カプコン、PSP「モンスターハンターポータブル 3rd」

「清算アイテム」や「タル配便」などクエストで役立つシステムを紹介


12月1日 発売予定

価格:5,800円(通常版)
   7,300円(イーカプコン限定版)



 株式会社カプコンは、12月1日発売予定のPSP用ハンティングアクション「モンスターハンターポータブル 3rd」(MHP3rd)の新情報を公開した。

 今回は、本作のクエストレベルのほか、クエスト遂行中に役立つシステムとして「ポップアップアイコン」や「ルアー釣り」、さらに「清算アイテム」、「臨時ポーチ」、「鑑定アイテム」、「タル配便」の概要も明らかになった。

 本作のクエストレベルは、「下位」と「上位」に大別される。下位と上位では、モンスターの強さや獲得できる素材の種類が異なる。「下位」のほうが狩りや素材集めを行ないやすく、「上位」のほうは狩猟の難易度は高くなるが、その分高品質な素材を手に入れることができる。

【登場キャラクター】
村長
ユクモ村の村長。ハンター1人で受注可能なクエストを管理している。下位相当のクエストを紹介してくれる
コノハ(左)、ササユ(右)
集会浴場の集会所にある窓口には、下位クエストと上位クエストの受付がある。下位クエストの依頼は「コノハ」が担当し、上位クエストの依頼は「ササユ」が担当する

段差のある場所でもポップアップアイコンが表示される

■ ポップアップアイコン

 採集が行なえる場所では、頭上にアイコンを表示。道具を使わなくても素材を入手できる場所なら「?」アイコン、道具が必要な場所ではその道具のアイコンが表示される。採集には、回数制限が設定されている。

 道具が必要な採集については、アイテムポーチに必要な道具が入っていない時は、アイコンに×マークが表示され採集を行なうことはできない。○ボタンで採集を行なう際に使用される道具は、基本的に自動で選択される。


■ ルアー釣り

 前作までは、釣りをするにはエサが必要だった。しかし今作では、「ルアー釣り」が導入されたことで、エサを持っていなくても釣りを楽しめるようになっている。

■ 清算アイテム

 「精算アイテム」は、クエストを行なうフィールドで採集できる珍しいアイテム。「納品ボックスから直接納品する」、もしくは「クエスト終了後に納品する」の2種類の方法で清算することができる。

 直接納品する場合は、キャンプに設置してある赤い納品ボックスに持っていけば自動的に精算可能。いつでも、何度でも利用することができる。

■ 臨時ポーチ

 本作からの新要素で、クエスト時にのみ支給される。クエスト開始時には、「臨時ポーチ」を携帯した状態でアイテムポーチと同様の収納機能を利用できる。これにより、従来よりもさらに多くのアイテムを所持することができる。

臨時ポーチの導入により、より多くの素材を持ち帰ることができるようになる臨時ポーチに収納されていたアイテムは、クエスト終了時に自宅のアイテムボックスに転送される。リタイアした場合、アイテムはクエスト出発前の状態に戻る
前作までは、持ち込んだアイテムや現地調達したアイテムなどで、アイテムポーチが満タンになることが多かったが、それも臨時ポーチの導入によって少しは解消されそうだ

■ 鑑定アイテム

 「なぞのお守り」など、クエスト遂行中に手に入ることがあるアイテム。鑑定アイテムを所持していると、クエスト終了時に鑑定が行なわれ装備品を入手できる。これらの装備品の中には、鑑定でしか手に入らないものもある。


ニャン次郎

■ タル配便

 「タル配便」は、大きなタルと三度笠を被ったメラルー「ニャン次郎」(通称、転がしニャン次郎)が運び屋を務める宅配屋。クエスト中に手に入れたアイテムをニャン次郎に預けると自宅のアイテムボックスまで運んでくれる。


ニャン次郎には、村へ持ち帰ることができるものであれば、アイテムポーチと臨時ポーチに入っているすべてのアイテムを預けることができる
配達は、1つのクエストにつき1回のみ依頼できる。タル配便は、依頼を受けたら即配達という流儀があるようなので、よく考えてから利用したいユクモ村に戻ると、自宅のアイテムボックスにタル配便に依頼した荷物が納められている

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※画面写真は開発中のものです。

(2010年 10月 28日)

[Reported by 中野信二]