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【特別企画】“キッズ”の枠を越える熱い戦い、「データカードダス マジンボーン」

マイファイター導入で、ボーンファイターの装備をまとえる!

マイファイター導入で、ボーンファイターの装備をまとえる!

カードの裏面は、ボーンのパーツが描かれている
参戦するボーンファイターをアーマーとして装着できる

 「データカードダス マジンボーン」には自分の戦績を記録できる「ICカード」が用意されている。これがなくても遊ぶことは可能だが、ICカードにマイファイターを登録することで、戦いを繰り返して強くなることができるマイファイターを戦いに加えることが可能となる。

 マイファイターには「マイファイターカード」という専用のカードがあり、5人の戦士の1人に加えることができる。ここで面白いのは、マイファイターが着装する鎧「ボーン」は、他の4人から供給されるという所だ。各ボーンファイターのカードの裏面には手や足などに着装できるボーンデータが書き込まれている。マイファイターはその鎧をまとってバトルに参加することとなる。

 着装できる位置は、右腕、左腕、足、胴体。カードに設定される部位に着装できればより高い能力を得ることができるが、入手している部位がダブっていたり、あえて外見にこだわって部位を変えてもいい。マイファイターは指定部位に各ボーンファイターの鎧をまとうことになる。

 通常のボーンファイターは外見がきっちり設定されているが、マイファイターは様々な鎧をまとうことでオリジナルのデザインとなり、まさに“自分だけの戦士”を作ることができる。そして、カードもボーンファイターとしての強さだけでなく、“装備”として強力なパラメーターが魅力を放つ。

 ICカードを持つことでプレーヤーはマイファイターを育成できるようになる。プレイを繰り返すことでマイファイターのパラメーターは上昇していく。成長するとマイファイターの頭部の装備が変わっていく。この頭部デザインはゲームオリジナルで、属性によってもデザインが異なる。マイファイターをチームに入れ、育成するのはカード集めも含め、「データカードダス マジンボーン」の楽しさをさらに膨らませてくれるのだ。

 そしてやり込み派のプレーヤーにはさらなる戦いが待っている。「データカードダス マジンボーン」はシナリオの戦いだけでなく、「ランカーバトル」が楽しめる。ランカーバトルは日本全国のプレーヤーと腕が競える。この対戦はサーバー上に保存されている全てのプレーヤーのデッキと戦うことことができる。サーバーには、使ったカードだけでなく、ラウンドごとのカードの動かし方まで保存されているという。

 速効型や、タイミングを見計らって戦力を集中させるタイプなど、プレーヤーは自分のカードの特性や、好む戦略で戦い方は大きく変わってくる。「ランカーバトル」はその腕を試せる場所だ。公式サイトでは、「マイベース」に自分のデータを登録することで、自宅でもPCを通じてICカードに記録されている自分のデータや対戦成績、対戦相手のデータなどを閲覧できる。

 「データカードダス マジンボーン」は通信機能を活かし、アニメやコミックスとの連動を密にしていく。テレビで出ている敵が期間限定のミッションに登場したり、明らかになった要素が盛り込まれるといった要素もある。バグフィックスや、バランス調整も機器の交換なしで可能となっている。「データカードダス マジンボーン」はオンラインゲームやソーシャルゲームの要素も取り入れ、新しい楽しさを盛り込んでいこうという作品なのである。

【データカードダス マジンボーン マイファイターPV】

【マイファイター】
カード裏面の装着部位の通りに配置することでより強力になる

【ランカーバトル】
データとして登録されている他のプレーヤーと戦い、全国ランキングを競える

アニメにコミック、プラモデル、3DS向け……広がる「マジンボーン」の世界

バンダイのプラモデルとして展開予定

 「データカードダス マジンボーン」の楽しさはさらにメディアミックスで広がっていく。バンダイは「マジンボーン」の食玩やプラモデルの発売を予定している。これらには筐体からは入手できない特別なプロモーションカードが入っており、筐体で使えるという。

 プラモデルは各ボーンファイターの姿を再現したアクションフィギュアタイプで、大きさは全高10cmほど。多彩なポーズがつけられ、ゲームやアニメのシーンなどを再現できる。さらに手足を交換することが可能。マイファイターの姿を再現することもできるのだ。ゲームのプレーヤーにはうれしい要素である。プラモデルでできたファイターを再現するためにカードを集める、というアプローチの人も出てくるかもしれない。

 さらにバンダイナムコゲームスからは2014年秋に3DS用協力バトルアクションアドベンチャー「マジンボーン」も発売予定となっている。次ページでは、バンダイカード事業部デピュティゼネラルマネージャーの原田真史氏に「データカードダス マジンボーン」を中心に、「マジンボーン」のさらなる展開や、タイトルにかけた想いを聞いた。

【プラモデル】
全高10cmほどのプラモデル。マイファイターのように各部パーツを交換できる

【3DS マジンボーン】
2014年秋に発売予定の3DS用協力バトルアクションアドベンチャー「マジンボーン」

(勝田哲也)