エキサイト、WIN「スペルボーン」

バトルシステムやゲームの世界観などを公開


9月4日 公開



 エキサイト株式会社は、同社の運営するWindows用テクニカルバトルMMORPG「スペルボーン」の世界観やシステムなど特徴の一部を公開した。

 今回公開された情報は、大まかに分けグラフィックス部分の「世界描写」、戦闘システムの「テクニカルバトルシステム」、特徴的な「クエスト」、そしてスペルボーンの世界背景とワールドマップの4つ。

■ 独特の世界観を細部まで表現

 「スペルボーン」のグラフィックスは、空を覆う魔力の渦、かつて栄華を極めた文明の名残を残す廃墟となった都市群、それらの中で暮らす人々。その世界観を徹底的に描き込んだ表現をしている。崩壊した世界では、すべての生物が自己の生存をかけて日々戦っており、衛兵と山賊、国家と宗教といった人間同士の争いはもちろん、モンスター同士でも弱肉強食のルールに則って互いに戦う光景を冒険中にみることができるという。


【崩壊した世界】

【壮大な世界】

【敵対関係】

■ テクニカルバトルシステム

 「スペルボーン」の戦闘は、ターゲットを固定するようなことがない「ノンターゲッティングシステム」を採用しており、相手との距離やエイミング(照準合わせ)が攻撃や回避の成否に重要な影響を与える。このシステムを利用すると、自分がターゲットに攻撃を行なったのち、相手の攻撃モーションを先読みして回り込んだり、後退したりすることによって、ヒットアンドアウェイの状態が成立し、自分よりも遙かに高レベルのモンスターをノーダメージで倒すことも可能だという。

 またプレーヤーキャラクターのスキルにはスキルを組み合わせた「スキルデッキ」というものが存在し、通常の攻撃をはじめ、魔法や補助技能もすべてがスキルとして扱われる。

 スキルを使うためには、最大で縦6×横5で構成された「スキルデッキ」にスキルを登録し、戦闘中にスキルを使う度に表示される「コンバットドラム」が回転。同じ横の列に並ぶスキルを連続で使うことはできず、縦の組み合わせなどをうまく利用して戦術を組み立ていく。

 また「スキルデッキ」に登録できるスキルには、「スタート」、「チェーン」、「フィニッシュ」の3種類の属性があり、これらの属性を利用して「スタート」から「チェーン」、そして「フィニッシュ」までのスキルを連続で発動させることで威力が増大する「スキルコンボ」といった要素もある。

【テクニカルバトル】

■ 1,000以上に及ぶ豊富なクエスト

 「スペルボーン」には、世界観とストーリーを楽しむことができるクエストが1,000以上用意されている。クエストには街の住人からの頼み事を聞いたり、衛兵と共に山賊を退治しに行ったりする小さなものから、プレーヤー同士でパーティを組み、ダンジョンの奥深くにいる巨大なモンスターを退治するものまで様々なクエストが存在するほか、プレーヤーが冒険する舞台から数百年前の悪魔によって支配されていたスペルボーンの世界をシナリオクエストとして追体験することもできる。

 また「スペルボーン」のクエストは、全てが1度しかクリアすることができないため。繰り返して行なう作業的なことがなく新しいクエストを楽しむことができるようだ。

【クエスト】

■ スペルボーンの世界背景とワールドマップ

 「スペルボーン」の独特な世界観の最も特徴的な現象である「デッドスペルストーム」は、遙か昔に大地を引き裂いた魔力の暴風で、人々からは「崩壊の大渦」と呼ばれている。プレーヤーが活動する冒険の舞台は5つの大陸になっており、各地はデッドスペルストームの中を漂っているため、スペルボーンの世界では見上げた先に見えるものは空ではなく、不気味に光る魔力の嵐となる。公式サイトにて公開されているストーリーのページでは、このデッドスペルストームが発生した過去から現在までの大筋を確認できる。



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(2009年 9月 4日)

[Reported by 鬼頭世浪]