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「ジャンプフェスタ2013」スクウェア・エニックスブースレポート

「ドラゴンクエストX」の大型アップデートを12月26日に実施!!
「KINGDOM HEARTS -HD 1.5 ReMIX-」の体験コーナーは整理券対応になるほど大盛況!

開催日:
12月22日、23日
会場:
幕張メッセ 1ホール〜8ホール

 スクウェア・エニックスは、12月22日、23日の2日間、幕張メッセで開催される、集英社の発行する「週刊少年ジャンプ」、「Vジャンプ」、「ジャンプSQ.」、「最強ジャンプ」の4誌合同キャラクターイベント「ジャンプフェスタ2013」(JF2013)にブースを出展している。

 スクウェア・エニックスブースでは、「超速変形ジャイロゼッター」や「KINGDOM HEARTS -HD 1.5 ReMIX-」など合計7作品を出展。出展作品と出展形態は以下の通り。

発売日 作品名 ハード ジャンル 出展形態
稼働中 超速変形ジャイロゼッター AC カードバトルゲーム 映像、体験、ステージ
2013年春 超速変形ジャイロゼッター アルバロスの翼 3DS RPG 映像
2013年3月14日 KINGDOM HEARTS -HD 1.5 ReMIX- PS3 RPG 映像、体験
2013年2月7日 ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち 3DS RPG 映像、体験
発売中(Wii)/2013年春(Wii U) ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン Wii/Wii U RPG 映像、ステージ
2013年 ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII PS3/Xbox 360 RPG 映像
配信中 ファイナルファンタジーIV iOS RPG 映像

 また、プロモーションシアターや「ドラゴンクエストX ステージ」では、出展作品のプロモーションビデオが上映され、多くのファンが足を止めて映像を鑑賞していた。特に印象的だったのは、「KINGDOM HEARTS -HD 1.5 ReMIX-」の映像が流れているときで、多くの女性ファンが映像に見入っていた。

 そのほか、物販コーナーとしてグッズショップとCDショップが展開されていた。グッズショップでは新商品の先行販売を、CDショップではイベント会場限定CDの販売を行ない、たくさんの来場者を集めていた。

超速変形ジャイロゼッター コーナー

 AC版と3DS版を出展。AC版は、シングルモードをプレイできるものが20台用意されている。第2弾を体験することができ、プレイするとカードが1枚もらえる。1プレイ交代。

 また、ステージではAC版の公式大会「アルカディアグランプリ」の決勝大会が開催された。なお、第0弾から第3弾までのカードが展示されるなど、今回のスクウェア・エニックスブースでもっとも広いスペースが割かれていたと思う。

KINGDOM HEARTS -HD 1.5 ReMIX-

 ビギナー向けの「ソラ編 -トラヴァースタウン-」、経験者向けの「ソラ編 -忘却の城-」、ならびに「リク編 -ホロウバスティオン-」の3つのモードから好きなモードを選んでプレイできるものが10台設置されている。12月22日は10〜15分交替で体験プレイが進められていた。ちなみに、整理券対応がされており、12月22日は午前中で配布終了となっていた。プレイしたい人は早めに足を運ぶといいかもしれない。

ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち

 最初から遊べるデータと途中からプレイできるデータの2種類のセーブデータが用意されているものが合計20台設置されている。最初から遊べるデータではオープニングや基本操作を体験でき、途中からプレイできるデータでは転職を試すことができる。12月22日は約15分交代となっていた。

「ドラゴンクエストX」ステージ

 ブース内に設置されていた「ドラゴンクエストX」ステージでは、現在サービスを展開しているWii用「ドラゴンクエストX」の大型アップデート情報を紹介する「『ドラゴンクエストX』アップデート情報ステージ」や、Wii U用「ドラゴンクエストX」のデモプレイが行なわれる「クリスマススペシャルトークステージ」が実施される。さらに、「JF2013」用に特別に作られたゲーム内コロシアムでメタルスライムの討伐数を競う「『ドラゴンクエストX』バトルトライアル 〜メタルスライム大放出祭〜」が行なわれる。

 本稿では、「『ドラゴンクエストX』アップデート情報ステージ」と「クリスマススペシャルトークステージ」の模様をお伝えしていく。

大型アップデートの実施日が発表された「『ドラゴンクエストX』アップデート情報ステージ」

左から順に齊藤氏、藤澤氏

 「『ドラゴンクエストX』アップデート情報ステージ」では、プロデューサーの齊藤陽介氏とディレクターの藤澤仁氏が登壇し、次回大型アップデート「世告げの姫と魔法の迷宮」で追加される要素を紹介した。各要素は、実際にプレイしている映像を交えて紹介された。

