バンダイナムコ、PS3「機動戦士ガンダム バトルオペレーション」
気になるアイテム課金の詳細を公開


6月28日 サービス開始

プレイ料金:無料(一部アイテム課金制)

CEROレーティング:B(12歳以上対象)


 株式会社バンダイナムコゲームスが6月28日よりサービスを開始するプレイステーション 3用ガンダムオンラインバトルアクション「機動戦士ガンダム バトルオペレーション」。ダウンロード専用作品である本作のプレイ料金は無料だが、課金アイテムを使用することで様々な恩恵を受けることができる。今回は、課金要素に関する情報をお届けする。

■ 基本的な課金形態

 基本的な課金形態は、出撃の際に消費する「出撃エネルギー」に対して課金を行なうというもの。これはゲームセンターで遊ぶときのプレイスタイルに近いと考えていいだろう。出撃エネルギーは、時間経過で最大3つまで自動回復するので、回復するまでMS(モビルスーツ)のカラーリングなどを行なって時間を過ごせば、無料で遊び続けることもできる。出撃エネルギーは、1日(2時間)で出撃12回分のエネルギーが支給される。

 ゲームの基本的な流れは、「ゲームを遊ぶ」→「出撃エネルギーを消費」→「戦闘報酬でポイントを設計図を入手」→「ポイントでMSや装備を開発」→「MSが強化される」→「ゲームを遊ぶ」という流れで続いていく。ゲームを1回遊ぶと出撃エネルギーを消費し、2時間経過することでエネルギーが回復して再び出撃可能になる。これが無料で遊ぶ基本的なスタイルで、課金した場合は2時間の待ち時間がなく購入した出撃エネルギーがなくなるまで何度も続けてプレイすることができる。

【ゲームの流れ】
ゲーム終了後に戦闘報酬として「開発ポイント」が手に入る「開発ポイント」を消費してMSや装備などを開発する
ジムキャノンを開発。完成したMSに搭乗して遊ぶことが可能になる


■ MSへの課金要素

 MSへの課金については、ほぼ皆無となっている。全てのMSがゲーム内で設計図を完成させ、ゲーム内で獲得できる「開発ポイント」だけで入手することができ、無料で全ての機体に搭乗することが可能になっている。

■ MS強化への課金要素

 MSにはレベルが存在し、戦場へと出撃して上位レベルの設計図を集めることでどんどん強化していくことができる。この高レベルへの強化においても、一定の上限レベル到達までは「開発ポイント」のみで強化ができ、課金の必要はない。ただし、強化には上限があり、そのリミットを解除することで更なる強化を行なうことができる。このリミット解除に課金が必要になるが、1度リミットを解除したMSは最大レベルまで「開発ポイント」のみで強化することができる。

■ アイテム価格

 現在予定している課金内容は以下の通り。

【出撃エネルギー】
通常価格1個:100円 / 6個:480円 / 13個:950円 / 27個:1,850円
リリースキャンペーン価格
(~7月11日まで)
2個:100円 / 10個:480円 / 20個:950円 / 40個:1,850円

MSのリミット解除
(MSを一定レベル以上に強化する場合に必要
全MS、一律300円
武器のリミット解除
(武器を一定レベル以上に強化する場合に必要)
全武器、一律200円
カスタムパーツのリミット解除
(カスタムパーツを一定レベル以上に強化する場合に必要)
全カスタムパーツ、一律200円

【スクリーンショット】
MSのリミット解除武器のリミット解除


■ 無料で遊べる要素のまとめ

■ 無料プレイで何度も出撃が可能!
 出撃する際に必要となる「出撃エネルギー」は一定時間が経過する度に回復していく。1日24時間換算で出撃12回分の出撃エネルギーを無料支給。ストックは最大3つまで。また、ゲーム内でプレーヤーの階級があがった報酬などとして「出撃エネルギー」がもらえることもある。

■ ほぼ全てのMS、武器、カスタムパーツが通常プレイで入手可能!
 特定イベントで配布される一部の特殊な機体を除き、登場するほぼ全ての機体が「設計図」を集めれば開発ポイントだけで入手・強化ができる。機体に搭乗する為の課金等は皆無。

