コーエーテクモ、PS3「戦国無双3 Empires」

シリーズ初のストーリーモード「戦史演武」を紹介


8月25日 発売予定

価格:6,090円(通常版)
   9,240円(プレミアムBOX)



同時発売の「戦国無双3 Empires プレミアムBOX」の内容も発表された。
※実際の商品とは異なる場合があります

 株式会社コーエーテクモゲームスは、8月25日に発売するプレイステーション 3用タクティカルアクション「戦国無双3 Empires」の最新情報を発表した。価格は6,090円で、CEROレーティングはB(12歳以上対象)。

 「戦国無双3 Empires」は、「戦国無双3」をベースにシミュレーション要素を組み込んだタイトル。戦国時代の大名家から1勢力を選択し、政略など様々なシミュレーション要素やアクションによる戦闘を行ないながら版図を広げていく。今回明らかになった「戦史演武」はシリーズ初のストーリーモードで、10の大名家から1つを選択し、章立てで進行していくストーリーを楽しむ中で様々なミッションやイベントが発生。大名家の歴史を追体験していくことができる。

 また、「戦国無双3 Empires プレミアムBOX」の商品内容画像も公開された。商品内容は、「戦国無双3 Empires」ゲームソフト本体、「ω-Force秘伝攻略法/ビジュアルストーリーブック」、「特製キャラクタースタンドポップ全40種(バインダーケース付き)」、「プレミアムBOX 限定・箱庭パーツ『忍の里』ダウンロードシリアル」となっている。

 今回の記事では「戦史演武」に登場する武将の中から5人を紹介する。


■ 「織田信長」 シナリオ開始年代:1555年

 父・織田信秀の急死に伴い家督を相続した織田信長は、尾張の国力の充実に努めるが、隣国の強国・今川義元が攻撃をしかけてくる。信長は桶狭間で奇襲を敢行し勝利する。これを契機に今川家に従属していた徳川家康は独立を果たし、織田信長は天下を目指すこととなる。


【織田信長】
織田信長信長が信長の父・信秀の葬儀に現われるシーン具体的な任務の内容が提示されているスクリーンショット。期間内に達成を目指すこととなる。任務達成のために、箱庭内政や合戦などを行なっていく
国力を充実させていくと、脅威を感じた今川義元が攻めてくるイベントが発生するイベント合戦「桶狭間の戦い」が発生。総大将・今川義元を倒すことを目指すこととなる。徳川家康は今川義元に従属しており、桶狭間合戦において敵として登場する今川義元を倒し、イベント合戦に勝利すると、義元が倒されたことで家康が独立を決意するイベントが発生する


■ 「武田信玄」 シナリオ開始年代:1536年

 武田信玄の父・信虎は戦国を生き抜くため他者に厳しく、その所業は時として峻烈を極めていた。そんな頃、信濃攻略に失敗した信虎は信玄を危地に置いて逃げ帰ってしまう。信玄はこの苦境を跳ね返し、父・信虎を見返すために戦いに挑んでいく。そして、その戦場で生涯の宿敵・上杉謙信と出会うこととなる。


【武田信玄】
武田信玄このシナリオでは、武田信玄と父・信虎との確執が描かれる。くのいちは、信虎の折檻をうけた信玄を気遣う信玄に家督を継ぐように説得する家臣もいるが、信玄は時期尚早と断ってしまう
まずは、国力強化の任務達成を目指し、領内の内政に力を注ぐ任務達成後に発生したイベントで、信虎は信玄に無理難題を押し付ける。信濃侵攻に失敗した信虎は信玄をしんがりに残す信濃に残った信玄は、反撃に出て信濃攻略に着手する。家臣たちも信玄のために戦い抜く。そして信濃の戦場で、宿敵・上杉謙信が敵の援軍として登場する


■ 「伊達政宗」 シナリオ開始年代:1585年

 豊臣秀吉の天下統一事業も終盤に差し掛かった頃、伊達政宗は豊臣秀吉に従順するかのように見せかけながら、いまだ天下への野心を捨て切れずにいた。そんな時、傭兵・雑賀孫市と出会い、大崎家の内紛に乗じて東北統一を目指すこととなる。さらに、関東の北条家と手を結ぶことを勧められた政宗は、北条氏康と会うために単身で小田原に赴き、運命的な出会いを果たす。


【伊達政宗】
伊達政宗伊達政宗の天下への野心も豊臣秀吉の台頭でくすぶっていたが、雑賀孫市との出会いで再燃させることとなったそして政宗は雑賀孫市の勧めで大崎家の内紛に介入する。ここでイベント合戦「大崎合戦」に参加し、東北統一を目指す
豊臣秀吉と渡り合うため、北条家と手を結ぶことを考え、政宗は1人で飛び出していく単身で小田原に向かう政宗は山中で迷子になってしまう。そこに出迎えできていた北条家の甲斐姫と出会う。彼女との出会いが政宗の運命を大きく変えていく


■ 「徳川家康」 シナリオ開始年代:1599年

 天下人・豊臣秀吉は死期を悟り、徳川家康に豊臣家の将来を託す。しかし、天下はすぐに乱れ、家康は豊臣家では天下をまとめることはできないと、自ら立ち上がることを決意する。まずは東北の地で反旗を翻す上杉家と戦うために、家康は伊達家への救援に向かう。そして、それに呼応するかのように秀吉の遺臣・石田三成が家康に牙をむく。島左近の襲撃を撃退した家康は、西を目指す。


【徳川家康】
徳川家康死期を悟った豊臣秀吉は、息子・豊臣秀頼の将来を徳川家康に託す伊達家と上杉家の対立から東北で内乱が起き、家康は豊臣家に天下を統べる力がないと、自ら立ち上がることを誓う
家康は上杉征伐に動き、上杉家の直江兼続らと戦うこととなる上杉征伐に勝利したのも束の間、石田三成が反徳川の狼煙をあげる家康の命を狙う襲撃者が殺到するが、本多忠勝、稲姫の活躍でこれを撃退。そこへ襲撃の黒幕、島左近が姿を現わし、ついに家康に宣戦布告をする


■ 「島津義弘」 シナリオ開始年代:1572年

 薩摩・大隅・日向の三州を統一することが、島津家の悲願だった。島津四兄弟の次男・義弘は、島津家屈指の武人。四兄弟の先陣を切って、日向攻めを指揮する。そして、悲願を達成したのも束の間、豊後を中心に北九州に勢力を伸ばす大友家と対決することとなる。そして、大友家家臣の立花誾千代、宗茂夫婦と因縁をもつこととなる。


【島津義弘】
島津義弘島津家の悲願・日向攻略を目指し、まずは国力を充実させていく任務を達成すると、いよいよ日向に攻め込むこととなる。島津義弘ら四兄弟がいっせいに日向に攻め込んでいく
島津四兄弟が日向の伊東家と戦うっているシーン。日向攻めのイベント合戦「木崎原の戦い」念願の日向を支配下に治めるも、島津家は北九州の強敵・大友家と敵対することとなる。ここで、大友家の立花誾千代・宗茂夫婦とも出会うこととなる

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(2011年 7月 22日)

[Reported by 船津稔]