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映画「ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵」と「ドラゴンズ ドグマ」がタイアップ

試写会のティーチインに小林裕幸プロデューサーが登場
「ほぼほぼできあっている。発売日はまもなく発表します」とコメント


1月26日開催

【ドラゴンズ ドグマ】
2012年初頭 発売予定

価格:未定



試写会のティーチインに参加した、(左から)小林裕幸「ドラゴンズ ドグマ」プロデューサー、監督を務める窪岡俊之氏、世界観監修を務める岩尾賢一氏

 2月4日からワーナー・ブラザース映画配給で全国ロードショー公開される映画「ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵」の試写会のティーチインに、株式会社カプコンが2012年初頭に発売を予定している「ドラゴンズ ドグマ」のプロデューサーを務める小林裕幸氏が出席した。

 「ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵」と「ドラゴンズ ドグマ」は、設定は全く異なるものの両作品共にファンタジー世界を徹底的に描いた作品としてコラボレーションを行なうことが決定している。具体的なコラボレーション内容として「ドラゴンズ ドグマ」のゲーム中に映画「ベルセルク」に登場する武器、防具が登場する。

 今回のティーチインでは、そのコラボ装備が発表された。ガッツとグリフィスの甲冑装備がそれで、ガッツのアイテム名が「切り込み隊長の装具」、グリフィスのアイテム名が「白い鷹の装具」となっている。会場では「ゲームのどこで登場するかは言えないが、装備して楽しんで欲しい」と小林プロデューサーがコメント。残念ながら撮影禁止であったためここでお伝えすることはできないが、明日発売の「ヤングアニマル」にて公開される。

 今回、ワーナー・ブラザース映画試写室において行なわれた映画「ベルセルク」の試写会でティーチインが実現。監督を務める窪岡俊之氏と世界観監修を務める岩尾賢一氏、そして小林裕幸プロデューサーが登壇した。

 映画上映後に行なわれたため、まずはすでにWEBで公開中の「ドラゴンズ ドグマ」のPVが大画面で上映された。小林プロデューサーは「何度も見慣れた映像ですが、大きい画面で改めて感動した」と切り出し、ゲームファンではない人たちに向けゲームを丁寧に解説していった。「ドラゴンズ ドグマ」で実現したかった楽しさの1つとして「遠くにサイクロプスがいて、そこに向かって冒険していく感じ。ダンジョンに入り先に何があるんだろうというワクワク感を表現したい」とオープンワールドで繰り広げられるリアルな冒険を楽しんで欲しいとアピール。

 今回のコラボレーションの経緯については「スタッフにも『ベルセルク』が好きな人が多く、制作委員会と話をしたところ実現した。(カプコンの)スタッフが一生懸命つくって監修を受け完成した。監督にも喜んでもらえたようで嬉しい」とした。監督を務める窪岡俊之氏はゲームについて「実際にこのようになるんだと思い、すごいと感じた」とコメント。岩尾賢一氏も「『ベルセルク』はリアルに中世を描いたものを元に、異常な世界を描いている。『ドラゴンズ ドグマ』も同じ魂とコンセプトを感じた」と指摘。

 岩尾氏は「ドラゴンズ ドグマ」の映像を見て「留め金だけでなくフォルダーまで再現されており、『こうやって着るんだ』というのがわかる。(どうやって動くのか)わかって作っているのがすごい」と感心した様子で語った。これについて小林プロデューサーは「ディテールにはこだわった。ヨーロッパにもテクスチャーの素材集めなど取材に行き、本物を見て世界をどうやって作っていくか考えた。デザイナーがこだわって作っている」とゲーム制作へのこだわりを披露。さらに、「ハイファンタジーだと世界中の誰もが説明がなくても物語に入ってこられる。そこをフォトリアルなグラフィックスで表現するという切り口で作っている」とコンセプトを説明した。

 逆に小林プロデューサーは「ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵」について、馬の動きがすごいとコメント。窪岡俊之監督は「馬は作画が苦手とするものの1つ。おかしくないように表現するまで持って行くのは難しい」と苦労をにじませた。また、剣などで相手を斬るシーンについても小林プロデューサーは「ぶった斬った感じがすごい!」と感心した様子で、映画から刺激を受けた様子だった。

 一方、窪岡監督も小林プロデューサーと話をしたことで、ゲームの制作現場からも刺激を受けたという。窪岡監督曰く「うらやましい」と語った1つがエフェクトの表現について。「ドラゴンズ ドグマ」ではエフェクトや煙、血の表現について実際の特撮チームに効果を作ってもらい撮影し、ゲームに使用しているのだという。撮影には3日間かけたっぷりとかけ、「迫力あるものになった(小林プロデューサー)」と語った。小林プロデューサーは「エフェクト集があるのでそこから持ってくれば良いのだが、そこでもう一粘り、この作品のために作るのが重要。そのこだわりが『ベルセルク』と共通する部分」と作品の制作の根幹の部分で共感を覚えたようだった。

 窪岡監督は「世界の手触り感をできるだけ高めたい。それはゲームもアニメも同じ思想。ゲームは(手触り感が)プレーヤーに“体感”として伝わってくる。アニメはストーリーに左右されるのでそこはできない部分だが刺激を受ける」とゲームとアニメで共通の部分があると話す。岩尾氏は「職人魂というか、作品を作っているとスケジュールや予算などで妥協することがある。しかし『ここだけは妥協しないぞ』と言う魂がある。だから『ドラゴンズ ドグマ』もプレイしたいと思います」と完成に向けてエールを送った。

 現在、「ドラゴンズ ドグマ」の発売日は「2012年初頭」となっているが、小林プロデューサーは「ほぼほぼできあがっている。発売日はまもなく発表します。大きなタイアップもまだ予定しているので楽しみにして欲しい」とコメントし締めくくった。


【ティーチイン登壇者】
窪岡俊之監督 岩尾賢一氏 小林裕幸プロデューサー
【ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵】


【ドラゴンズ ドグマ】

【ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵】
(C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS
【ドラゴンズ ドグマ】
(C)CAPCOM CO., LTD. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.
Amazonで購入

(2012年 1月 27日)

[Reported by 船津稔]