポイントが1上昇といった特別な効果が得られるもの。ステージ中に配置されているルーン文字と手持ちのルーン文字で3文字を作ることになる。ルカインの塔では、組み合わせと効果が確認できるようになっている。隠された扉を開けたりと様々な効果があるので、ステージ中にルーン文字を見つけたら、いろいろと組み合わせと試してもらいたい。

・ゲート

 各ダンジョンへはここから旅立つ。ゲーム進行により、選べるダンジョンが追加されていく。

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(木原卓)