チュンソフト、PS3/PS Vita「真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)」

犯人当てサイドシナリオについて紹介。PS Vitaの体験版も配信


12月17日 発売予定

価格:各6,090円(パッケージ版、PS3/PS Vita)
   4,980円(DL版、PS Vita)

CEROレーティング:D(17歳以上対象)


 株式会社チュンソフトは、12月17日に発売するプレイステーション 3/PlayStation Vita用サウンドノベル「真かまいたちの夜 11人目の訪問者」の新情報を公開した。パッケージ版はPS3/PS Vita共に6,090円、PS Vitaのダウンロード版は4,980円。CEROレーティングはD(17歳以上対象)。

 「真かまいたちの夜」ではサイドストーリーには、プレーヤーが難解ミステリーに直接挑戦する「犯人当て -鎌鼬の夜編-」が用意されている。ゲームソフトには問題編が収録されており、一連の事件に関する情報を読み、犯人を突き止めるところまでゲームを進めていく。事件のすべての情報はゲーム内に仕込まれているので、選択肢の先により重要な手がかりがあるかもしれない。1度シナリオを読み進んだ後も、別の選択肢を選び直すなどして情報をめ、じっくりと推理していくと良いだろう。

 その後、解放される「犯人当て -鎌鼬の夜編-(解決編) 」を入手し、正しい推理を行なっていた場合は事件の真相が明らかとなる。「解決編」は一定期間後(発売日の約1週間後を予定)にパスワードの公開、もしくはPlayStation Storeにおいて無料で配信される予定。



【鎌鼬の夜編 プロローグ】

 ペンション“ブラウニー”に到着した坂巻快人は、フロントで「鼬火」と書かれた写真に目を留めた。

 オーナーの烏飼曰く、鼬火とは、かまいたちの悪事を抑えるために百年以上前から焚かれ続けている松明で、この火が消えると、よくないことが起こると噂されているとのこと。このペンションからも、西の方向を見やると、遠くの山に鼬火を眺めることができるらしい。

 また烏飼は、かまいたちの存在を証明するかのように、ラウンジに飾られた鎌の刃先を見せてくれた。それは、烏飼がかまいたちの落としものと信じているもので、古びているが、行きとどいた手入れのおかげで充分に鋭かった。

 しかし、その刃先が何者かの手により奪われ、紛失してしまう。
そして次に発見された時には、殺人事件の凶器として死体に刺さっていたのだ。

 お風呂場で起きた、猟奇的な殺人事件。その真相とは……。




 また、PS Vita版のみ、体験版の配信が12月17日より開始となる。東京ゲームショウ2011に出展されたものと同じ内容となるが、PS Vitaの機能(モーションセンサーとタッチパネル)を使った“おさわり選択肢”と、情報を頭の中で整理し新たな選択肢を自分の手で導き出す“推理システム”は体験可能。

 シナリオは専用のもので、コミカルな内容となっている。選択肢からは分岐が発生し、エンディングも複数存在。ゲームの雰囲気は十分にわかるだろう。



(C) 2011 CHUNSOFT
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(2011年 12月 16日)

[Reported by 船津稔]