■ 無料プレイによる制限は一切なし!
 短時間での連戦や一定レベル以上へのMS等の強化以外に、「課金をしなければできない」ことは存在しない。例えば今後追加予定の中に「課金しなければ出撃できないマップ」や「課金しなければできないゲームルール」などは存在しない。





■ MSタイプごとの主な武器を紹介

 前回紹介したMSのタイプに続き、今回はタイプごとのMSが装備している武器の特徴を紹介する。

■ 格闘タイプの武器

・ビームサーベル:強力な格闘戦兵装。攻撃時に左スティックの入力方向を変えることで攻撃の性質を変化(上:速い基本攻撃、左右:横に広い攻撃、下:前方に大威力)できる。格闘タイプが使用することで威力はより高くなり、連続攻撃も可能となる。

・ヒート・ロッド:扱いの難しいクセのある武器だが、高圧電流を流しこんで一時的に敵を機能不全にすることができる。格闘攻撃とのコンビネーションは厄介。

ビームサーベルヒート・ロッド

■ 汎用タイプの武器

・ザク・マシンガン:1発の威力は低いが、連射が効き、ASL(自動照準領域)も広いので、動きながらでも着実に敵にダメージを与えられる。

・ハイパー・バズーカ:連射は効かないが威力が高く、命中すると相手をよろけさせることができる。格闘タイプの侵攻を防ぐにはもってこいの武器。

ザク・マシンガンハイパー・バズーカ

■ 支援タイプの武器

・キャノン:長射程、高威力で、敵の足止め&支援砲撃に向いている。発砲時に足を止めるリスクはあるが、拠点へのダメージ効果も高く、使い方次第でスコア稼ぎが可能。

・狙撃用ビーム・ライフル:長射程、高威力の狙撃に向いた武器。連射が効かず、扱いは難しいが、相手にとっては最大の脅威となりえる武器。

キャノン狙撃用ビーム・ライフル

 今回紹介したもの以外にも様々な武器が用意されている。

■ オペレーターが音声で戦闘をサポート!

 有名声優によるオペレーターが音声で戦闘をサポートしてくれる機能を搭載。出撃前の各種情報伝達や、戦闘中には戦況や自軍・敵軍の状況をリアルタイムで報告してくれる。なお、オペレーターは順次増えていき、オプション画面で自由に選ぶことができる。現段階で判明している声優は、日笠陽子さん、本田貴子さん、喜山茂雄さん、前野智昭さんの4人。

■ 天候や時刻によって変化するリアルな戦場!

 同じ戦場であっても天候や時刻が異なることで、その性質は一変する。本作ではこうした自然現象もマップ上でリアルに表現しているという。

■ 山岳地帯(夕方)
夕日により、マップ内に広く強い影が生じている。影に潜んだ敵を見つけるのは困難。逆光だと照準が定めにくいので、太陽を背に戦う位置取りも有効かも?

■ 山岳地帯(濃霧)
 濃い霧がたちこめ、視界が限りなくゼロになる。これにより長距離射撃が不能となり、出会い頭の近距離戦や、予想外の待ち伏せ、回り込みによる奇襲など、乱戦が予想される。

山岳地帯(夕日)山岳地帯(濃霧)山岳地帯(晴天)

■ 砂漠地帯(砂嵐)
 砂嵐によって、視界が限りなくゼロになる。これにより長距離射撃が不能となり、 出会い頭の近距離戦や、予想外の待ち伏せ、回り込みによる奇襲など、乱戦が予想される。

■ 砂漠地帯(夜間)
 静かな砂漠の夜。強い月光により開けた部分では思いのほか視界は良好。しかし、渓谷内や一部の影がかなり濃く、潜伏されると視認が難しい厄介な場所となる。

砂漠地帯(砂嵐)砂漠地帯(夜間)砂漠地帯(晴天)

砂嵐では視界が悪く、狙撃用武器を使った攻撃では敵機に命中させることが難しい


(C)創通・サンライズ

(2012年6月15日)

[Reported by 志賀康紀]