バンダイ、AC「データカードダス アイカツ!」
カードを使って芸能界のトップを目指す!! 3DS版の発売も決定
「データカードダス」、3DS用「アイカツ!シンデレラレッスン」などゲーム関連のプレゼンを行なったバンダイの原田真史氏。原田氏はこのゲームを「スポ根アイドルゲーム」と表現 |
株式会社バンダイは、アイドルオーディションゲーム「データカードダス アイカツ!」を10月25日より稼働を開始する。「アイカツ!」はデータカードダスの新タイトルで、カードからデータを読み取り、アイドルをセルフプロデュースし芸能活動を行なっていくアイドル体験ゲーム。ゲームの可動と前後してアニメの放送やニンテンドー3DS用ゲーム、アパレルや関連グッズの発売などマルチに展開していく。
「アイカツ!」は“アイドル活動”の略。この世界ではカード(アイカツ!カード)を使って芸能活動を行なっており、アイドルは衣装とステージをカードの組み合わせによってセルフプロデュースを行ないオーディションに挑む。ゲームではICカードが用意されており、そこにはプレーヤーのデータが記録され、自分のアバターキャラクターを作ることができる。ちなみにゲーム内ではこのICカードは「学生証」としており、重要アイテムとなっている。
流れとしては、各種カードをセットし、衣装のコーディネートやステージなどのデータを読み込んでオーディションに挑戦し、ファンを獲得していく。カードにはキュートやクール、セクシーなどの属性がありこれらを揃えることでアピールすることができるといった要素もある。データカードダスなのでプレイをすることでカードが1枚配出される。プレイすればカードが増え、よりプレイの幅が増えゲームも強くなることとなる。
筐体自体はネットで繋がっておりWEBランキングで集計され、全国の他のプレーヤーとファンの数などを競い合うことができる。マイキャラを作ることでWEBページ上に「マイルーム」と呼ばれるページを持つことができ、アイドルレベル、ファンの人数、使用したアイカツ!カードなどのデータが表示され、一緒に遊びフレンド登録したプレーヤーとの交流もはかれる。
オーディションはライブ、ファッションショー、チームと用意されており、挑戦することができる。オーディションの種類は今後増やされていくという。友達や家族でユニットを組んでゲームを楽しむこともできるという。
「データカードダス アイカツ!」の筐体 | 会場にあった筐体の手元を写したもの。左右にあるカード読み取り口に「学生証(ICカード)」を読み取らせマイキャラを呼びだし、手前にあるカード読み取り口で「アイカツ!カード」を読み込んでコーディネートを行ないゲームを楽しむ |
【カード類】 | |
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マイキャラを記録しているICカード。主人公はスターライト学園に入学し、スターを目指しているという設定であるため、「学生証」となっている | トップスの「アイカツ!カード」。“キュート”といった属性やアピールポイントといった様々な情報が盛り込まれたデザイン |
「アイカツ!カード」。こちらはクール。揃えてコーディネートするといいようだ | ドレスの「アイカツ!カード」。属性はセクシー |
【スクリーンショット】 | ||
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キュートコーデ |
クールコーデ |
セクシーコーデ |
■ 3DS「アイカツ!シンデレラレッスン」
3DS用「アイカツ!シンデレラレッスン」は11月15日の発売を予定。早期購入特典としてゲームで使えるオリジナルカードが付属する |
「データカードダス アイカツ!」の稼働開始から約1カ月の11月15日に、ニンテンドー3DS用ゲーム「アイカツ!シンデレラレッスン」が株式会社バンダイナムコゲームスから発売される。価格は5,040円でCEROレーティングはA(全年齢対象)。
プレーヤーは舞台となるアイドル養成学校「スターライト学園」に入学。お気に入りの顔、髪型、髪の色などを設定し、2,000通りはあるという組み合わせの中からマイキャラを作成。メイクや音楽、ダンスなどのレッスンを行ないミニゲームを通じてアイドルとしての能力を高めていく。レッスンをクリアし「アイカツ!カード」を入手しストーリーを進めていき、オーディションに挑む。合格すれば“おしごと”をゲットすることができる。アニメに登場するキャラクター達と一緒にレッスンを行ない、オーディションに挑戦しアイドルを目指していく。ストーリーはオリジナルで、アニメとは違った物語を楽しめる。
このほかにも、テレビアニメの進行に合わせてパスワードを入力することで、テレビアニメに登場する新たなキャラクターも登場。また、データカードダスのカードを読み込ませることも可能で、これによりオリジナルアイテムを入手することができる。こういった連動によって、より長く遊べるような仕組みが盛り込まれているという。
