株式会社カプコンは、Xbox 360/Windows用オンラインハンティングアクション「モンスターハンター フロンティア オンライン（MHF）」にて1月26日に実施予定のアップデート「シーズン10“新たなる技の境地”」の最新情報を公開した。

　今回は、太刀、ヘビィボウガン、弓の追加アクションに加え、SR（スキルランク）100以上で使用できる新スタイル「嵐ノ型（らんのかた）」が公開された。また新たな武器生産システム「剛猫武器（ごうにゃぶき）」や、「エスピナス」と「モノブロス」の特異個体の存在も明かされている。

■ 太刀、ヘビィボウガン、弓の追加アクション

　HR（ハンターランク）1から使用できる追加アクションについては、今回は太刀とヘビィボウガン、弓に関する情報が公開された。

　太刀は2つのアクションが追加される。1つは「気刃斬り」から繋がる左右のステップ斬り。ステップ斬りは通常攻撃扱いで、気刃ゲージは消費しない。もう1つは、回避行動からの突き攻撃。これまでなかった左右へのダイナミックな動きと、回避行動からの素早い攻撃が可能になり、立ち回りの幅が大きく広がる。

　ヘビィボウガンには、ライトボウガンと同じく近接攻撃に2段目・3段目の追加アクションが入る。またシールドを取り付けた際のオートガードの性能が向上する。

　弓は、ビンの装填を武器出しと同時に行なえるようになる。従来よりもビンの入れ替えが素早く行なえるようになり、状況に応じてビンを選択しやすくなる。また矢斬りの2段目から、バックステップに繋がるアクションも追加される。

【スクリーンショット】
太刀の回避行動からの突き攻撃	ヘビィボウガンのガードレベルUP	弓の矢斬り2段目からのバックステップ

■ ベテランハンター向け新スタイル「嵐ノ型」

　「シーズン10」の目玉はHR1から使える追加アクションに違いないが、ベテランのハンター向けの新要素として、秘伝書を用いる新スタイルに「嵐ノ型」が追加される。既存の「天ノ型」とも異なる新しいアクションになっており、合計で3つの型から選べることになる。「嵐ノ型」を使用できるのはSR100以上のハンターとなっているので、SRを上げる新たな目標となるだろう。

　具体的なアクションの詳細は明かされていないが、見た目がかなり派手なものが多く、狩りの際にも注目されそうだ。

【スクリーンショット】
片手剣	大剣
太刀	ハンマー

ガンランス	ヘビィボウガン	弓

■ 性能は運次第？「剛猫武器」

　「シーズン10」の実装に合わせて、武器工房にアイルーの師弟が登場する。カウンターにいる親方ネコに素材を渡すと「剛猫武器」を生産できる。

　「剛猫武器」は、名前こそ「剛種武器」に似ているが、その性質は全く異なる。攻撃力、属性値、斬れ味、会心率、スロット数などの値が、運次第で決まるという。完成する武器の性能が予想できないという、これまでの武器生産にないシステムとなっている。

【スクリーンショット】
「剛種武器」の生産の様子。完成後の武器の斬れ味ゲージが伏せられるように1色で書かれているなど、これまでの武器生産と違っているのがわかる

■ 特異個体「エスピナス」と「モノブロス」

　「エスピナス」の特異個体は、原種の特徴だった怒り時の攻撃がさらに勢いを増し、様々な突進攻撃を繰り出してくるという。初登場となるのは、2月2日配信予定のHR31と100で受注できるフロンティアクエスト。ハードコア（HC）クエストには2月9日から登場する。

　「モノブロス」の特異個体は、強く赤みがかかった体色が特徴。頭や尻尾を力強く叩きつけて攻撃してくるという。なお原種と同様、クエストの参加人数は1人限定となる。初登場クエストは、HR22から受注できるフロンティアクエスト。HCクエストには3月23日から登場予定。

【スクリーンショット】
「エスピナス」の特異個体。原種でも厄介だった突進攻撃のバリエーションが増えるようだ
「モノブロス」の特異個体。体の色が変わっており、見た目の違いも大きい

■ 新武器では「剛猫武器」も公開

　「シーズン10」で追加される武器も一部が公開されている。今回は弓の「剛猫武器」も明らかになった。

【スクリーンショット】
ボルペブレッザ（ライトボウガン） 遠方の銃を模した、氷孤竜素材の軽銃。LV1貫通弾、氷結弾が速射対応	怒髪砲（ヘビィボウガン） 蛮竜素材の重弩。長時間の使用にも耐え得るこだわりの設計が施されている	テオ＝フレーム（弓/剛猫武器） その1撃は怒れる炎王龍の咆哮が如く立ちはだかる者を貫く