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セガ、「戦場のヴァルキュリア3」プレス発表会を開催

主題歌&アーティスト、キャストなどを追加発表!


11月9日 開催

【戦場のヴァルキュリア3】
2011年1月27日 発売予定

価格:6,279円(UMD版)
   5,600円(DL版)



プレミアム体験会にも登場したリアラとイムカのコスプレをしたコンパニオンたちも登場

 株式会社セガは、秋葉原・UDXシアターにおいて、PSP「戦場のヴァルキュリア3」のプレス発表会を開催した。当日はプレス関係者だけでなく、先日行なわれたプレミアム体験会に引き続き、事前募集したユーザー50名を招待した。

 この発表会では、May'nさんが手掛ける主題歌「もしも君が願うのなら」、そして、未発表キャストとして、山寺宏一さん(ダハウ役)、久川綾さん(リディア・アグーテ役)、入野自由さん(ジグ役)の3人が明らかにされたほか、「戦場のヴァルキュリア3」のオリジナルビデオアニメを2011年春より展開すること、リエラとイムカの「ねんどろいど」が発売されることが発表された。

■ 主題歌「もしも君が願うのなら」をMay'nさんが手掛ける

主題歌「もしも君が願うのなら」を手掛けるMay'nさん

 発表会では、まず本作のプロデューサー・本山真二氏が登壇。本作は「ほかのゲームにない戦場の過酷さ、そこで生きる人たちのドラマを描きつつも、まったく新しいゲームシステムでまとめ上げ、新しいゲームファンにアピールできるタイトルとなっている」とあいさつ。続いて、昨晩完成したというオープニングムービーを上映した。本山プロデューサーは、「戦場の重厚さと、そこで生きる人たちのつらい境遇、後半は『自分たちは希望を失ってはいないぞ』、『つらい状況にも立ち向かっていくぞ』ということを表現したオープニングムービーになっているかなと思います」と映像に関して解説した。また「クオリティを落とすことなくこの発表会に間に合わせてくれたプロダクション I.Gのスタッフと、映像スタッフに感謝しています」と制作スタッフの労をねぎらった。

 その映像には、当然ながら主題歌「もしも君が願うのなら」が合わせてあり、続いてMay'nさんがステージに登壇した。拍手とともにステージに上がったMay'nさんは、「本当に壮大な世界観を映像でも感じることができて、本当にこの一瞬で涙を流すような、そんな素晴らしい映像になっていると思いました」とオープニングムービー初感想を述べた。「そこはやっぱりMay'nさんの曲が乗ってこそかなと思います」と話をかぶせた本山プロデューサーは、「本作のテーマを表現するときに、落ち着いたところから始まって、サビで盛り上がるそのギャップをきちんと出せる人といえば、May'nさんじゃないかなと思いまして」と主題歌の依頼のきっかけを語った。

 「もしも君が願うのなら」について「『本作の世界観を壊したくないな』ということがあったので、戦場のスケールだったりとか、各キャラクターが抱えている辛さや悩み、だけどそこから這い上がりたい、自分の手で変えていかなきゃいけない、といった思いを歌いたいなと思いました」とMay'nさん。「だから、誰にも言えない悩みを歌いたいなと思って。私は、『自分ひとりの力で這い上がっていく』といった強さをこのストーリーから感じたので、その思いを歌いました」と続けた。

 「作詞の段階から見せていただいたんですが、何度も何度も手を入れていただきましたし、レコーディングにもおじゃまさせていただいたんですが、その時もちょっとしたところにもこだわってもらって。傍で見ていて『すいませんそんなところまで』という気持ちになったりもしたんですけれども、おかげさまでいい曲に仕上げていただいたなと思っています。歌詞の中でも『君のために』といったちっちゃな思いを入れていただきましたし、戦争という大きな流れの中の物語になるんですが、その中に生きる人々のちっちゃな思いの積み重ねなんですね。ゲームを立ち上げて、1番最初に見て、聞いてもらうものとして、そこを歌っていただけたのは僕らにとってもうれしかった」と本山プロデューサーも満足げだった。

 この「もしも君が願うのなら」は、2011年2月23日に発売される予定のMay'nさんのセカンドアルバム「If you」のリードソングともなっている。

 最後にMay'nさんは「大人気の作品で歌わせていただいて光栄に思っています。「1」も「2」も好きだというファンの皆さんも、世界観は同じだけれどまた違う作品になっているので、今までのファンの方も、これから始める方も楽しめる内容になっていると思います。私の歌も最初にかかると思いますので、みなさんも一緒にゲームを楽しんでいただきたいなと思います」と締めくくった。

プロダクション I.Gが手掛けた、昨夜に完成したというオープニングムービーが上映された


■ ボスキャラ「ダハウ」役には山寺宏一さん!

