スクウェア・エニックスは、2013年2月7日に発売を予定しているニンテンドー3DS用RPG「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」（ドラゴンクエストVII）の新情報を公開した。「ドラゴンクエストVII」の価格は6,090円、プレイ人数は1人（セーブできるデータは3つ）。

　公開された新情報は、冒険の舞台やキャラクター、石版や職業について。石版については、新要素が追加されることが判明。石版を探し出すために役立つ機能や、「すれちがい石版」が搭載される。

　「ドラゴンクエストVII」は、2000年に発売されたプレイステーション用ソフト。重厚かつ圧倒的なボリュームを誇るシナリオや、「石版」を集めて世界が広がるゲームシステムなどが話題となり、国内出荷本数は410万本以上（2012年3月現在）を記録した。

　3DS版「ドラゴンクエストVII」は、奥の深いストーリーはそのままに新機能が追加され、より遊びやすくなっているという。さらに、お馴染みの「すれちがい通信」にも対応。ゲームの音楽は、東京都交響楽団の演奏によるオーケストラ音源が採用されている。開発はアルテピアッツァ。

「ドラゴンクエストVII」の世界には、たったひとつ「エスタード島」という平和な島がある。だが、主人公とその友達である「キーファ」の“ちょっとした冒険心”が、この世界を大きく変えていくことになる

■ 「存在しなかった世界」を舞台に展開する冒険

　主人公たちの冒険の舞台はエスタード島ではなく、存在しないはずの世界。ある出来事がきっかけとなり迷い込んだ不思議な異世界では、いったいどんなことが待ち受けているのだろうか？

【スクリーンショット】

■ 個性的なキャラクターたちが主人公の旅に同行

　主人公は、とある村に暮らす漁師の息子。そんな主人公と共に旅をするのは、友達である「キーファ」と「マリベル」の2人となる。

● 主人公

　漁師であるボルカノの息子。フィッシュベルの村で母親のマーレと3人で暮らしている。

　ある日、仲良しのキーファと謎の遺跡を冒険するが、そこでは自身の運命と世界を変えるような事件が待ち受けていた。

● キーファ

　島に唯一存在する国「グランエスタード」の王子。やんちゃで好奇心旺盛。こっそり城を抜け出しては、主人公と島の中を探検している。

　さまざまな世界を旅するうちに、王子として生きる自分の人生について考えるようになる。

● マリベル

　フィッシュベルの網元の娘。主人公の幼なじみ。おてんばな性格で、何事にも首をつっこみたがる。

　ワガママで怒りっぽいが女の子らしい優しさを持つ一面もある。主人公やキーファを支えるムードメーカーでもある。

■ 新たな世界への道が開ける石版

　石版は、冒険中に入手可能。集めたものをパズルのように組み合わせ完成させると、新たな世界へ旅立てるようになる。未知の異世界を目指し新しい石版を探すことが、主人公の目的の1つとなる。

石版を完成させると	石版が輝き……
そこには新たな世界が待っている

近くに石版があるときは、下画面の左上にあるアイコンが光る。その町やダンジョンを隅々まで探索すれば石版がみつかるはずだ

● 石版探しをサポートする便利な機能

　「ドラゴンクエストVII」では、冒険のカギとなるたくさんの石版を探し当てるための機能が追加されている。

　まだ見つけていない石版のヒントは、世界のどこかにいる「石版案内人」や、メインコマンドの「せんれき」で確認できる。

　また、3DSの下画面には石版を探知できるレーダーが備えられている。レーダーは、近くに石版がある時に反応し知らせてくれる。

● 新システム「すれちがい石版」を搭載

　「すれちがい石版」は、3DSのすれちがい通信を利用した新システム。自分の手に入れた「トクベツな石版」と、ほかのプレーヤーが持っている「トクベツな石版」を交換できる。「トクベツな石版」の入手方法、ならびに使い方については、今後改めて発表される。

■ 笑わせ師や船乗りなどバラエティ豊かな職業

　主人公たちは、物語を進めていくとさまざまな職業に転職できるようになる。シリーズでおなじみの戦士や僧侶のほか、PS版で初めて登場した船乗りや羊飼いといった職業が加わり、職業の種類はシリーズで最多となる。しかも3DS版では、転職するとキャラクターの見た目も変わる。そのほか、上級職など強力な職業がたくさん登場する。

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