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PS3「METAL GEAR RISING REVENGEANCE」プレイインプレッション

両社のいいところが上手くブレンドされた極上のアクション大作!!

2月21日 発売予定

価格:6,980円(通常版)

9,980円(PREMIUM PACKAGE)

6,480円(ダウンロード版)

31,960円(斬奪 PACKAGE)

CEROレーティング:D(17才以上対象)

 KONAMIは、プレイステーション 3用アクション「METAL GEAR RISING REVENGEANCE」を2月21日に発売する。価格は通常版が6,980円で、REMIUM PACKAGEが9,980円。CEROレーティングはD(17歳以上対象)。

 ここでは、先日行なわれたイベント「METAL GEAR RISING REVENGEANCE BOOT CAMP」でプレイし公開可能とされたチャプター3までの感想(当然ネタバレ厳禁なのでストーリーなどの詳細には触れない)と一部のプレイ動画をお届けする。

 完成版を集中的にプレイできる、またとない機会となったBOOT CAMP。限られた時間を有効に使うべく「スタート!」の合図と同時に即プレイ開始。難易度はイージー、ノーマル、ハードの3つから選択可能。イージーのみ、敵の攻撃を受け流す“シノギ”の方向を自動調整してくれる「オートアシスト」のオン・オフが選べる。アクションゲームが苦手な人向けのオプションだが、激しいアクションの醍醐味を削ぐものではないため「そこそこやれるとは思うけど、最初だし……」という人にもおすすめだ。

 なお、体験版では最初から使えていた「スキル」だが、製品版はスタート直後すべて未修得。後述するが、スキルはゲーム中で獲得したバトルポイントを消費して購入する仕組みとなっている。ゲームは「チャプター0(ゼロ)」からスタート。

 体験版テキストにも書かれているとおり、「チャプター0」で雷電は首相の警護に失敗する。既知の事柄ではあるが、そこに至る過程がプレイパートとムービーで丁寧に描写されるため、グッと没入感が深まり実にいい感じ。

 当初は「ベタなチュートリアルでもやらされるのだろうか」とタカをくくっていたが、VRミッションと異なり本編は実践形式でサクサクと進行。ザコや大型無人機との激しい戦いを経て宿敵となるテロリストたちと対峙するが、ここで雷電は己を全否定されるかのような惨敗を喫する。味方の援護で窮地をまぬがれるが、あの雷電が完膚なきまでに叩きのめされる姿はかなり衝撃的だ。

 このように「チャプター0」いわゆる“前フリ”にかなりの尺が割かれている点は、個人的におおいに評価したい。アクションゲームだから、静止画数枚でざっくりと「これこれこういう事情で戦うよ。ほら、いってきて!」でもかまわないのだが、このあたりは「メタルギア」シリーズらしいスタイルといえる。

体験版でテキストのみだった部分が「チャプター0」に相当。既に公開済みの巨大無人機との戦闘(上画像)など、プレイパートやムービーでボリューミーかつ丁寧に描かれていく

【サンダウナー】
CV:西田 健さん
デスペラード・エンフォースメント社の実質的なリーダーと目される男。カリフォルニアの熱風「サンダウナー」のコードネームで知られる。一般の契約兵士(コントラクター)とは異なる特別仕様のサイボーグボディを持ち、破滅を呼ぶ風(ウィンズ・オブ・デストラクション)と呼ばれ怖れられているサイボーグの1人。大型の高周波マチェーテ《ブラッドラスト》を操る二刀流の使い手

【サムエル・ホドリゲス】
CV:平田広明さん
PMC“デスペラード・エンフォースメント”に雇われている謎のサイボーグ。雷電同様の高周波ブレードを持ち、日本の新陰流の影響を受けたブラジリアン剣術を駆使する達人。雷電との戦いでその太刀筋を見切り、雷電の剣が快楽を怖れていると指摘する
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(豊臣和孝)