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バンダイナムコゲームス、「テイルズ オブ」シリーズ2010年度ラインナップ発表会を開催
15周年記念タイトル「Next Tales of (仮称)」など4タイトルを発表


8月2日開催

会場:バンダイナムコゲームス本社


吉積信ゼネラルマネージャーによって解説された「テイルズ オブ」シリーズ15周年と今後の展望

 8月2日、株式会社バンダイナムコゲームスが東京・品川区にあるバンダイナムコゲームス本社にて「テイルズ オブ」シリーズ 2010年度ラインナップ発表会を開催した。

 本発表会では2010年度にリリースされる「テイルズ オブ」シリーズとして、PSP「テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)」、PSP「テイルズ オブ ザ ワールド レディアントマイソロジー3」、PS3「テイルズ オブ グレイセス エフ」、PS3「Next Tales of (仮称)」の4タイトルが発表された。特に注目が集まりそうなのがシリーズ15周年記念タイトル「Next Tales of (仮称)」。公開された情報は少ないが、ファンなら少しの情報であっても見逃さないでほしい。

 早速、発表された情報をお伝えしていく。




■ 2010年度のテーマは「Tales With.」。ユーザーと共に歩むテイルズを目指して!

 発表会冒頭には取締役である中谷始氏が登壇。「『テイルズ オブ』シリーズは、累計1,200万本のセールスを達成しているバンダイナムコゲームスの主力タイトルであり、これはお客様のご支持によるもの、今後もシリーズを通して愛・夢・勇気を提供していきたい」と語った。

 次に登壇したのが吉積 信ゼネラルマネージャー。シリーズの中軸となるマザーシップタイトル、外伝的な位置づけのエスコートタイトル、アニメーション、イベントなど、1995年から2010年までの「テイルズ オブ」シリーズを振り返り、2010年度のテーマ「Tales With.」を発表。このテーマには、ユーザー、流通、メディアの皆様と共に歩んで行くという気持ちが込められているという。


「テイルズ オブ」シリーズで愛・夢・勇気を提供していきたいと語る中谷 始取締役 2010年度のテーマ「Tales With.」を発表する吉積 信ゼネラルマネージャー


■ PSPでリリースの2タイトル「テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)」、「テイルズ オブ ザ ワールド レディアントマイソロジー3」

制作プロデューサー大舘隆司氏
8月5日発売のPSP「テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)」

 さて、まず制作プロデューサーである大舘隆司氏が最初にプレゼンしたタイトルは、8月5日発売のPSP「テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)」(以下、TOPなりダンX)。

 本作は「テイルズ オブ ファンタジア」(以下、TOP)の続編として、各キャラクター達の後日談が描かれるRPG。「TOP」の主人公「クレス」たちがいた時代の約100年後を舞台に、「ディオ」と「メル」の2人が様々なコスチュームに着替えることでその職業になりきって戦う「なりきり士」となり、困っている人々を助けながら、彼ら自身の出生の謎を解く冒険に旅立つ。さらに同時収録として、新キャラの追加などの改良が施された新たな「TOP」となる「TOPクロスエディション」も収録されたお得なタイトルになっている。今週発売ということで、木曜が待ち遠しく感じている人が多いのではないだろうか。

 本作ではパスワードによる展開にも力を入れているという。メディアなどで公開されるパスワードを入力すれば、コスチュームなどが獲得できる仕組みを採用している。

 無料体験版が配布中なので、興味があればダウンロードしてみてはいかがだろうか。ダウンロード方法などについては公式サイトを参照してほしい。


職業になるのではなく、コスチュームに着替え、なりきって戦う「TOPなりダンX」。ゲーム中だけでなく、メディアなどで公開されるパスワードで獲得できるコスチュームも存在する 8月4日に発売されるOP曲「ガラスの花」、アルバム、サントラの3枚を揃えると1枚の絵になる

2011年発売予定のPSP「テイルズ オブ ザ ワールド レディアントマイソロジー3」。いち押しはやはりキャラクターが多いことで、プレイ可能なキャラクターは76体、冬に向けて随時情報が公開されていくとのこと
3代目となる「カノンノ」=カノンノ・グラスバレーは平野綾さんが演じる

 続いて紹介されたのが2011年発売予定のPSP「テイルズ オブ ザ ワールド レディアントマイソロジー3」(以下、TOW3) 。歴代「テイルズ オブ」のキャラクターが多く登場するファン垂涎のシリーズ。世界樹と世界樹が生み出したとされる星晶(ホスチア)というエネルギー鉱物で発展を続ける世界ルミナシアを舞台に、カノンノというシリーズに共通して登場しながらも全て別人である少女とプレーヤー自身を中心に物語が進む。3作目となる本作ではとうとう世界樹の謎が明らかになるようだ。

 

 冒頭で放映された映像では、新たなる3人目のカノンノ、アスベル・ラント、ノーマ・ビアッティ、コハク・ハーツ、チェルシー・トーン、ユーリ・ローウェルなどが登場。戦闘シーンではTPが採用されているが、「テイルズ オブ グレイセス」(以下TOG)のキャラクター、アスベル・ラントが登場するということで、チェインキャパがどうなるのか、またアラウンドステップがどうなるかも気になるところだ。

 カノンノはシリーズを通して登場するヒロインで本作での名前はカノンノ・グラスバレー。カノンノは、シリーズごとに季節を元にデザインされており、前々作が春、前作が夏、本作が秋で、赤をベースにしたデザインになっている。大舘プロデューサー曰く、今回のカノンノはシリーズ歴代のカノンノの中で1番“凛”としているとのことで、どんなキャラクターなのか詳細が気になるところだ。CVは平野綾さんが担当。放映されたビデオレターでは、「普段こういう役柄を演じることはなく、いろんなパターンを考えて収録に臨んだ」と力の入れようを感じさせるコメント残した。