 大型アップデートで追加される要素については、12月19日の「ちょっと Nintendo Direct ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン 2012.12.19」で明らかにされたものに加え、「特訓モード」、「コマンドコミュニケーション」の2つの機能が紹介された。

 まずは、新職業となる「魔法戦士」と「スーパースター」が紹介された。魔法戦士は、身なりもきちんとしている職業。職業スキルの「フォース」で属性を武器に宿し敵の弱点を突くことで効果的ダメージが与えられるという。一方、スーパースターは、ゴールドを消費して攻撃する特技がたくさん用意されているのが特徴のようだ。

 続いて、レベル上限が「Lv.60」になることが発表された。今回もクエストを受けることで上限が解放されるようだが、藤澤氏によると「少々難易度が高めになっています。メガザルロックほどではないです」と含みのあるコメントを残した。

 さらに、レベルに関係する要素として「特訓モード」が紹介された。「特訓モード」は、Lv.50以上で受注可能なクエストで、クエストを受けるとプレーヤーキャラクターが特訓モードという状態になる。特訓モードでは、自分より格上の(調べた時に「つよそうだ」と表示される)モンスターと1回戦うと経験値の代わりに「特訓スタンプ」が1つもらえる。

 「特訓スタンプ」は、スキルポイントと交換できるようだが、特訓スタンプを100集めるとスキルポイントが1もらえるという。以降、2ポイント目は200回、3ポイント目は300回、4ポイント目は400回、それぞれ戦う必要があるという。藤澤氏によると「みなさんにやっていただきたいシステムではありますが、レベルが上限に達してしまいやることがなくなった人に楽しんでいただきたいと思います」とコメント。さらに、特訓モードの状態で酒場に預けると特訓スタンプを稼いで帰ってくることもあると述べた。

新職業「魔法戦士」、「スーパースター」の概要が紹介された
レベル上限が「Lv.60」に上昇
レベルが上限に達しやることがなくなった人にプレイして欲しいという「特訓モード」

 ここまで矢継ぎ早に各要素が紹介されたが、ここでいよいよ大型アップデートのメインコンテンツとなる「魔法の迷宮」の解説へ。魔法の迷宮には、「まほうのカギ」というアイテムを使うと空間に扉が出現し、そこから移動できるという。ただし魔法の迷宮は、アストルティアとは異なる世界ということで、アストルティアの住人はこの迷宮には40分しかいられないようだ。

 魔法の迷宮は、オートマッチングでパーティーが編成される。オートマッチングではまず、仲間がいるかどうかが判断され、仲間(サポート仲間も含む)がいる場合は仲間と一緒に迷宮へ行ける。仲間がいない場合にオートマッチングが適用され、そのとき同じように魔法の迷宮に行きたいプレーヤーと自動的にパーティーが組まれる。パーティー編成は、職業バランスやレベル帯も考慮されるという。待ち時間は最大で30秒で、30秒以内にパーティーが組めなかったときはシステムが決めたサポート仲間がパーティーメンバーになるという。

 また、魔法の迷宮という洞窟の大きな特徴の1つとして、各フロアに存在するモンスターをすべて倒し扉の封印を解かないと次のフロアに移動できないようになっている。扉の封印が解かれると、必ず赤い宝箱が出現するという。そして、1番奥のフロアにはボスが待ち構えており、倒すと紫色の宝箱から「ふくびきけん」がもらえる。

 「ふくびきけん」は、ダンジョンを攻略すると1日に1回だけ必ず入手できるようで、もらえる枚数はランダムに決まり、運がいいと3枚手に入ることもあるという。「ふくびきけん」は、各町の宿屋にある旅のコンシェルジュの新しいサービス「ふくびきをする」で使用する。

 なお、開発陣が頑張った成果として魔法の迷宮の床にキャラクターが映り込むようになっていることが紹介された。細かい部分だが今まではなかなか実現できなかったようで、藤澤氏は「このあたりも見ていただけると嬉しいです」と述べた。

メンバーが揃っている時は仲間と一緒に魔法の迷宮へ行く
仲間がいない場合、職業バランスやレベル帯が考慮され自動的にマッチングされる
マッチングの待ち時間は最大で30秒。以降、システムが決めたサポート仲間がパーティーに加わる
最後の挨拶で大型アップデートの実施日を宣言した齊藤氏

