株式会社カプコンは、Xbox 360/Windows用オンラインハンティングアクション「モンスターハンター フロンティア オンライン（MHF）」にて2011年1月26日に実施予定のアップデート「シーズン10“新たなる技の境地”」の最新情報を公開した。

■ ランス、ガンランス、ライトボウガンの「追加アクション」を公開

「ふんばり上段突き」。怯みにくくなるアクションの追加はランスには嬉しい

　今回はアップデートの目玉となる「追加アクション」について、3つの武器種の情報が公開されている。まずランスは、「ふんばり上段突き」が追加される。ガード中に特定の操作を行なうと溜め状態になり、強力な上段突きを放つというもの。溜め状態から攻撃モーション中までは攻撃を受けても怯みにくくなる。

　ランスではもう1つ、突進攻撃にも変更が加えられる。突進攻撃を開始して一定時間が経過すると、さらに移動速度が増して突進攻撃の威力が増加する。

「連撃砲」。大型モンスターに接近して使えば大ダメージを与えられそう

　続いてガンランスでは、「横薙ぎ」のアクションが追加される。移動中に特定の操作を行なうことで発動できる武器出し攻撃で、横方向に広範囲をなぎ払う。

　さらに「横薙ぎ」の後で切り返しながら、装填している弾丸を全弾発射する「連撃砲」のアクションも追加。これは弾丸を最大まで装填している場合に限り使用できる。

「近接攻撃2段目・3段目」。弾切れの時の奥の手になりそう

　ライトボウガンでは、近接攻撃に2段目・3段目の追加アクションが入る。これまでは銃身を叩きつけるアクションは単発だったが、最大3回の連続攻撃が可能になる。

■ 「ラージャン」、「デュラガウア」など新たな特異個体が登場

　「シーズン10」に登場する特異個体は、「シーズン9.0」で新たに登場した特異個体の数を上回るという。新しい特異個体は「シーズン10」アップデート日の2011年1月26日より順次登場する予定。今回はその一部が公開されている。

　まず「ラージャン」の特異個体は、腕の紋様が原種とは異なる。雷撃をまとった豪腕を振りかざし、大地を砕くという。2011年3月2日から配信予定の、HR31・HR100で受注できるフロンティアクエストで初登場となる。ハードコア（HC）クエストには3月9日から登場予定で、フロンティアクエストでの配信時とは入手できる素材が異なる。

【スクリーンショット】
攻撃力が高い「ラージャン」の特異個体だけに、最初はかなり注意したい

　次に「デュラガウア」の特異個体は、反り返った角や巨大な爪などが原種と異なる。ハンターを凍てつかせる攻撃を複数種類繰り出してくるという。2011年3月9日より、HR22・HR100から受注可能なフロンティアクエストで配信される予定。HCクエストは3月16日から受注でき、こちらもフロンティアクエストとは入手できる素材が異なる。

※ HCクエストは3月9日から開始と記載しておりましたが、3月16日からの開始になると告知がありましたので、修正いたしました。

【スクリーンショット】
氷を操るという特徴をより強くした特異個体の「デュラガウア」

■ 新たな狩猟の舞台「新大闘技場」

　1マップの闘技場型フィールド「新大闘技場」が新たに追加される。既存の「大闘技場」とは異なり水場があるのが特徴で、「ガノトトス」などの水棲モンスターも登場する。他にもバリスタなど、これまでになかったギミックを備えているという。

【スクリーンショット】
左はイラストで、中央がゲーム画面。「ガノトトス」と闘技場型フィールドで戦える。バリスタが置かれているのも特徴

■ 新武具も続々登場

　「シーズン10」の実装に合わせて、武器や防具も追加される。今回は、太刀、片手剣、大剣、双剣の新武器の一部を紹介する。

フレームタルワー（太刀） いくさで使用された軍刀を狩猟用に改修した火属性の太刀	十字小太刀（片手剣/リーチ短） 当方伝来の珍しい剣
ボーンスラッシャー（大剣/リーチ長） 古い地層から発見された骨を加工して大剣に仕上げたもの。斬られると強烈な睡魔が襲う	大蛇ノ双剣（双剣/進化武器） 持ち主の力量によって自らの力を進化させるという大巌竜の双剣