株式会社バンダイは、「機動戦士ガンダム」のプラモデルの“マスターグレード”シリーズの最新作として、「MG 1/100 GAT-X102 デュエルガンダムアサルトシュラウド」を、2月18日に発売する。価格は4,410円。

　「デュエルガンダム アサルトシュラウド」は、テレビアニメ「機動戦士ガンダムSEED」に登場するMS(モビルスーツ)で、「デュエルガンダム」に追加装甲や高出力スラスター、追加武装をセットした「アサルトシュラウド」を装備した機体となる。デュエルガンダムは、元々はオーブ連合首長国側で極秘開発された、5機の試作型MSのうちの1機。

　「機動戦士ガンダムSEED」では、デュエルガンダムを含む4機体が、主人公キラ・ヤマトが所属するオーブ連合に敵対するザフト軍に奪われるエピソードで物語の幕が上がる。初期のエピソードは、主人公が残った機体であるストライクガンダムに乗り、デュエルガンダムを含む4機体と対決していく。

　デュエルガンダムは、ザフト軍のエリートパイロット、イザーク・ジュールの愛機となる。試作型MS5機のうち最初に完成したデュエルガンダムはビームライフルにシールド、ビームサーベルと、最も基本的な武装を持ち、他の機体に比べると特徴の少ない、だからこその汎用性の高い機体となっている。劇中、ストライクガンダムに敗れた際、機体を損傷し、修理と共に、「アサルトシュラウド」を追加装備した。

　アサルトシュラウドは、デュエルガンダムの装甲と機動力、攻撃力をアップさせる武装セット。デュエルガンダムの各所に追加装甲を装着させ、背中のバックパックなどに、高出力スラスターを追加、両肩にはミサイルポッドとレールガンを装備した。イザークは追加装備により強化されたデュエルガンダム アサルトシュラウドを駆り、ザフト軍の戦士として戦っていく。

　「MG 1/100 デュエルガンダム アサルトシュラウド」は、今回のプラモデル用に新規にメカデザインを描き起こし、アサルトシュラウドの着脱も実現。デュエルガンダムの形態も再現できる。アサルトシュラウド装備時でも広い可動範囲を持っている。ビームサーベル、ビームライフル、シールドに加え、設定としてはあったものの、劇中未使用だったバズーカも付属している。

　ちなみに、デュエルガンダムは、さまざまなゲーム作品に登場している。ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダムが共演するヒーローアクションゲームPSP「グレイトバトル フルブラスト」では、ボスキャラクターの1体として登場する。「SEED」、「DESTINY」の時代を1兵士として追体験できる「機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY」では、ザフト側のキャラクターとして登場する。様々な作品が登場するシミュレーションゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズでは、イザークが仲間になると共に使用可能になる作品が多い。

　デフォルメされたMSが戦うWindows用オンラインアクション「SDガンダム カプセルファイター オンライン」では、デュエルガンダム、デュエルガンダム アサルトシュラウドは別ユニットになっており、使い勝手も異なる。アーケードやPSPなどで発売されているチームバトルアクション「機動戦士ガンダムSEED 連合vs. Z.A.F.T.」シリーズでも使用機体として登場する。“愛機”として、思い入れのある人も多いだろう。今後のゲーム作品でも登場が楽しみなMSである。

【デュエルガンダム アサルトシュラウド】