 本作でのパワーアップ要素を一気に紹介していこう。まず、キャラクターは前作の1.6倍となる80体以上が登場し、歴代キャラクターのボイスは全て新規収録。キャラメイキングではパーツのパターン増加に加え、身長・体型の設定が可能となり、より自由なカスタマイズが実現できる。秘奥義は新規に書き起こし、前作では「テイルズ オブ レジェンディア」(以下、TOL)のキャラクターに秘奥義がなかったが、「TOL」の仕様書に記載されながらも実装されなかった幻の秘奥義を本作で初めて実装。

 また、ダンジョンは、近作のシリーズでの設計やカメラアングルに近づけ、凝ったギミックで“解く”楽しみが味わえるように作成し、ダンジョン数自体も増加。過去のシリーズを思い出させるようなものも用意されているとのこと。前作で好評だったユーザーによる傭兵アップ/ダウンロード機能は健在で、さらにパワーアップしているという。詳細は公式サイトなどで発表予定なので期待しておこう。ユーザーから要望の多かったデータインストールに対応。「TOW2」にもあったセーブデータ特典は本作でも搭載されており、前作、前々作に加え、「TOPなりダンX」でも特典が得られる。

 最後に「TOW2」のベスト版が9月29日に2,800円で発売されることも発表された。




■ 後日談が楽しめるPS3「テイルズ オブ グレイセス エフ」、15周年記念タイトルPS3「Next Tales of (仮称)」

制作プロデューサー・馬場英雄氏
今冬発売予定のPS3「テイルズ オブ グレイセス エフ」

 Wiiで2009年11月に発売された「TOG」が、多数の追加要素をプラスし「テイルズ オブ グレイセス エフ」(以下、TOGF)となってプレイステーション 3で今冬発売されることが決定した。「TOG」はシリーズで初めて戦況に応じて攻撃方法を任意に切り変えられる「スタイルシフト リニアモーションバトルシステム」や360度ステップで移動できるアラウンドステップを搭載したタイトル。

 本作では「TOG」で収録された内容に加え、本編クリア後から半年後のストーリーを描いた「未来への系譜編」が追加され、本編終了後の謎に応える内容になっている。追加収録分の音声は台本3冊分と、「TOG」の本編の台本(4冊)と比べても2倍近くという大ボリュームになっている。半年後ということで新たにデザインされた生活感のある新衣装、PS3に合わせたHD化(アウトラインを描画しつつも、やわらかい絵柄に調整していくと馬場氏は語っていた)、術技・秘奥義の追加など多くの面でパワーアップを果たしている。プレゼン中に紹介された画面写真にあった「Accelarate Mode」というのも気になるところだ。なお、「TOGF」のFはFutureを指している。

 アスベル・ラント役の櫻井孝宏さんからのビデオレターも放映され、「キャラクター同士の絆の強さがドラマとして面白くなっていて、前作プレーヤーだけでなく、本作からでも楽しめるものになっている」と本作の魅力を語った。

 会場で放映されたPVは8月下旬に公式サイトやPlayStation Storeにて配信が予定されている。


「TOGF」では、時間の経過によって後日談パートでは衣装も新しくなる さらに追加要素があるが、今回は詳しく紹介されなかった

 続いて紹介されたのがシリーズ15周年記念タイトル「Next Tales of (仮称)」。ゲーム性についてわかるようなものではなかったが、街と思われるイラストなど、ごく短い映像が放映された。キャラクターデザインやアーティストは今後発表ということで誰になるのか気になるところだ。アートデザインはバンダイナムコゲームス奥村氏が担当。シリーズの良さは残しつつ、新しい遊びを追加した、15周年に恥じないタイトルになるという。

 なお、「『テイルズ オブ ユナイティア』というタイトルになるとネット上で話題になっているとスタッフから聞きましたが、そういうタイトルにはならないと思います(笑)」とも馬場プロデューサーは語っていた。

どんなタイトルになるのか期待が高まる15周年記念タイトルPS3「Next Tales of (仮称)」



■ 世界中の方に楽しんでもらえる、期待してもらえるタイトルを目指して

 最後に吉積ゼネラルマネージャーが再登壇し、「テーマとして『Tales With.』と発表しましたが、皆さんの意見を聞くことで『テイルズ オブ』シリーズは次のタイトルに進めます。毎回次のタイトルに全力投球し、これまでのユーザー、これからのユーザー、世界中の方に楽しんでいただける、期待してもらえるタイトルにしていきたいと思います」と、本発表会を総括した。

 「Next Tales of (仮称)」以外にも15周年記念として、2冊の本の制作が決定。第1弾は、シリーズの歴史を凝縮し、ストーリーやキャラクターを秘蔵イラストを交えて掲載した「テイルズ オブ クロニクル (仮)」。第2弾は、2004年以降に描かれたシリーズ関連イラストを集約した「いのまたむつみ テイルズ オブ 画集 2004-2010 (仮)」。どちらも2010年冬発売予定、価格未定。

 15年もの間リリースを続け、多くのファンに愛され続ける「テイルズ オブ」シリーズ。今後の展開に期待していきたい。



(C)藤島康介 (C)1994-2010 NBGI
(C)いのまたむつみ (C)藤島康介 (C)NBGI
(C)いのまたむつみ (C)2010 NBGI
(C)NBGI
「テイルズ オブ ザ ワールド レディアントマイソロジー3」、「テイルズ オブ グレイセス エフ」の画面は開発中のものです。

(2010年 8月 2日)

[Reported by 木原卓]