 そのほか、髪の毛の色を変更できる「美容院」、装備品の性能はそのままで見た目を他の装備に変えられる「ドレスアップ屋」、バトル中の「おうえん」のようにコマンドだけでコミュニケーションが図れる「コマンドコミュニケーション」が紹介された。そして、齊藤氏がもっとも声高に発表した要素として「イスに座れる!ベッドに寝転がれる!」という、キャラクターの強さなどには全く影響のない機能が紹介された。

 最後に今回の大型アップデートのストーリーの概要が紹介された。それによると、今アストルティアには暗い影が忍び寄っているらしく、それを告げる姫がようやくアストルティアにたどり着こうとしているところだという。だが、この世告げの姫はバージョン1.2の最初から存在しないということだ。

 そして最後の挨拶として齊藤氏が、今回のバージョン1.2は12月26日に始動すると発表した。続いて藤澤氏は「バージョン1.2でたくさんの機能が追加されますが、これから始める人にも遊びやすくなる機能をたくさん盛り込んでいます。ぜひアストルティアまで遊びに来ていただければと思っています」と、まだ「ドラゴンクエストX」の世界を体験したことのない人へ向けてアピールした。

色のバリエーションは、キャラメイク時よりも多く、クエストで選択できる色が増えていくという
性能的には「てつかぶと」がいいが、見た目は「スライム帽子」がいいという場合に利用する
自分の家に仲間を呼んでコミュニケーションを楽しむ時に使いたい要素だ。齊藤氏と藤澤氏は発売と同時に入れたかったそうだが、なかなかうまくいかずこのタイミングになったという

堀井氏が登場!! Wii Uのデモプレイも披露された「クリスマススペシャルトークステージ」

 このステージには、プロデューサーの齊藤陽介氏と、スペシャルゲストの堀井雄二氏が登場した。

 まずは、齊藤氏がWii U版でオンラインでアストルティアにつながった状態でのデモプレイを披露。だが、「開発中ということで何が起こるかわかりませんが、そのときは温かい目で見守ってください」と齊藤氏があらかじめ述べたとおり、途中で終了することになった。

ルーラストーンの行き先として、Wii版のバージョン1.2から追加される場所がデモプレイで明らかにされた
Wii U版の見どころとして齊藤氏は、キャラクターなどから地面に伸びる影に注目して欲しいとコメントした
Wii U GamePadでは、キャラクターやメニューの操作だけでなくハードウェアキーボードを使って文字などを入力できる

 さて、このステージのメインイベントである堀井氏との「ドラクエトーク」だが、現在実施中のクリスマスイベントを堀井氏は3周したという。「ドラゴンクエストX」自体も、名前は伏せてプレイしているらしく、現在パラディン(使用武器はヤリ)のレベルが51だが、いかに酒場で雇ってもらえるかを考えたところ、会心率をあげることで雇われやすくなったようで、経験値を18,000くらい稼いで帰ってきたこともあるという。

 一方、齊藤氏はヤリが大好きなようで、パラディンと僧侶でヤリを使って遊んでいるが、最近ではパラディンのレベルを54でとめ「けものづき」を鍛えているという。

 最近のエピソードとして堀井氏は、ソロプレイをしていたときに、お笑いコンビ麒麟の川島さんに「堀井さんですよね」と声をかけられたことがあることを明かしてくれた。それがきっかけでフレンド登録もしたという。

 また、大型アップデートで楽しみにしている要素について堀井氏は「魔法の迷宮」と答え、「僕はいつもソロでやっているのですが、自動的にパーティーを組まれるということでちょっと怖いなと思いつつ半分はドキドキしています」と述べた。

 そして最後に、堀井氏と齊藤氏から以下のようなコメントが寄せられイベントは終了した。

堀井氏
「実は今3DSを持っていて、すれちがい人数が300人以上で、ダブルすれちがいが55人になりました。会場に僕とすれ違った人がいるかもしれませんね。今日はありがとうございました」

齊藤氏
「今日はいらっしゃってませんが、すぎやま先生もめちゃくちゃ『ドラゴンクエストX』を遊んでますよ。夜な夜なオーケストラのスタッフと遊んでいるみたいです。もしかしたら、皆さんもすぎやま先生と遊んでいるかもしれませんね。私たち開発スタッフは、皆さんと一緒に世界を広げていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします」

「ドラゴンクエストX」にしろ、「ドラゴンクエストX おでかけモシャスdeバトル」にしろ、すれちがいの話にしろ、とにかくゲームのことを楽しそうに話す堀井さんが印象的だった

(中野信二)