カプコン、PSP「モンスターハンターポータブル 3rd」

オトモアイルーを訓練して狩りに連れていこう


12月1日 発売予定

価格:5,800円



可愛らしいだけでなく、ハンターとともに狩りに付いてきてくれる頼もしい相棒。“なつき度”を上げることで力を発揮してくれる

 株式会社カプコンは、12月1日発売予定のPSP用ハンティングアクション「モンスターハンターポータブル 3rd」の新情報を公開した。同作の価格は5,800円。アドホックモード/インフラストラクチャーモードに対応し、メディアインストールも可能。

 今回公開されたのは、オトモアイルーの育成に関する情報で、訓練する施設や、個性的なオトモアイルーを育てるために、オトモアイルーが覚える“オトモスキル”などの情報が明らかになった





■ オトモアイルーの訓練

 オトモアイルーは、ハンターをサポートしてくれる心強い相棒。ハンターと行動を共にし、独自の装備、スキルを身につけ様々な局面で助けてくれる。オトモアイルーをクエストに連れて行けるのは、シングルプレイ時は最大2匹、2人プレイではオンライン集会所で遊ぶときは「オトモ1」の1匹を連れて行くことができる。

 オトモアイルーはクエストや農場の訓練で成長し、レベルが上がっていくことで“なつき度”があがり、より優秀な働きを残してくれるという。


【オトモアイルーの訓練】
オトモボードからお気に入りのオトモアイルーを選択してクエストに連れて行ける
2人プレイでオンライン集会所を遊ぶ場合は、オトモアイルーを1匹ずつ連れていくことが可能

 ユクモ農場では雇ったオトモアイルーを訓練することができる。ここには「レギュラー」と「控え」がおり、オトモアイルーを連れて行けるのは「レギュラー」のみと言う厳しい決まりがある。

 オトモアイルーは様々な訓練に挑み、育っていく。ハンターは“オトモボード”からオトモ育成を選択し訓練内容を指示することができる。訓練の指示ができるのはレギュラーに登録できる5匹まで。“控え”に登録しているオトモアイルーは、1度レギュラーと入れ替えることで訓練することが可能となる。

 なお、オトモアイルーは攻撃方法、標的傾向、性格などに特徴を持っており、これらは変わらないという。


スクリーンショットは、レギュラーと控えの入れ替えを行なっているところ




■ オトモアイルー育成のための施設


 オトモアイルーは、いろいろな訓練をレギュラーのオトモアイルーに設定することで育てることができる。筋トレや腹筋でパワーアップを図ることができるが、訓練ばかりでは疲れる一方なので、たまに休憩させて信頼回復を図る必要があるという。

 さらに、ユクモポイントと交換することで、強力な訓練設備が開放することができる。今回明らかになったのは、防御力を大幅にアップする「ネコ丸太受け」と、攻撃力を大幅にアップさせる「ネコ薪割り」の2つ。


オトモボードにある様々な項目を使い、最高のパートナーに仕上げていきたい
ユクモポイントと交換することで施設を開放できる。今回は「ネコ丸太受け」と「ネコ薪割り」が明らかとなったが、これ以外にはどんな施設が用意されているのだろうか?




■ オトモスキル

 オトモアイルーは“オトモスキル”を覚えることで、クエスト中により役に立つ存在となる。最初は覚えることのできるオトモスキルも少ないが、オトモアイルーのレベルが上がるなど成長の過程でどんどん増えていく。

 あくまでも、オトモスキルはオトモアイルーが修得して初めて身につくことになる。オトモスキルを修得するためには“オトモポイント”が必要。この“オトモポイント”はクエストに連れて行ったり、訓練することで溜まっていく。

 また、オトモアイルーには“スキル記憶力”というものがある。オトモスキルにも簡単なものから難しいものまで千差万別で、もちろん難しいものほどスキルレベルが高く、その分スキル記憶力の消費も激しいものとなる。


【オトモスキル】
オトモスキルを修得させる修得させるとスキル記憶力を消費して“修得中”となる
修得中のオトモスキルはクエストクリアで修得となるオトモスキルが“修得済”となるとクエスト中に発動される

 「モンスターハンターポータブル 3rd」では、PSPの通信機能を使い、オトモアイルーを渡したり受け取ったりといったデータのやりとりができる。オトモアイルーの配信中はスリープモードとなり、通信相手を見つけたら自動的にやりとりを行なう。

 オトモアイルーを配信する際には、コメントや自分のギルドカードも一緒に配信することができる。ちなみにオトモアイルーは配信しても手元にもデータが残るようなっている。





■ モンニャン隊


ガーグァが引く荷車に乗るオトモアイルー

 日頃、オトモアイルーを訓練していると、優秀なオトモアイルーたちを“ニャンター”として冒険に出すことができる。各地に用意されている様々な「ニャンタークエスト」と呼ばれるクエストにオトモアイルーが出発していく。



 農場に専用の荷車を用意してもらえれば、「モンニャン隊」の編成や“ニャンタークエスト”の受注が可能となる。モンニャン隊は最大4匹まで一緒に出発させることができる。

 ニャンタークエストは通常のクエスト同様、クエストによって危険度が異なる。このため、オトモアイルーのステータスや装備も考えながら編成する必要がある。ニャンタークエストには勝手に行けるわけではなく、出発させるためには旅の旅費として参加するオトモアイルー分のユクモポイントが必要となる。

 ニャンタークエストから帰ってくると、モンニャン隊は報告を行なう。クエスト中に見つけたアイテムは全て報酬としてプレーヤーが得ることができる。また、参加したオトモアイルーたちも経験を得られるので、オトモアイルーとプレーヤーの双方が得をすることになる。

 ただし、ニャンタークエストに出発しているオトモアイルーは、もちろんこの地にいないので、プレーヤーのクエストに連れていくことはできない。

 ちなみに「モンニャン隊」とは、「モンスターニャンター隊」の略称。



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※画面写真は開発中のものです。

(2010年 11月 5日)

[Reported by 船津稔]