カプコン、PS3/Xbox 360/PC「バイオハザード6」

世界を恐怖で覆い尽くす「ネオアンブレラ」とは……


10月4日 発売予定(PS3/Xbox 360版)
発売日:未定(WIN版)

価格:7,990円(PS3/Xbox 360版)
   未定(WIN版)


 株式会社カプコンは、現在開発中のプレイステーション 3/Xbox 360/Windows用サバイバルホラー「バイオハザード6」の新情報を公開した。

 今回は、「クロスオーバー」する主人公たちの物語をはじめ、「エイダ・ウォン」と「ディレック・C・シモンズ」の2人のキャラクターや、2003年に壊滅した製薬企業「アンブレラ」を継ぐような言葉「ネオアンブレラ」に関する情報が明らかにされた。

【プロモーションムービー】

■ クロスオーバーする主人公達の物語

 レオン、クリス、ジェイクの3人の物語は各所でクロスオーバーする。その運命の交差は、奥深いストーリーテリングだけでなく、新たなゲーム体験を生み出していく。

 クロスオーバーのシチュエーションは様々で、シチュエーションの数だけ、遊びのバリエーションが用意されている。また、同じ時間軸、同じ場所以外でも物語同士が繋がっている演出もあるかもしれない。

物語だけでなく、ゲームプレイでもクロスオーバーし、新たなゲーム体験が広がっていくキャンペーンモードでは、通常のco-opプレイは2人までとなっているが、物語がクロスオーバーするポイントでは、最大4人までのco-opプレイが楽しめるそれぞれの場所、立場でバイオテロに挑む3人の主人公達。彼等の運命は「蘭祥」の地に収束される。その最中、互いの物語がクロスオーバーし、時には離れ、それが大きなうねりとなり物語を形成していく

【レオン×ジェイク】
墜落する飛行機。その危機的状況を脱したレオンとヘレナは、ジェイク達と出会う。レオンとシェリー、再会を果たした2人だったが、そこに襲いかかる過酷な運命
墜落する飛行機に乗り込んでいるレオンとヘレナ。そして、それを見上げるジェイク達。co-opプレイだけではなく、1つの出来事に別の視点で関わる場合もある
飛行機落下現場では、最大4人でのco-opプレイが楽しめる。また、レオン&シェリー、ジェイク&ヘレナと、時にはパートナーを入れ替えるシチュエーションもある

【クリス×ジェイク】
中国の「蘭祥」で再会した2組。ここでのクロスオーバーは、窮地に陥ったジェイクとシェリーを、高所からクリスとピアーズが援護する形で行なわれる。クロスオーバーは、様々な状況で発生する
高所から得意のスナイピングを活かしジェイク達を援護するピアーズ。プレイするキャラクターにより、遊びの種類が異なる周囲からの猛攻にギリギリのところで耐えるジェイク。絶体絶命の窮地を、ピアーズのスナイピングに助けられる

■ キャラクター紹介

● エイダ・ウォン(Ada Wong)

 1998年、ラクーンシティの惨劇に巻き込まれたレオンの前に現われる謎の女性。彼女の目的は、シェリーの父親であるウィリアム・バーキン博士が開発していたG-ウィルスの情報入手、そしてその回収であった。

 そして2013年――。

 謎めいた地下墓地でレオンとエイダは再会を果たす。2人の間で、どのような言葉が交わされるのか。そして、彼女の周りで見え隠れする「ネオアンブレラ」という言葉。一体、彼女の目的は何なのか……。



● ディレック・C・シモンズ(Derek C. Simmons)

 アメリカ合衆国大統領補佐官。大統領であるアダム・ベンフォードから、30年来の盟友と呼ばれ、自他共に認める大統領の右腕である。

 「トールオークス」の事件では、大統領と別行動を取っていたためバイオテロには巻きこまれておらず、ハニガン達FOSのオフィスで事態収束のために指揮を取る。レオンたちに、大統領暗殺とバイオテロの嫌疑をかける。



■ ネオアンブレラ

 2003年に壊滅した製薬企業。ラクーンシティの悲劇を起こした元凶「アンブレラ」。それを継ぐような「ネオアンブレラ」という言葉。それは、亡霊のように現われ、世界を恐怖で覆い尽くす。

“ネオアンブレラ”。この言葉に、心を揺り動かされない者はいない。銃口を向けあうレオンとクリスも例外ではない

【スクリーンショット】

(C)CAPCOM CO., LTD. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.
Amazonで購入

(2012年 6月 5日)

[Reported by 中野信二]