カプコン、PS3/Xbox 360/PC「バイオハザード6」
3人の主人公が織りなす3つのストーリー
株式会社カプコンは、現在開発中のプレイステーション 3/Xbox 360/PC用サバイバルホラー「バイオハザード 6」の新情報を公開した。
公開された新情報は、「レオン・S・ケネディ」、「クリス・レッドフィールド」、「ジェイク・ミューラー」の3人の主人公たちそれぞれの想いが絡み合うストーリーとなっている。
「バイオハザード 6」では、3人の主人公による3つの物語が展開する。ゾンビが闊歩するアメリカ「トールオークス」にて、大統領暗殺の容疑をかけられたレオン、要人救出のため、バイオハザードが発生している中国「蘭祥」にて作戦を遂行するクリス。そして、欧州の紛争地域である「イドニア共和国」にて、正体不明の「B.O.W.」に追われるジェイク。それぞれの場所および立場でバイオテロに立ち向かい、運命が交差していく。
■ レオン・S・ケネディ
ラクーン事件で生還した能力を買われ、合衆国のエージェントとなったレオン。数々の危険なミッションをこなし、今や、政府が最も信頼を寄せる大統領直轄のエージェントとなっていた。ラクーンシティでの悪夢のような出来事から、バイオテロには特に強い憤りを抱いている。
ラクーン事件以降からの旧友、現大統領アダム・ベンフォードの変わり果てた姿と対峙。苦渋の決断をする。
■ クリス・レッドフィールド
元「S.T.A.R.S.」。数年前、因縁の敵アルバート・ウェスカーとの決着がついた後も、「BSAA」のリーダーとして最前線でバイオテロ撲滅に向けて奮闘していたクリス。半年前のあるミッションで彼に大きな転機が訪れる。
2013年、中国で発生した大規模なバイオテロに仲間たちと立ち向かうクリスの目には、何が映っているのか。心に去来する思いに揺り動かされながら、それでもクリスは前へと進む。
■ ジェイク・ミューラー
東欧の紛争地域【イドニア共和国】。傭兵として戦場を駆け抜ける男ジェイク。食べるものさえままならない困窮した環境、父のいない家庭。そこから抜け出すために彼が選んだのは、反政府軍の傭兵という道だった。
頼れるモノもなく、死と隣り合わせの日々が、"信じれるのは、己の力と金だけ"そう彼の心に刻んでいく。そんな彼の目の前に突然現れた女性シェリー。
「あなたは、世界を救う存在なの」
突如シェリーから告げられる荒唐無稽な事実。多額の報酬と引き換えに引き受けたその依頼の先で、彼は、思わぬ真実と向き合うこととなる。「アルバート・ウェスカー」から引き継いだ“呪われた血”が自分に流れているということを……。
■ ヘレナ・ハーパー
レオンと同じく、合衆国のエージェント。事件の際は「USSS(アメリカ合衆国シークレットサービス)」に出向し、大統領の警護の一端を任されていた。
事態の把握に追われるレオンに対し、涙を滲ませながら彼女は「自分がこの事態を引き起こした」と告白する……。彼女が胸に秘める真実は、レオンをどこへ導くのだろうか。
■ ピアーズ・ニヴァンス
クリスと同じ、「BSAA」北米支部所属。優れた動体視力と集中力で、「標的は確実に外さない」と言われる天性の狙撃手(スナイパー)。
責任感の強さと、周りに対する洞察の鋭さは、戦場に限らず、様々な局面において、自身と周囲の人間を正しい方向へと導く、彼の最大の武器である。思慮深く真面目な男だが、普段の性格はいたって明るく、誰にでも分け隔てなく接する優しさも併せ持つ。
クリスからの信頼は厚く「将来、BSAAを背負って立つ存在になる」と一目置かれている。
■ シェリー・バーキン
1998年のラクーン事件……。その要因となった「G-ウィルス」の開発者、バーキン夫妻の1人娘。事件当時、レオンたちの助力により地獄と化した街から抜け出したシェリーだったが、父が彼女の体内に埋め込んだ胚「G」の力のため、合衆国の監視下に置かれることとなった。
それから数年後、合衆国のエージェントとなることを、その交換条件として、軟禁状態を解かれるシェリー。自分のような存在を、もう2度と出したくない。その想いを胸に秘めエージェントとしての道を歩み始めたシェリーに指令が入ってくる。
それは、東欧紛争地域の【イドニア共和国】に潜入し、“特別な血”を持つと思われる男、ジェイク・ミューラーを保護するというものであった。
重なる、かつての自分。彼女の使命感とやさしさは、ジェイクとの逃亡劇の中、恐怖に立ち向かう一筋の光となるのだろうか。
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(2012年 4月 12日)