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「タカラトミーグループ夏商談会」での様々な出展商品をピックアップ
「LINE」関連グッズや「プリティーリズム」の楽器玩具などを大々的に展示
(2013/4/25 14:24)
タカラトミーグループは4月24日と25日の2日間、都立産業貿易センター台東館にて「2013 タカラトミーグループ夏商談会」を開催した。
24日の戦略発表会に登壇したタカラトミー代表取締役社長の富山幹太郎氏は、「真・お客様主義の徹底」というスローガンを掲げ、「とにかく子供達、お客様がお店に来てくれる話題商品を出していくことが非常に大事であると思っております」と語った。
商談会では、富山氏の「新しいヒット商品を!」という言葉を受けた形で様々なアイディアを詰め込んだ新商品が出展されていた。本稿では、この商談会に出展された新商品を紹介していきたい。
LINEキャラクターを強くプッシュ! 「プリティーリズム」の玩具楽器も登場
今回の商談会で大きくアピールしていたのが「トランスフォーマー」シリーズの最新作「トランスフォーマー GO!」。今年の夏に展開していくシリーズ最新作で、詳細は今後発表される。他にも多くの「トランスフォーマー」シリーズの新商品が展示されており、中でもこれまでのシリーズ最大の大きさとなる全長58cmの「メトロブレックス」は来場者の目を惹いていた。
高速でバイクを打ち出す「ヤバババイク」、コントローラを振ってロボットの対戦ができる「バトロボーグ21」も新商品による展開を行なっていく。「ヤバババイク」は壁を駆け上がる専用コース「シックスターゲット」や新機体を発売していく。「バトロボーグ21」は腕を交換できるパーツや特殊コマンドを入力できる「スーパーマインドコントローラー」などが発売される予定だ。これらの新商品は現在は監修中であり、今後ニュースなどで取り上げていきたい。
出展されているものの中で注目を集めていたのが、「ポカスカ☆ハンマー」。いわゆる「モグラたたきゲーム」で、ハロウィンをイメージしたシートにモンスターの絵が描かれている。ランタンの中心にはランプがあり、このランプが点灯しているときに叩くと得点となる。制限時間内にどれだけランプを叩けるかに挑戦するゲームだ。
快調に叩けるとレベルアップし、ランプの点灯間隔が速くなり難易度が上がる。パーティで盛り上がれるゲームだと感じた。「モグラたたきゲーム」というと大がかりな仕掛けを連想してしまうが、シート1枚というところが新鮮だった。会場は明るかったため、シートのランプは中央しか光らなかったが、部屋を暗くするとモンスターがもっと明るく浮かび上がるという。
LINEのキャラクターのグッズは大きなコーナーを構えて出展していた。これらのグッズは、タカラトミーだけでなく、タカラトミーアーツも展開していく。熊の「ブラウン」や、全身が白い「ムーン」、ウサギの「コニー」など、LINEのスタンプでおなじみのキャラクター達のグッズが大きなコーナーいっぱいに展示されていた。
中でも目立っていたのが「ノリノリ コニー」といったダンスするぬいぐるみと、話しかけると体を揺すって同じ言葉を返してくる「LINE キャラクター ミミクリーズ」。この2つはタカラトミーアーツから販売される。
また、こちらで紹介した「LINE TOWN MY TOUCH」など様々な商品が展示されていた。面白かったのは頭にすっぽりかぶれるコスプレグッズまであるところ。ラインナップは多彩で、今後これらのアイテムが販売されていく予定だ。
「プリティーリズム」も大きなコーナーでの出展だった。「プリティーリズム」はダンスゲームとキャラクターコーディネートが楽しめる低年齢層向けアーケードゲームを中心に、アニメ作品も放映されている。「プリズムレインボーギター」が一押しアイテムで、7つの「ミュージックストーン」をセットし、弦をかき鳴らすように手を動かすことで演奏しているかのように曲が流れる。アーケード筐体と連動し、カメラ機能のついた「スマートポッドショット」といった商品も展示されていた。
アニメとの連動というところでは、「トレインヒーロー」のグッズも多かった。4月より放映している3DCGによる番組で、電車に手足のついたようなデザインのキャラクターが活躍する。中国のCARLOONという制作会社がアニメ制作を行なっており、玩具の製造をタカラトミーが担当している。日本を皮切りに、中国でも番組放映と商品の展開を予定しているという。
「トミカ」では、「高速道路 ぐるぐるインターチェンジ」が注目されていた。“電動フラップ”を回転させることでトミカをスロープにそって押し上げるギミックがあり、コースを巡回させられる。10年以上のヒット商品である「高速道路 にぎやかドライブ」との連結を考えて設計されており、コースの途中に組み込むことができる。今年は高速道路開通50周年にあたり、トミカも高速道路をテーマにした商品をプッシュしていくとのことだ。
この他、個人的に面白く感じたのが「じめんにおえかき」という玩具。使用済みのペットボトルに水を入れ、キャップ部分に「じめんにおえかき」を装着して使用する。先端を地面に軽く押し付けると水が出て、絵を描くことができる。アスファルトや砂地で使用できる。これから外の気温が上昇していく中で、人気が出そうな玩具だ。
30秒でバナナジュースを! 「餃子の王将」グッズ出現
商談会ではタカラトミーアーツも多くの商品を展示していた。タカラトミーアーツは食べ物を楽しく加工する「おかしな」シリーズに力を入れているが、最新作である「おかしなバナナ 30秒でまるごとバナナジュース」を出展していた。電気を使わない手動ミキサーで、30秒でバナナジュースを作ることができるという。
容器にはプラスチック製の刃をセットでき、容器上部のハンドルで回転させることができる。回転速度は切り替え可能で、最初は通常回転でバナナを砕き、高速回転に切り替えてなめらかにしていく。容器をそのままコップとして使って飲むことも可能だ。
ブース内で注目を集めていたのが「ゲッターズ飯田の開運ウォッチ」。タレントであり占い師のゲッターズ飯田さんが監修した占いグッズで、キーホルダー型の持ち運びしやすいサイズになっている。生年月日を入力すると、リアルタイムに変化する運を表示してくれる。表示は50秒ごとに変わっていく。相性診断も可能で、コミュニケーショングッズとして楽しめる。
面白く感じたのがチェーン店の「餃子の王将」とのコラボレーショングッズ。餃子型のコインケースや、ロゴの入った名刺入れなどを出展していた。この他にも「ミッフィー」や「夏目友人帳」など様々なキャラクターグッズを出展していた。
【4月26日12時追記】メーカーの要請により、一部記述を削除しました