「東京ゲームショウ2010」、TGSフォーラム 2010、および
20回記念企画「アジア・ゲーム・ビジネス・サミット」の概要発表
「東京ゲームショウ 2010」のメインビジュアル |
社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)と日経BP社は、9月16日(一般公開日は9月18日、19日)から幕張メッセにおいて開催される「東京ゲームショウ2010」において、ゲーム業界委関係者を対象に併催される「TGSフォーラム 2010」および、20周年企画「アジア・ゲーム・ビジネス・サミット」の概要を発表した。
「TGSフォーラム 2010」はビジネスデイの2日間に開催される業界関係者向けのセッションで、今年も開幕初日に基調講演が行なわれ、2日目には専門セッションとして「ソーシャルゲームセッション」、「3D(立体視)セッション」、「携帯電話ゲームセッション」、「アジアゲームビジネスセッション」の4セッションが予定されている。たとえば携帯電話ゲームセッションでは、Googleのデベロッパー・アドボケイトのクリス・ブルエット氏をはじめ、ドコモ・ドット・コムの三好大介氏などが参加し、スマートフォンやオープンプラットフォームに関する議論が交わされる予定となっている。いずれもタイムリーで注目度の高い議題についてセッションが行なわれる。
基調講演は無料だが、登録が必要。なお、登壇者は現在交渉中となっている。専門セッションに関しては1セッションにつき前売りが8,000円、当日10,000円となっている。先着で受け付け、定員に達し次第締め切りとなる。
一方、新企画となる「アジア・ゲーム・ビジネス・サミット」は20回記念企画として開催される。参加費は無料。9月16日の13時から15時までの開催が予定されている。サミットへの登壇者は日本からはカプコンの辻本春弘氏、スクウェア・エニックスの和田洋一氏、韓国・ハンゲームのジョン・ウク氏、NEXONのソ・ミン氏、台湾からはXPEC Entertainmentの許金龍氏、ガマニアデジタルエンターテインメントの劉柏園氏となっている。このほかにも中国メーカーからの登壇者も調整中で、そろえば、文字通りアジア各国、各地域のメーカーがそろうこととなる。
メインテーマは「アジア圏におけるゲーム・ビジネスを発展させるために(仮)」で、ディスカッションテーマとしては「アジア圏におけるビジネスチャンスについて」や「国際的な開発協業体制について」などが取り上げられる予定となっている。どれだけメーカー間の垣根を越え、ぶっちゃけの論議が交わされることに期待したいところ。
(2010年 7月 28日)