「ダッハーウ!」とテンション高く登壇した山寺さん

 続いてヒロインの遠藤 綾さん(マルセリス役)と浅野真澄さん(イムカ役)の2人が壇上に登場。そして、未発表のメインキャラクターである帝国軍の特殊部隊“カラミティ・レーヴェン”指揮官であり、ダルクス人を独立させる野望を抱いて暗躍する「ダハウ」役を担当した山寺宏一さんが登壇した。

 「ダッハーウ!」とあいさつして朝のテンションのまま登壇した山寺さんは、オープニングムービーの感想として「素晴らしいですね。本当に完成が待ち遠しいと一層思いました。May'nさんの歌声とこの映像が素晴らしかったんですけれども、1番ホッとしたのがダハウが登場したことですね。私は未発表のまま終わったらどうしようかと思ったんですけれども、よかったなと思いました」と冗談を飛ばした。すると本山氏が、「(ダハウは)敵のボスで、大事な役ですから」とフォロー。

 続いて感想を求められた遠藤さんは「公式HPで見られる映像とは違ったので『これからどうなるんだ?』と続きが見たくなりました」とコメント。同じく浅野さんは「May'nちゃんの曲と映像を合わせて初めて見られたので、『こういう雰囲気なんだ』というか、ちょっと切ない感じとか、すごくよかったな、ということと、シリアスなシーンと一緒に、ちょっとはにかんだ絵があったりして、私も早く続きが見たいなって思いました」と2人とも続きが気になった様子だった。

 それぞれのキャラクターに関しては、ダハウは「ダルクス人で、迫害を受けてきた民族。自治区の建設のために暗躍するということで、本来は手を組みたくない相手とでも、政治的なことをいろいろ考えて手を組んで、とにかく自分の理想の国、そこで『平和に楽しく暮らすために背に腹は代えられない』ということで、常に大義を持って活躍していく(という役どころ)。主人公のクルトの『ネームレス』たちとは激しい戦いを繰り広げていくという、非常に重要な役です」と山寺さんが解説。

 遠藤さんはリエラについて、「ヴァルキュリア人ということで、重い宿命を背負っているんですけれども、クルトやイムカと出会うことで、本来明るい、女の子らしい面が出てきたりするので、ちゃんと見ていただきないなって思います」と解説。浅野さんは「ネームレスの中ではエースと呼ばれていて強いんですけれども、故郷をヴァルキュリア人に焼き撃ちにされて1人だけ生き残ったという悲しい過去があって。いつも心を閉じて、セリフも「……ない」といった否定的なものが多いのですが、実際は身長もすごく低くて、女の子らしい女の子なんじゃないかな、というところが垣間見えるようなキャラクターです」とイムカを紹介した。

 本山プロデューサーは「遠藤さんと浅野さんには東京ゲームショウでもステージに登壇いただいて、その時にもお伝えしたんですが、キャラクターの生い立ちなどにすごく共感していただいて演じていただいたなと。そこがすごく有り難かったなと思いますし、山寺さんが演じてくださったダハウも、ご自身がおっしゃられていたように、自分たちが生きるための強い信念を持ったキャラクターなので、そこを感情を殺してでも演じなければならないというところは、やっぱり『さすがだな』と思いましたし、単純に『かっこいいな』と思いました」と3人のキャストの感想を述べた。

 本作の世界観に関しては、「1935年の“架空のヨーロッパ”ということですけれども、いろんな事実をモチーフにしたりしているんだろうな、ということはいろいろ感じられまして、時代的にもそんな遠い昔ではないし、すごくリアリティがあるなと思いましたし、戦争の悲惨さはもちろん、迫害されたり弾圧された民族もたくさんいるんですよね。今朝の新聞にも少数民族の闘争で大変なことになっていたり(こういうことを)目の当たりにすると、それはすごいリアルな、そして重厚なテーマの作品だなと。その中にエンターテイメントがあるということで。こういう中で、悲しいかな、人間の本質が見えてきてしまうので、そういうところも描いているということで、非常に深い作品、ゲームだなと感じました」と山寺さんが一気に語ると、本山氏も「現実世界とのちょっとした“リンク感”を我々も大事にしています。ホントにリアルな事件を持ってきてしまうと、凄惨さがましてしまうのかと思いますけれども、それをいかにアレンジして、エンターテイメントとして仕上げていくかというところは僕らも心を砕いている部分です。架空とはいっても“ヨーロッパ”という現実にある名前を使わせてもらっているところもありますので、実際にあった出来事や僕たちが伝えたいことは物語にすべて集約しています」と続けた。

