ドワンゴ、iモード「風来のシレンDX 月影村の怪物」4月下旬配信

「風来のシレン4」の前章となるGB版をリメイク


4月下旬 配信予定

料金:未定



「風来のシレンDX 月影村の怪物」イメージイラスト

 株式会社ドワンゴは、iモードサイト「風来のシレンDX」にて、RPG「風来のシレンDX 月影村の怪物」を4月下旬より配信する。利用料金は未定。対応機種は、FOMA 905i/705iシリーズ以降の予定。

 「風来のシレンDX 月影村の怪物」は、1996年にゲームボーイ用として発売された「風来のシレンGB 月影村の怪物」をリメイクしたもの。モノクロだったグラフィックスをフルカラーに一新し、さらにこれまでのモバイル版「風来のシレン」シリーズで培われた通信機能も搭載する。


【スクリーンショット】
ゲームボーイ版(左)とiモード版(右)の比較

 また本作は、モバイル版としては初めてストーリーが展開される。人里離れた山間にある月影村を訪れたシレンは、村を悩ませる怪物に子供を生贄として差し出していることを知る。シレンはその子供を救出し、怪物「オロチ」の謎を解き明かしていく。

 ゲームプレイにおいては、基本的には「風来のシレン」シリーズと同様のターン制で、ダンジョンに落ちている武具やアイテムを駆使して、待ち構えるモンスターやワナを潜り抜けながら奥深くへと進んでいく。その上で本作には、ダンジョンにいる村人を助け出した後、村人を守りながら地上へ戻るという独自要素がある。

 なお本作は、2月25日に株式会社スパイクから発売されたニンテンドーDS用RPG「風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ」の少し前の話という設定になっている。ゲームボーイ版は現状は入手が難しいだけに、今から「風来のシレン」シリーズのストーリーを楽しみたい人にとっては貴重な存在となりそうだ。

【アクセス方法】
・iMenu → メニューリスト → ゲーム → ロールプレイング → 風来のシレンDX


【スクリーンショット】
モバイル版としては初のストーリーは、怪物「オロチ」に悩まされる村で展開される。シリーズの中での位置づけとしては、「風来のシレン4」の前章となる
グラフィックスはゲームボーイ版から大幅に進化。モバイル版が得意とする通信機能にも対応する

(C)2010 CHUNSOFT

(2010年 4月 7日)

[Reported by 石田賀津男]