早期購入者特典として「データカードダス アイカツ!」のオリジナルカード3枚パックをもらうことができる。これはデータカードダスに第2弾から登場する新タイプの3DSオリジナルカード。キュート、クール、セクシーの属性があるが、このカードの属性は新しい属性の“ポップ”を備えており、先行して遊ぶことができる。裏面の2次元コードを3DSで読み込ませると、ゲーム内にもオリジナルアイテムが登場する。
プレーヤーはスターライト学園に入学しゲームがスタート。まずは主人公となる自分のマイキャラを作成。このマイキャラは、いつでもカスタマイズすることができる |
【オーディション】 | |
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オーディションではステージ上でどれだけアピールできるかがポイントとなる。イリュージョンステージとリズムゲームでオーディションに挑戦。ステージは4種類で、ストーリーによって課題曲が変化する。ユニットオーディションも用意されている |
【早期購入者特典】 | ||
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一足早く新しい属性“ポップ”を備えたカードでゲームを楽しむ事ができる |
■ アニメ「アイカツ!」
アニメ「アイカツ!」のイメージショット |
プレゼンテーションを行なったテレビ東京の奈良氏(写真左)とサンライズの若鍋氏(写真右) |
データカードダス、3DS版のゲーム、そして3本柱の1つとなるのがこのアニメ版の「アイカツ!」。テレビ東京系列で毎週月曜日の19時30分から放送されるほか、BSジャパンでも毎週土曜日の13時30分から放送される予定。制作はサンライズ。
基本的な世界観はデータカードダスと変わらず、カードで芸能活動を行なっている世界。主人公の星宮いちごがアイドル養成の名門校「スターライト学園」に編入してくるところから物語は始まる。新人アイドル“いちご”のスポ根サクセスストーリーとなるという。
プレゼンテーションを行なったテレビ東京の奈良初男氏は「見所はカードダスと連動したCGのダンスや歌、ドラマの美しいシーン。また、ファミリーに向けて少女達の成長、様々な人間関係から教育的な話しを盛り込み、家族で楽しめるようにしたい」とコメント。また、サンライズの若鍋竜太氏は「どうすればカード入手できるのか? どこに行けるのか? といったゲームの話題をドラマに落とし込んでいきたい」と意気込みを語った。
【スクリーンショット】 | ||
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明るく元気な新人アイドル“いちご”と関係する人々の群像劇。家族で楽しめる内容になるという |
■ スペシャルコラボパートナーは、AKB48の板野友美さん
「データカードダス アイカツ!」のスペシャルコラボパートナーであるAKB48の板野友美さんが発表会にも登場した。板野さんはテレビCM「アイカツ! クールビューティ篇」にも出演。ステージ脇の通路でダンスを練習するカットをはさみながらステージに向かう板野さん。「頑張ってこれたのは、応援してくれる皆がいてくれるから」と言うセリフと共にゲーム画面が被っていく。
このCMで板野さんが着ている衣装は、「アイカツ!」とコラボして作られたオリジナルドレス。制服っぽいものから可愛らしいものだったり、カッコよかったり、板野さん曰く「自分のステージ衣装にそっくりなもの」など4着を自らデザイン。コーディネートについては、「色々好みがあると思うので、4着とも違ったイメージでデザインしました」とのこと。
CMの撮影については「アイドルへの道のりを楽屋からステージまでで表わしたドキュメンタリータッチの作りなんですけど、撮影したのがソロでライブをやったところということで慣れた場所だったので、リアルな感じが出てるかと思います」とコメント。
ゲームをプレイしての感想も触れ、「意外と難しくて、私もはまっちゃいそうだったんですけど、ステージや服のコーディネートなどゲームと思えないほどリアルで、こんなステージだったら私も立ちたいなと思えるくらい素敵です。ちいさな子供だけでなくいろいろな過多にプレイして欲しいと思います」とアピールした。
なお、データカードダスの稼働に合わせ、コラボドレスカードの配布キャンペーンが10月27日より全国の玩具店、百貨店、玩具売り場、アミューズメント施設にて実施される。板野さんの写真があしらわれた特別なもので、属性はクール。なお、キャンペーンの対象は小学生以下の子供が対象となる。
発表会に登場した板野友美さん。特製のドレスのデザインなどコラボしたという。自身もゲームに登場する | 板野さんのコラボドレスカード。属性はやはり“クール” |
発表会のオープニングアクト「チーム!アイカツ」によるダンスパフォーマンスで幕を開けた | アイカツ!オフィシャルスタジオパース。10月25日から全国のナムコのアミューズメント施設でオープンする。カードレンタルやポイントカードも用意される |
数多くの関連商品の発売が予定されている。ばんそうこうやグミなどの商品には特製のカードが付属する |
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(2012年 10月 2日)