 収録に関しては「けっこうカタカナが出てくるものですから……それとなんといってもダハウという役は、典型的な英雄肌で、常に自信と余裕を持っているという設定なんですけれど、ご覧のとおり私、常に余裕のない、いつもジタバタしてまして……設定上ではダハウよりも21歳も上なんですけれども、いつまで経っても落ち着かないということで、ユーザーにとっては、ダハウはいろんなものを背負って、自分たちの独立のために、冷静に戦って、負ける戦いはしない、そして優秀なものは敵すらも褒める……これがなかなかできないですよね。自分の普段のことは捨てて、とにかくダハウになりきって、ゲームを遊んでいる方に“ダハウってこういう人間なんだな”とわかっていただこうという気持ちの持ち方が大変でした」と山寺さん。「ダハウと似ているところは?」と質問を投げられると「ありません!」と即答した山寺さんを女性陣は「ダハウみたいに見えますとも言いづらいし(浅野さん)」、「敵だもんね(遠藤さん)」とあわてながら「カリスマ性があるところが似ていると思います」とフォローしていた。

遠藤 綾さん 浅野真澄さん 山寺宏一さん



■ OVA化決定! 「戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃創」

2011年春からOVAが2巻の予定で展開される

 続いて、本作の映像化について発表が行なわれた。「戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃創」と題されたOVAは、2011年春より全2話で展開される。ゲームでは描かれていない部分をストーリーとして展開し、PlayStation Storeでの先行配信も予定されているだけでなく、ゲームとの連動も行なわれる予定。もちろん、キャストはゲーム版と全員同じということで展開予定だ。

 遠藤さんは「ゲームショウのときに楽屋で『映像として見てみたいね』という話をしていて。映像化ということで、もっとかけあえると思うと今から楽しみでしかたがないですね」と期待を述べた。浅野さんは「ゲームの中に描かれていない場面でも、『面白いところがあるんだろうな』と台本を見ていて思っていましたし、ゲームの収録の時は1人1人収録するんですけれども、キャストのみなさんと掛け合いができるのは今から本当に楽しみです」とこちらも期待のコメントとなった。


■ グッドスマイルカンパニ―とのコラボレートで「ねんどろいど」もゲームに登場?

リエラとイムカの「ねんどろいど」も製品化決定

 2011年春、グッドスマイルカンパニ―とのコラボレーションで、リエラとイムカの「ねんどろいど」も発売されることが決定した。イムカには、自作の巨大な武器「バール」も付属する。リエラにも同様のものを付ける予定があるそうだ。また、この「ねんどろいど」とゲームとのコラボレーションも構想に入っているとのことで、続報に期待してほしい。



本山プロデューサー

 最後、キャスト3人がそれぞれコメントを残した。遠藤さんは「ゲームからOVAから『ねんどろいど』まで、幅広く展開するということで、うれしいですし、これからもっともっと広がるように、新しい展開が生まれたらないいなと思いますので、ぜひ応援してください」とあいさつ。

 浅野さんは「私自身、アフレコの時からこの作品のファンになってしまいまして、とにかく見せ場がたくさんあって、面白い作品になっていると思うので、たくさんの人に見ていただきたいですし、私もこれからいっぱい展開していくといいなと思っていますので、ずっと見守っていてほしいです」とあいさつした。

 そして、「この作品がみなさんの心に残るものになればいいな、とキャストの1人として思っております。私もプレイするのを楽しみにしています。先ほどお2人がおっしゃっていたように、OVAや『ねんどろいど』だけでなく、さらには映画化、ハリウッドと……(会場笑)『戦場のヴァルキュリア』としてドーンと、世界で盛り上がるぐらい皆さんに育てていただければなと思いますので、みなさんよろしくお願いいたします」と山寺さんがコメント。会場を後にした。

 ラストに、本山プロデューサーが「まずゲームが発売になりますが、OVAや「ねんどろいど」など、どんどん盛り上げていきたいと思っております。ひいてはシリーズ全体が盛り上がっていければなと私どもも思っております。ぜひよろしくお願いします」と締めくくって発表会は幕を閉じた。

(C)SEGA

(2010年 11月 9日)

[Reported by 佐伯憲司]