セガ、PSP「戦場のヴァルキュリア3」
敵対する特殊部隊“カラミティ・レーヴェン”登場!


2011年1月27日 発売予定

価格:6,279円(UMD版)
   5,600円(ダウンロード版)

CEROレーティング:B(12歳以上対象)


 株式会社セガは、2011年1月27日に発売を予定しているPSP用アクティブ・シミュレーションRPG「戦場のヴァルキュリア3」の新情報を公開した。

 「戦場のヴァルキュリア3」は、征暦1930年代の架空のヨーロッパを舞台に、強大な勢力を持つ「帝国」と「連邦」に挟まれた小国「ガリア公国」に所属する“名無しの部隊(ネームレス)”の戦いを描いたアクティブ・シミュレーションRPG作品。第2報となる今回は、ネームレスの前に立ちはだかる黒衣の特殊部隊“カラミティ・レーヴェン”の情報を中心に、新たに判明したゲームシステムなどの情報を紹介する。

 ガリア公国内においてはある意味特殊部隊ともいえるネームレス(懲罰部隊)。彼らの仕事内容といえば、正規の記録には残らない違法な作戦や死と隣り合わせになる危険な作戦ばかり。そんな彼らの前に、帝国軍特殊部隊“カラミティ・レーヴェン”が立ちはだかる。

将来を有望視されていた若き天才仕官クルト・アーヴィングは、冤罪によりネームレスへ落とされてしまう指揮系統がしっかりしているカラミティ・レーヴェンによる銃撃シーン。逃げ場がないぐらいの激しい攻撃を仕掛けてくる


■ カラミティ・レーヴェン キャラクター紹介

■ 帝国軍特殊部隊“カラミティ・レーヴェン”指揮官:ダハウ

『私は新たな道を拓こう。千年語り継がれる大罪人となる道を!』

CV:山寺宏一

特殊部隊カラミティ・レーヴェンを率いるダルクス人の指揮官。ダルクス人の独立という野望を胸に抱き、暗躍を重ねる

ダルクス人だけで構成されたカラミティ・レーヴェンは、自分達と似た様な境遇におかれていることを感じとるネームレス達ダハウはダルクス人として迫害される日々を過ごしてきたが、民族の優秀さと可能性に強い信念を持っているようだ

【ダルクス人とは】
 かつて、「ダルクスの災厄」を引き起こしたとされる者たちの末裔。ヨーロッパに伝わる神話では大地を焼き尽くしたダルクス人を、神が遣わしたヴァルキュリア人が成敗し、平和が訪れたとされる。そのせいもあり、ヨーロッパにおいては現在も忌み嫌われる存在。ヴァルキュリア人に成敗された際、姓を取り上げられたとされ、皆ファーストネームしか持たない。

■ 帝国軍特殊部隊“カラミティ・レーヴェン”副官:リディア・アグーテ

『そういうのを無駄な抵抗っていうのよね!』

CV:久川 綾

カラミティ・レーヴェンの副官の1人。ダハウの部下というよりも、ダハウの行動を監視するかのような言動が目立つ。何者かに派遣され、カラミティ・レーヴェンそのものを監視しているようにも見えるが……?

副官であるが、ダハウを監視しているように見えるリディア。会話の中に出てくる「あのお方」とは誰のことなのだろうか彼女はカラミティレーベンの切り札である巨大兵器「エヒドナ」を預かっている。エヒドナの攻撃力はネームレスの脅威となる

■ 帝国軍特殊部隊“カラミティ・レーヴェン”副官:ジグ

『独立の実現のため……いくぞ!』

CV:入野自由

カラミティ・レーヴェンの副官の1人。ダハウが掲げる独立の理想や、彼の英雄的な部分に憧れ、心酔している若きダルクス人

まだ若く、経験も浅いジグだが、負けん気の強さはカラミティ・レーヴェンで1番。一直線に突っ走る純粋さを合わせ持つジグは副官という立場にいながらも最前線で勇猛な戦いぶりを見せる。ジグが率いる部隊の攻撃は強烈のようだ

■ カラミティ・レーヴェン 巨大兵器「エヒドナ」

 帝国軍ゲルビル級試作戦車2号車。特別遊撃部隊“カラミティ・レーヴェン”に試験的に導入された巨大兵器。都市制圧用に大口径ロケット砲を搭載するなど攻勢に特化した試験車両。1号車と比べて回転砲塔式の主砲を採用、戦車砲門数も増強して武装強化している反面、重量が大幅に増えた分、機動力が犠牲になっている。

【巨大兵器「エヒドナ」】
機体スペック:全長:20.5m、全幅:11.6m、全高:10.5m、重量:285t 、最高速度:17km/h、機関最大出力:1,000hp/2,000rpm×2、武装:サヴォート 26口径250mm2連砲、クリム N-320 20口径76.2mm砲、同軸ウラヌス7.62mm戦車機銃×6、クリム N-237 37口径45mm砲、4連装ロケット砲




■ 進軍マップ/出撃人数について

 本作は、「進軍マップ」と呼ばれる地図を用いてストーリーを進めていく。各章の冒頭で物語の大きな流れが語られ、そこから地図上のシンボルを選択することで、その後のストーリーやミッションが進行していく。

 出撃ユニット数は前作より1.5倍多い最大9体に増えた。より多くの隊員を出撃させることが可能になったことで、前作以上の戦略性が深まったといえるだろう。

【進軍マップ/出撃人数】
ユエル市に接近する為のルートには、北ルートと南ルートの2つがある。どちらから攻めるかを決めるのはプレーヤー次第出撃隊員選択画面


■ ネームレス隊員紹介

【422部隊:No.56(ダイト)】【422部隊:No.45(セルジュ・リーベルト】
表向きは軍規違反という理由であったが、実際にはひねくれダルクス人というだけで、義勇軍からネームレスへと転属させられた。 隊員たちと打ち解けようとせず、心を閉ざしてしまっている元はガリア正規軍に所属していたが、とある理由で除隊を勧告されるに至ってネームレスに転属を希望した。常に軍人として生きることを願っており、戦場で危険な行為に及ぶことが多い




【物語と世界観】

本作の舞台となるのは、
征暦1930年代の架空のヨーロッパ大陸。

強大な勢力を持つ帝国と連邦に挟まれた
小国「ガリア公国」を舞台に物語は展開していく。

帝国のガリア方面侵攻部隊軍総司令官・準皇太子マクシミリアン率いる
帝国軍が、「ガリア公国」に侵略を開始した征暦1935年が物語の舞台となる。



(C)SEGA

(2010年 11月 24日)

[Reported by 志賀康紀]